神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

コーヒーを楽しむ会@ハニービーンズ

2012-10-29 | お茶会
FBで繋がって以来、珈琲豆を購入させていただいている
巣鴨の「ハニービーンズ」さん主催の「コーヒーを楽しむ会」に参加してきました。


私の朝は一杯のコーヒーで始まる・・てな感じで中国茶インストラクターの風上にも置けませんが(笑)、
私にとってお茶は癒しとリラックス、コーヒーは戦闘態勢に臨む前の飲み物という位置付けです。

コーヒーに関してはそこそこであればあまりこだわらない、
という姿勢をかれこれ30年近く!貫いてきたのですが
「ハニービーンズ」さんと「丸山珈琲」さんで豆を買うようになって
やっぱりスペシャルティコーヒーは美味しいな~と。
最近は電動ミルとフレンチプレスを買い自分だけで(家族はインスタントw)挽き立てコーヒーを楽しんでいます。


今回のコーヒーを楽しむ会(第一回)、テーマは
―コーヒーのカッピングについて
―アフリカ諸国の豆をテイスティング(フレンチプレス)
―フレンチプレス以外の抽出器具で抽出

カッピングは中国茶で言えば評茶、紅茶で言えばテイスティングでしょうか。

SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)という組織があって、
方法がしっかり規定されているそうです。
個人の好みに偏らない客観的な評価はなかなか難しそうな感じです。


アフリカコーヒーのテイスティングは
 エチオピアのモカ・イルガチェフェ
 イエメンのモカ・マタリ
 タンザニアのカラツ農園
 ルワンダのンコラ農園ナショナルウィナー
 マラウィのチャニア
 ケニアのキリニャガ
以上全てスペシャルティコーヒー。

比較対象として他店のタンザニアのキリマンジャロ。
こちらはスペシャルティコーヒーよりカッピング評価が1ランク落ちるプレミアムコーヒー。
確かに後味のスッキリしているスペシャルティコーヒーに比べて、
舌にエグミが残ります。

私はケニアが元々好きなのですが、
今回はゲイシャ種という希少種を使ったマラウィが気になって、
どれでも好きな一種をお土産にいただけたので、このマラウィを持ち帰りました。

ゲイシャ種はエチオピア原産の野生種ですが、生産性が高くない希少種ということと
この品種を使ったパナマのエスメラルダ農園が高評価で超高値がつくというので有名なのだそうです。
マラウィのゲイシャ種はそれほど特別に高価ではありませんが、
ゲイシャ種の特徴とされるフラワリーな香りと柑橘系の酸味が感じられるのか?
じっくりいただいてみたいと思います。

今回のテイスティングではケニアはもちろん美味しかったのですが、
タンザニアもなかなか好みでした。
・・って、カッピングの場合は好みで評価しちゃいけないんですけどね!

残りの時間ではルワンダをフレンチプレスとエアロプレスの抽出で比較。
エアロプレスはこの一台でドリップテイストとエスプレッソテイストを使い分けることができます。
今回はエスプレッソテイストで。
しっかりエスプレッソらしい酸味が抽出されていました。
でも私はスペシャルティコーヒーはやっぱりフレンチプレス派です。


コーヒーも農作物なのでお茶と共通する奥深さがありますね。
産地だけでなく、品種や製法の違いを認識したのは初めてでした。

いろいろな産地のコーヒーをテイスティングする機会はそうありませんから、
とても楽しかったです。
少しだけ味の違いが分かった気がします



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