深夜、NHKBSを見てたら、「究極の鮨」という番組が流れていた。 ”江戸前ずし200年の歴史で、天才の名を欲しいままにした男がいる。伝説のすし職人・藤本繁蔵だ。その卓越した技術と美学は、亡くなって30年がたった今も語り継がれている。 高級すし店では当たり前になった劇場型の白木のカウンターや職人が握るタネと順番を決める<おまかせ>は、藤本が始めたものと言われている。番組では . . . 本文を読む
前回”その7”の後半では、ペレルマンの論文を査読する3つのチームの奮闘ぶりを述べました。 第一のチームはコロンビア大のジョン・モーガンと中国人のテイエン・ガン。第二のチームはブルース・クライナー(ミシガン大)とジョン・ロット(同)。この2つのチームはそれぞれ473pと192pに渡る分厚い査読論文を発表していました。 そして、後々大きな問題を引き起こすのが、第三のチームであ . . . 本文を読む
屋外でも感染リスクがあるとされるバーベキュー(BBQ)だが、GW期間中は河川敷やキャンプ場などでは盛況だったらしい。 バーベキューがいいとか悪いとか言うつもりはない。慢性的に延々と続く自粛で錆びついた心身を復活させるには、何らかのカンフル剤が必要ではある。 しかし、今の状況において人が3密化するイベントは避けた方がいいのは賢明ではあるが、お祭り大好きの日本人にとって大衆が寄り添うイベントは、命の . . . 本文を読む
奥田英朗さんの「オリンピックの身代金」では、五輪開催を支える貧困層の格差に愕然とした地方出身の東大生が、警察に爆弾予告を仕掛ける。 1964年、この戦後最大のイベントの成功を望まない国民は誰一人としていなかった。 しかし、一人の若者が反逆の狼煙を国家に対して挑んだのだ。 ”オリンピック開催が決まってから、東京でどれだけの人夫が死んだのか?・・・それは東京を近代都市として取り繕う為の地 . . . 本文を読む
仕事は理屈じゃない。生きていく為に不可欠な生存戦略なのだ。 人間だけでなく、あらゆる生き物は動植物の命をもらって生きている。それぞれに生存戦略があり、生きるという事はつまり、必死なのだ。故に、必ず死ぬから必死で生きる。 私達は肉を食う。それは単に肉が美味しいだけの事だろうか? 私達は野菜も食う。それは単に野菜が身体にいいだけの事だろうか? 私達は肉も野菜も食う。それはバランスの取れた食事の為だろ . . . 本文を読む
GW中もGW明けも、不思議と深く落ち込んだままだった。 何をしても詰まらなく、落ち込みっ放しだった。美味しい夢を見ようと思っても全然駄目だった。よくて、中堅のAV女優が夢に出てきたくらいだ(”その66”)。 中古のヨーグルトメーカーを買い、自作ヨーグルトを作ったまでは良かったが、逆に便秘が酷くなったのも一因ではあろうか。 とにかく、精神的にも肉体的にもすぐれないのだ。全く . . . 本文を読む
大谷の躍動が止まらない。 見てくれもいいし、スタイルもいい。それ以上にやってる事が凄すぎる。開幕から30試合で「30K&10本塁打到達は1900年以降で初」という、MLB史上稀有の大偉業を成し遂げた。 ”1900年から最初の30試合で2800人以上の投手が30奪三振を記録し、300人の打者が10本塁打を記録した。ショウヘイ・オオタニはその2つを達成した初の選手だ!&rdquo . . . 本文を読む
前回の”3の9の2”で留数定理をマスターした後は、”正則性と解析性”について説明します。 一見すればどちらも一緒じゃんって思うんですが、これが微妙に違うんですね。 特に、(複素)解析についてはリーマンが好んで使ったツールで、実数界と異なりタイトな条件があるが、正則性という厳しい条件をクリアしないと、解析性という強力なツールは使えません。 &rdq . . . 本文を読む
「AV女優消滅」では、AV現場の地獄と悲惨さを記事にしたが、どうも昨今のAV業界は潰れそうで潰れない。いや、腐れそうで腐れない。 「怒りの葡萄」じゃないが、悲惨な待遇こそがその絶望こそが、絶滅しかけたAV業界を支えてるのだとしたら? 4/13以来の”真夜中の訪問者”ですが、ここ一月程は、珍しく夢らしい夢を見なかった。 GWというのに、嫌な思い出したくない暗い過去ばかりが、 . . . 本文を読む
私は一度だけ、路上生活者を車に乗せた事がある。 信号待ちで止まってると、いきなりドアを開けて乗り込んできた。男の強烈な悪臭に圧倒され、断る言葉すら思いつかなかった。 決して悪い人じゃなかったが、私の身体は一瞬にして無数のシラミに覆われ、全身が痒くなりだした。野良猫も生臭いが、ここまでは酷くはなかった。 とにかく臭いが半端じゃない。悪臭という次元を遥かに超えていた。玉ねぎが腐ったとかいう、それ以上 . . . 本文を読む