神融心酔 

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六安瓜片@上海匯豊茶荘

2006-11-14 | 茶旅
最近ガイドブックやネットの検索でも名前が引っかかってくる「上海匯豊茶荘」、
「叙友茶荘」本店から歩いて10分もかからない場所にあります。
わずかな時間を使ってこの二軒をハシゴ。

「叙友茶荘」はいかにも国営という感じで店員さんも愛想なく、
お茶を買い慣れていないととまどうかもしれませんが
(いや、話しかけてこないで放っておかれたほうが買いやすい、と言う人もいるかも)
こちらの「匯豊茶荘」はお店の規模もこじんまりとしていて、
それでいて茶葉の種類も茶器の品揃えも豊富、店員さんは愛想よしなので
初心者にはこちらのほうがオススメです。

私は時間がなかったのでざっとショーケースを見て
すぐに買うものを決めてしまいましたが、
いろいろ相談に乗ってくれますし、お茶も飲ませてもらえるようです。

包装も小分けにしてくれます。
私は50g売りのものを二つに分けてもらいました。
贈答用は頼めば缶にいれてくれるようです。
なかなか親切です。


買ったのは安徽省産の六安瓜片。
春摘みの緑茶の中でも収穫は遅めで穀雨前後、芽は摘まず、葉だけを使うお茶。
風味は日本茶に少し似ていて、清らかな香りと爽やかな甘さが特徴です。

余談ですが、この六安瓜片には特別な思い入れがあります。
大好きな張愛玲の小説『半生縁』がドラマ化された時、
「六安のお茶は美味しい」と言うセリフが出てくるのですが
このお茶は六安瓜片に違いない、と思っています。
小説の舞台は上海なのですが、ヒロインの故郷が六安で、
恋人の男性が南京のお坊ちゃまでお茶好き、という設定です。

『半生縁』は日本でも訳本が出ているようですが
噂によると翻訳が固くていまひとつ、らしいです。
原文はすごく素敵なのに・・。
半生縁―上海の恋
コメント (2)
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