象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

『東京異邦人プロスティチュート』に見る外国人売春業の実態(20/7/3更新)

2018年02月16日 13時05分26秒 | コールガール系

 バルザックの『幻滅』中に、"小説なんて"プロスティチュート"みたいなもんさ"というフレーズがある。
 "プロスティチュート"という言葉を聞いて、"娼婦"と答えれる日本人はどれ位いるのか?
 コールガールなら分かるけど・・・が大半ではないか。それだけ欧米ではある意味、真っ当なフレーズで、売春(プロスティチュート)というビジネスが大衆に受け入れられてるのかもしれない。

 元々、この"プロスティチュート=Prostitute"には、(作家・画家などが、能力や名誉などを)金の為に使う(~ -self)、又は( 金の為に) 卑しい行為(売春)をするとある。
 "Prostitute One's Pen"で”売文”を業とする、男娼やオカマは、"Male Prostitute"となる。

 確かに卑しい行為(売春)をするにも、作家や芸術家同様に、才能や能力は必須で、動機も必要です。それに誰にでも出来る仕事じゃない。
 でも、芸術家と売春に密接な繋がりがあるとは、全く驚きでした。作家を”物書き”なら解るけど、売文”とは、酷い言い方ですね。当時は、才能や能力でお金を稼ぐ事は、端なく破廉恥な行為とされてたんです。厳しい時代ですな。


"翔んでるオンナ"

 そう言えば、昔、"翔んでるオンナ"って、いい意味で流行ったけど、あれも俗語で"娼婦"の事ね。でも当時は、”アイツぶっ飛んでる”って悪い意味でも使ったような。
 それに、"ボディーショップ"も、日本では化粧品屋さんだけど、向うでは、俗語で"売春宿"の事。街中で見つけた時、変な気起こしそうになった(笑)。

 だから、バルザックはやめられない。"小説が文学が娼婦だ"と言い切れる文豪が、彼以外にいただろうか。多分、ゾラ以外にはいない。好きだね、ゾラとバルザックが(笑)。

 日本も含め、世界中には性を売り物にするシステムが、ゴマンと構築されてる。大半の西欧諸国(スウエーデン、ノルウェー、オランダ、スイス、フランス、ドイツ、ギリシャ等)では買春は合法だし、アメリカでは見つからなければ合法だが、摘発はシビアらしい。タイやフィリピンでは、生活を支える為の必須の手段でもあろう。オーストラリアも積極的な市民運動で売春宿が合法化された。

 不法に借金を背負わされ、違法な売春業に手を染める極々普通の女性も、先進国には多い。『コールガール』の著者Jエンジェルなんて、大学の非常勤講師と売春婦の二刀流だ。彼女の所属するエージェントは、大半が女子大生で賑わってた。
 欧米では、SEXは単に嗜好の問題なのだろうか?身障者の客も多いというから頭が下がる。つまり性に関しては、国境も人種もあらゆる差別も身体的障壁も存在し得ない。


夜のエスコートサービス

 今や、性は国内外を、先進国や後進国を問わず、市民権を得てるとも、ある意味では言える。エスコートビジネスとも、性のコンサルタント業とも言われる程にです。
 故に、売春が性犯罪を阻止してるとの言い訳も理解出来なくもない。全く、全世界でどれだけの天文学的な大金が動いてるのか?正確な調査結果が欲しい所ですね。

 性とは、お金に変わる一番てっとり早い方法なのだが。これまた、手っ取り早く薬物と結びつく為、金にならないのも性なのだ。それに、冷静に考えれば、売春で生計をたて儲かる商売だと呑気に構えるのは、大いなる勘違いなのだ。ホント、性とは厄介なナマモノなんですな。

 日本に来日する特に、先進国以外の発展途上の外国人女性の多くが、この売春産業の違法入国者だという。依然として、若く魅惑的なガイジン女性からすれば、日本は金のなる木で、哀れな"ジャパン黄金伝説"は未だに健在なのだろう。

 かつて、ノモンハン事変の時、ソビエトに赴任した陸軍武官の大半が、ロシア娘のハニートラップに易易と引っ掛かったとされる。
 全くブロンドのお色気攻撃がなかったら、ノモンハンの敗北は避けられたし、南下政策もなかった。勿論、原爆投下もなかっただろうか。そんな単純な話ではない筈だが、男の性欲とは我らが思ってる以上に単純でもある。
 全く情けない話ではある。親父のイチモツは全くの余計な賜物だ。せめて、軍上層部の無能な連中を去勢してたら、と思うのは私だけであろうか。


世界の従軍慰安婦

 国別では、韓国を筆頭に中国と続く。従軍慰安婦なんて、どっかに吹っ飛んで行きそうな勢いで、デリヘルのカタログには、色白の韓国美人が派手な賑わいを見せる。これこそ、現代版の"逆慰安婦問題"だろう。

 商魂逞しいカネに飢えた、ガイジン女性からすれば、バブルの甘い蜜を経験した日本のスケベなアホ爺は、恰好の獲物だろう。彼らは決まった様に、蟻地獄の中に誘い込まれ、身ぐるみ剥ぎ取られてしまう。いいザマだ。
 大相撲同様に、夜の如何わしい世界でも、外人天下は続く。一人の客のお酌をするだけで、数万を稼ぐ日本のホステスも、近い将来、性を格安のオプションにする外国人ホステスに駆逐される日も近いのか。
 青い眼の彼女達の感覚からすれば、お酌して無機質で無官能な時間過ごすより、有機質で悦楽の思いをして、金を稼いだ方が合理的だという事。言葉は通じなくとも下半身は通じ合えるってかな。

 スマホが電気がガスが自由化する様に、牛肉やオレンジが、かつて自由化した様に、夜の娯楽産業も性産業も自由化するのだろうか。
 お高くとまったボッタクリバーを駆逐するには、最も効率のいい自由化なのかも知れない。
 事実、貧しいスラブ諸国のデリヘル嬢は、ハリウッド真っ青のブロンドが揃ってる。そんな金髪娘が僅か数千円のオプションで性を提供したとしたら、"性の価格崩壊"じゃないが。日本の夜の娯楽産業も根本から覆る事になろうか。
 でも、カミさんからすれば、浮気が減るから好都合でもあろうか。"ブロンドなら、別に気にしませんわ"って事になるのか、ならんのか(笑)。

 全く、性とは人類に生気を与え、かつ、腐敗させるから、核よりも何よりも厄介です。
 これは破廉恥な話題でもなく、ウケを狙った淫売ネタでもない。今そこにある深刻な等身大の危機と見るべきか。

 全てがグローバルな時代、生き抜けるのはどの国か?ボッタクリバーか、地下と闇に埋もれた性産業か、それとも快楽抜きでも生きれるストイックな民なのか。



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