象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

アポミクシスとアポトーシス〜”虚砲”アベノミクスと”桜を見る会”の隠し予算と〜

2019年12月12日 04時20分06秒 | 腐った政治

 あるフォロワーのブログに、”セイヨウタンポポはアポミクシス(Apomixis=無融合生殖)で、受粉受精なしで種子を作れるが。一方、日本のタンポポは自家受粉すらできないから、群れていないと繁殖できない”とあった。

 しかし、このセイヨウタンポポと(日本)たんぽぽは、共存できるらしい。
 とういう事は、安倍政権も群れないと繁殖できない”たんぽぽ”の様だし、一方で、一向に実が成らない”アベノミクス”は、セイヨウタンポポの様なアポミクシス(無融合生殖)の経済版クローン繁殖とも言えそうだ。

 つまり、アポミクシスは受精を伴わない為、これにより生じた繁殖体は親植物と遺伝的に同じクローンとなる。安倍一族もこのアポミクシスの典型で”受精”を伴わない血族とも言える。こうして自民党内では、いとも簡単に”劣化クローン”系世襲議員が繁殖する。
 アベノミクスも空虚なバラ撒き系財政再建で、実のないペテン系の”劣化型クローン経済”みたいなもんだから、2つともよく似ている。

 一方、”アポトーシス(Apoptosis)”とは、能動的な細胞死プログラムの事で、その実行に大きく関わるのがカスパーゼと呼ばれるタンパク質分解酵素だ。
 カスパーゼが400 以上のタンパク質を厳密に認識し分解する事で、細胞死が進行する。細胞死が誘導される要因に、内因性と外因性があり、いずれもカスパーゼが活性化される事によって開始&進行する(イラスト参照)。

 全く、”桜を見る会”が安倍政権を破壊するカスパーゼになってほしいもんですな。
 でも、野党の反発は脆弱で、外因的なものは殆ど望めないので、派閥内や後援会の裏切りなど内因的なもので破壊するしかないでしょうかね。


不発続きの”虚砲”アベノミクス

 安倍政府は12月5日、臨時閣議を開き、国と地方の支出や財政投融資の合計で13兆2000億円に達する大型経済対策を決定した。
 ”桜を見る会”で注目を集め、相次ぐ自然災害からの復旧や復興、高まる海外経済の不透明感への対応、そして東京五輪の後に見込まれる景気の落ち込みに備える大型対策で、景気を下支えする必要があると主張した。
 しかし今回の対策は、財政投融資を除いた実質GDPの成長率を1.4%も押し上げると、その効果を大々的に宣伝している。
 以下、”崖っぷちアベノミクスの空虚さ”から抜粋です。

 この経済対策の羊頭狗肉ぶりに注目が集まるが、今回の経済対策には4つの大きな問題があるとされる。
 第1は、10月からの消費増税により3兆円ほど税収が増えるのに対し、その4.4倍に相当する13兆2000億円の財政支出を伴う経済対策を決めた事。アララこんな事なら、増税などしないほうが良かった。その結果、先進国で最も深刻な財政赤字を抱え、何度も財政再建を重要課題としてきたにも関らず、その重要課題である財政再建を棚上げにしてしまった。

 第2は、政府の言うGDPの1.4%の押し上げ効果が、過大見積もりの可能性が大きい事だ。
 第3は、いつまでも続く日銀の金融緩和が、政府の安易な国債発行による巨額の資金調達を可能にする状況が続いている事。年金生活者の生活は益々困窮するだろう。
 最後が、臨時国会の終盤を揺るがせた”桜を見る会”が落とす影だ。ああ、これが自滅プログラムになってほしいのだが

 今回の単なる大風呂敷を広げた経済対策は、陰りの見える支持率の回復を狙う安倍政権の意図である事は、最初から見え見えである。
 つまり、今回の財政再建の予算規模は全くの見せかけの”張子の虎”で、効果に疑問符が付く上、執行の管理も心許ない。来年1月から始まる通常国会の前に、“大型経済対策のバラマキ”を実現したのは、世論の支持率低下を防ぐ狙いが秘められた”桜を見る会”隠し予算だったと糾弾されても仕方がない。
 以上、gendai.ismedia.jpからでした。


 第二次安倍政権になってから5度目の経済対策だが、不沈艦?大和同様にどれもが不発に終わった感がある。安倍政権が鳴り物入りで10以上も設立した官民ファンドも失敗続きだ。
 安倍キャノンは、空砲か?虚砲か?それともヤケバチか?



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