コールガールも後2回ほどでお別れです。何だか更新するのが辛くなってきました。本当は延々と続けたいのですが。何でもそうですが、何時かは別れが来るものです。
そこで、今回はちょっと一息入れます。
この”コールガール”ブログも”リーマン”ブログとほぼ同時に始めたんですが、あんまり理解してもらえなかったというのが、正直な気持ちです。
性というのが、単なる悦楽とファンタジーという”大人の娯楽”として捉える欧米と、倫理と道徳に反する”禁断の行為”とみなす日本との違い。そういうものが根底にあるのではないかと。勝手な予想ですがね。
それに、ホントはここまで長々と書くつもりはなかったんですが。インテリ女から見た等身大のコールガールというのに、非常に強く惹かれたのも事実で。
なぜ、インテリ女は体を売るのか?
この本を読めば、アメリカにおいて、特に20代の若い娘や東部エリート大学の女子学生たちが、極々普通に何のためらいもなく、コールガールという禁断の?仕事に身を染めるのには、正直驚かされました。
勿論、日本でも極々普通のお嬢さんが風俗店で働いてます。経済的な理由もあるだろうし、思い切り贅沢をしたいとか、店を立てて独り立ちしたいとか、将来海外に住む為の資金稼ぎとか、様々な理由があろうかと思います。
しかし、意外な事に彼女たちは普通過ぎるの女の子である事に驚かされます。映画やTVドラマに出てくるお決まりの、極貧の環境で育った家出少女や、シャブ中に染まった不良少女ではないのです。元暴走族のスケバンといったタイプでもない。昔ながらの生活の為に体を売るという”後ろめたい正義”が過去の産物にも思えてきます。
単にSEXが好きだからやってるというドライな女性も結構います。クラブやラウンジで、爺さんのお酌をするのがイヤだという美人のホステスもいました。
性を買うという事
お陰で堅物である筈?の私も、意外なほど楽な感じで風俗というものにのめり込めた。性を買う事が日常生活の一部みたいに思えました。
それまでは、”性”というとソープランド位しか思い浮かばなかったんですから。化粧の濃い太り気味のオバサンが事務的に”仕事”をこなすというイメージです。実際、その通りなんですが。でも、今は随分と若返ってるみたいです。
西日本唯一の繁華街である中洲でも、新規の風俗店が流行った頃は客層も若く、それに呼応するかのように女の子も非常に若かったんです。
勿論、彼女たちは全くの素人でしたが。恋人とやってる様な気分で毎日が新鮮でした。
それに割引券を使えば、僅か数千円でやれた時代です。3軒ハシゴしても万札からお釣りが来るんです。終電に遅れても、店が或いは女の子が車で送ってくれる事もありました。今では少し考えられないですが。
全く、あの頃は夢のような時代でした。タダ券という名刺を貰った時は、世の中をいや、目を疑いましたな。その娘を指名すれば、ずっとタダなんですよ。家族に不幸がなかったら、ずっとそのままのめり込んでたでしょうに。
僅か3ヶ月ほどで”中洲の顔”になってた程でした。それに、田舎で飲むよりもずっと安く付きましたから。ただ、往復の通い時間が半端なかったんですが。
でも、あのまま中洲に毎晩のように屯してたら、その手の人に殺されてたかもです。神様はちゃんと見てたんですね。
娼婦を演じるという事
著者のジャネットは”夜の仕事”では、30代ながら20代の大学院生を演じてます。正直、若い日本人の繊細な感性ならばすぐに判ります。
彼女がパキスタンのイケメン?学生に騙されたのも、当然と言えば当然ですね。
勿論、歳をとれば感性も鈍くなり、別に30代でも40代でも構わないんですが?私も若かったんでしょうね。20前後のマシュマロのような滑らかな肌触りに、自分と時を忘れてすっかり埋没してしたんです。
ま、私事はそこそこにして。
こういうと人種差別のように聞こえますが。白人女性はコールガールに向いてると思うんです。肉体的にも性格的にも、そして見た目にも。
一方、繊細で閉鎖的で華奢な日本女性は、アジア人女性の中でも、特に娼婦には向かないと。ソープランドなんかその典型ですね。
そういう私も、性産業がグローバル化したとしたら、日本の女性は出来るだけ避けますね。共食いをしてるみたいで辛い。繊細な日本男性は、派手な作りの”ガイジン女”がお似合いかもしれません。
娼婦の事を”プロステチュート”(prostitute)というんですが。本来の意味は、”才能を売る”という意味です。芸術家も作家もプロスポーツ選手も実業家も、そして政治屋も、全て自らの才能一つで身を立てるという点では、”娼婦”と同義という事。
その身体一つで勝負する娼婦の世界。快楽の悦楽のファンタジーを求めるとは言っても、肉体と肉体との摩擦と火花が散る訳で。仕事とはいっても、遊びとはいっても、感情がそこには確かに存在する。肉体と感情と思考は、蜜に繋がってんです。
性と仕事を割り切れる程、人間は強くない。仕事でも遊びでも、SEXには変わりはない。SEXに主観も客観もない。娼婦だって、好みの男性と”性売”(商売をもじりました)したい筈。厭な客には嫌な女というのが暗黙のルールらしくて、これは世界共通ですね。
”性”で、学問と地位は買えるのか?
ジャネットが私生活での性と仕事の性を分けようとする程に、大きな矛盾と葛藤とストレスが彼女を包み込むんですが。大量のコカインとアルコールの摂取はその裏付けでもあるんです。
ジャネット嬢が娼婦に向いてるかどうかは、私の立場では何とも言えないのですが。流石に終盤はキツかったかなと。年齢は正直なんですね、体を張っての商売は特にです。
でも彼女はよく頑張った。コールガールと非常勤講師の二刀流。大谷の3倍は頑張ったと思う。でもコカインのやりすぎは、確実に彼女の精神を内側から蝕みましたがね。でも、肉体と頭脳は犯されなかった。これこそが彼女の偉大な所です。
コールガールとしてのジャネットの前半戦は、精力的で調子良かったが、終盤は少し可哀相でした。そこまでして、東部のエリート大学と大学院で必死に学び、教鞭をとろうとする意気込みは、理解できなくもないが。
身体を売ってまで大金を叩き、就学する必要が何処にあるのか?と思わなくもない。
でも3年に渡るコールガールと大学講師の両立は、どんな学問や辛辣な経験よりも偉大なる彼女の冒険の”歴史”でもといえますね。
ジャネットは、ある意味革命家だったのかもしれません。大学講師とコールガールの両立という名の革命。
確かに、大学の常勤講師になる為には、言い方は悪いが、学部長のポ◯チンを舐め続ければ済む事だ。”性”も地下に潜れば、博士号にも大学内の重要なポストにもなりうるのか。
事実、そういった”娼婦系博士”も、私は知ってる。勿論ジャネットもそんな”近道”を選ぶ事はできた筈だし、仕事柄そういう情報も知り抜いてた筈。
しかし、彼女は開拓する事を、自分の新たな歴史を発掘する方を選んだ。
私がジャネットに異常なまでに惹きつけられるのは、つまり、そういう事なんです。
娼婦系博士号とは、ユニークな表現ですね。ユニークとは一意的という事ですよ。面白いという意味ではなく。
STAP細胞の小保方さんもなんだか実に怪しいですね。どう見ても飲み屋のママさんにしか見えない。何だかこの疑惑にはバカンティという人が絡んでるみたいですが。物凄くタイプなんですが(笑)。
というのもこのバカンティ氏と小保方嬢の仕事上の関係?が明らかになったという事が判明したのです。
もうこうなれば自然とSTAP細胞の騒動の謎が解けてきそうな勢いです。転んださんの言う”娼婦系博士”という言葉を聞いて、ピンときた次第です。
小保方さんは”プリンセス晴子”と可愛がれてたらしいです。やはり、二人は一線を越えちゃったんですかね。もしかしたら、転んださんもそういう事知ってたんでしょうか。気にはなりますが。転んださんの洞察力には、いつも頭が下がりますね。
でも、これが単なる噂である事を信じたいです。別に小保方さんのファンじゃないですよ。
私は彼女がスタップ細胞で登場した当初から少し違和感がありました。学者にしては女をアピールしすぎるというか。
しかし、そんなことは思ってはいけないと自分の心の中で打ち消していましたが、やっぱりという結果でした。
ああいうタイプの女性を好む男性は多いでしょうね。
特別な美人でないところが親近感を覚えさせて、余計ハマってしまう男性は多いかも。
>白人女性はコールガールに向いてると思うんです。肉体的にも性格的にも、そして見た目にも。
ふ~ん、そうなんだ。
小保方さんと”娼婦系博士”は全くの偶然ですね。paulさんから言われて、初めて気付きました。
でも、小保方さんも可愛い系だから、バカンティ氏に、エロい気が起きても不思議はないかな。学術系は堅いの多いし。ま、それだけの論文という事で。
バカンティ氏も名前同様に、バカになったんですかね。性にはどんな偉人も対抗できないのです。あのオイラーだって、13人も子供がいたんですから。
paulさんも小保方さん風がタイプなんですが。でも、”プリンセス晴子”は持ち上げ過ぎですね。コールネームとしてはいいんでしょうが。
ビコさんもですか、感が鋭いですね。
と言う事は、やはり二人はデキてたんですね。”学者にしては女をアピールしすぎる”とは、女性らしい指摘です。
でも、こういう女性を私は身近に知ってるんですよ。可愛さと純朴さを武器に、博士号をとった女性を。全く小保方さんとタイプ似てますね。
男は美人には警戒しますが。可愛い系には確実にオチますね、堅い人間ほど。経験から言うと、ヤルなら絶対に可愛い系。美人はプライド高いから。
と言う事で、これもブログにしたくなりました。