その女､CSI科学捜査班につき〜真夜中の訪問者２８

　10/28以来の”真夜中の訪問者”です。トランプ大統領が夢に出てきてから､中々有名人が夢に出てきてくれません。というより､ここ1ヶ月半ほど夢らしい夢を見てませんでした。
　しかし､先日ようやく美味しい？夢を見ましたな。アメリカのTVドラマに｢CSI科学捜査班｣というのがある。ラスベガスを舞台に､科学捜査班(CSI)が凶悪犯罪に挑むドラマだ。
　飽きずに300話以上も作られ､超マンネリ化したドラマだが､眠れない時に見るとすぐに眠くなるから､凄く重宝する。
　深夜に､たまたまそのドラマ見てたら､そのCSIの現場がそっくりそのまま夢に出てきた。エエエ〜。

密室での危険なパーティー？

　夢の舞台は､西海岸のとある高層ビルの密室です。捜査班は2班に分かれ､ある殺人事件の鑑識を依頼されます。ライバルのグループは早速､死体を解剖し､必死に検査を行ってました。
　一方我々の班は､無機質でひんやりとした一室で､ビールやウィスキーを呑んで､はしゃぎ捲ってます。我々は男2人と女2人の計4人のグループでしたが､同僚の男が呑みすぎて､先に家に帰ると言って､部屋を去ります。
　残された3人は､益々ハイテンションになり､いきなり”1対2”のSEXパーティ状態になりました。相手は白人女とラテン女で､仕事は体たらくですが､SEXに関してはプロ級のプロでした。
　白人女の方は自ら手錠を両手にはめ､私めの欲情をソソります。私はもう一人の女にも手錠をはめ､2人とも雁字搦めにしました。
　こうなると状況と結果は誰の目にも明らかですね(笑)。ワインを頭から掛け､ウイスキーボトルの先をプッシーに突っ込みます。酒池肉林どころか､全くのクレイジープレイでしたな。しかし､クリスマスイブの深夜のお祭りにしては､凄く充実したものでした。
　ただ不思議なのが､テーブルの上には酒類ばかりで､食べ物やツマミが一切ないのです。死体を安置する冷たいキャビネットの上には､アルコールがずらりと並んでるだけ。酒というよりメチルに近かったですね。
　
　しかし､楽しかったのはここまででした。多分､ライバルのグループが噂を漏らしたのか？先に出ていった同僚が漏らしたのか？
　いきなり､市警の上司が乗り込んできて､カミナリを喰らわす。正直殺されると思いました。しかし､その時です。電源が落とされたらしく､部屋は真っ暗に。
　女たちは悲鳴声を上げ､私は状況を掴めませんでした。携帯を取り出し､助けを呼ぼうとするも圏外です。
　しばらくすると､誰かが部屋の中に入ってきました。真っ暗な状態の中､私は床に這い蹲り､裏ドアを必死で探し､そこから階段を使って逃げようと思いました。
　しかし私は､一応は警察の人間です。正義感や使命感も手伝ってか､勇気を持って部屋の中に戻りました。しかし､そこにはもう誰もいません。

　携帯のディスプレーの明かりで周りを照らすと､怒鳴り込んできた上司はメッタ刺しにされ､2人の女のうちの白人女の方は手錠がハマったまま､ズタズタに切り裂かれ､出血多量の即死状態です。
　もう一人の女性は､傷を負いながらも何とか息をしてました。私は女の手錠を外し､意識の確認をします。返り血を浴び､全身は真っ赤でした。女を背負い裏ドアを開け､非常階段を降りて逃げようと思いましたが､運悪く犯人が待ち構えていました。
　犯人の一人と取っ組み合いになり､持っていたボールペンを相手の頸動脈に突き刺し､何とか九死に一生を得たと思った瞬間､もう1人の犯人に､後ろから突き落とされてしまいました。
　突き落とされた私をもう一人の自分が見ていて､何だか変な感覚でした。そこで夢が醒めたんですが。クリスマスのプレゼントにしては趣味が悪すぎますね(笑)。

夢の続き

　再び眠気が襲い､目が覚めると私はあるビルの最上階の部屋に寝てるではないですか。重症を負ってるらしく､全身には包帯が巻かれてした。そ〜うなんです､私は死んではいなかったんです。
　その部屋というのが､とても広い事務所の一室みたいな所で､何とか起き上がり､周りを見渡すも誰もいない。
　10階程のビルでしたか､全ての階を見回っても誰もいない。部屋に戻り､包帯を外してると､一人の男が入ってきました。
　”隣のビルの5階ではパーティがあるらしいぜ”とだけ言い残し､すぐに出ていきました。

　自分が何者か？何をしてる人間なのか？全く何も掴めませんでした。ただただ部屋中を行ったり来たりしてるだけです。すると先程の男が食事を持ってきてくれました。
　”腹が減ったろ､食べ終わったらこれに着替えてパーティに来いよ”と､スーツを置いて出ていきます。
　普段なら､ここら辺で夢だと気付くんですが､｢CSI捜査官｣の続きだと思ってるから､必死で仲間を探しました。
　そして､隣のビルの5階に辿り着きます。そこには着飾った貴婦人が沢山いました。
　受付嬢が”案内状は持ってます？”と尋ねると､私は”この近くで殺人事件があった筈だが”と意味不明な事を口にしてしまいました。
　すると後ろにいた貴婦人が､”このお方は私の大事なパートナーなの､お部屋に通して頂戴”と囁くではありませんか。

　私は振り返り､その女性の顔を見た。何とその女は､手錠をハメられたままメッタ刺しにされ､殺された同僚の女だったのだ。
　アレレのれ〜！そこで夢が醒めた。

最後に

　久しぶりに見た夢がこんな夢ですが､私は不思議と外人にモテる所があって､一度映画館で黒人女性に誘われた事があります。
　”誘う女”じゃないですが､黒人女のエロい瞳を見て､直感しました。でも私には勇気がありませんでした。
　夢の中の自分みたいに､ごく自然に振る舞う事が出来れば､人生なんてチョロいもんですが。現実は夢の海を泳ぐ様には出来てませんね。

　今回､夢の中に出てきた2人の女性ですが､私の勘違いか｢CSI科学捜査班｣ではなく､｢CSI•NY｣に登場する2人の女優さんでした。
　いま､Dlifeで｢CSI•NY｣(S9)を見てて､もうビックリです。何と､めった刺しにされた方はアンナ•ベルハップ(写真)という女優さんでしたな。夢の中で見た時は､エリザベス•シューかなと思ったんですが。
　どんな変テコな夢だろうが､人気ドラマの女優さんが出てきたんだから､今年は最後の最後でいい年だったと思う事にしよう。いや､そうでないと人生なんてヤッてられんし､生きてても意味がない(^^♪。