5月3~5日に恵比寿にて開催されている「茶の湯チャリティーLOVE」、
うらりんさんと珮如さんの台湾茶席も開かれるというので、行ってきました。
このイベントは茶道具ネットショップ「一品更屋」さんの企画で
茶道具のオークションやお茶淹れイベントで現代茶人や陶芸家の方々が集うというもの。
ほとんどが茶道のお道具でしたが、今時の茶道具は伝統的なもののみならず、
ポップなもの、カワイイもの、シックなもの、と
そのバラエティーの多さは目を見張るものがありました。
お抹茶席にも座りたかったのですが、
時間的に難しかったので、今回は台湾席のみ。
うらりんさんとも話していたのですが、
中国茶席に比べて茶道茶席は自由度が高く、
いろいろな発想で展開していて、オシャレ。
もちろん基礎があっての崩しやアバンギャルドですが、
日本茶道のほうが決まりごとが多くて窮屈、なんて思っていたのは全くの先入観でした。
中国茶席に携わる私たちも大いに刺激になりました。
久しぶりに茶道の茶会にも参加してみたくなりました。
さてさて、うらりんさんと珮如さんのお茶席。
テーマは白居易の五言絶句から「寄與愛茶人」。
~被災地で心を傷めているあなたへ、それでも頑張ろうとしているあなたへ、
私たちから温かい一杯のお茶を、その心に届けたい~
今はまだ被災地へ直接お茶を届ける術はないけれど、
茶会の収益金の一部を義援金としましょう、という主旨と詩を掛け合わせているそうです。
茶室には書家鈴木猛利さんの「愛茶人」の書が。
(イベント会場のスタッフの皆さんがイケメンだったと騒いでいたそうな・・・)
うらりんさんの茶席では東方美人と木柵鉄観音を、
珮如さんのお席では文山包種茶と紅水烏龍茶をいただきました。
美味しいお茶を飲みながら、心地よい、ゆったりした時間が流れていきました。
茶席はうらりんさんと珮如さんのお道具を持ち寄って作り上げたそうです。
色合いはまさにうらりんワールド、
そこに珮如さんが台湾から持ち帰った新しくクールな台湾茶器が彩りを添えています。
お茶請けはwanokasi89さんの白餡とフルーツを使った羊羹。
木柵鉄観音や紅水烏龍茶ととってもマッチしていました。
珮如さんの茶席は初めてだったのですが、
その流れるような茶藝動作は
お客様に美味しく飲んでもらうという心がこもっていて
お茶をいつくしんでいる気持ちが伝わるものでした。
日本でもとても綺麗な茶藝をされる方は何人も存じていますが、
自分を表現するための茶藝が多い気がしていました。
珮如さんの茶藝は「見せる」という意識を超えて、
まずお茶を美味しく入れる、目の前のお客様に楽しんでもらうということが大前提にあり、
その延長線上に美しさがある気がします。
うらりんさん、珮如さん、素敵なお茶席をありがとうございました。
うらりんさんと珮如さんの台湾茶席も開かれるというので、行ってきました。
このイベントは茶道具ネットショップ「一品更屋」さんの企画で
茶道具のオークションやお茶淹れイベントで現代茶人や陶芸家の方々が集うというもの。
ほとんどが茶道のお道具でしたが、今時の茶道具は伝統的なもののみならず、
ポップなもの、カワイイもの、シックなもの、と
そのバラエティーの多さは目を見張るものがありました。
お抹茶席にも座りたかったのですが、
時間的に難しかったので、今回は台湾席のみ。
うらりんさんとも話していたのですが、
中国茶席に比べて茶道茶席は自由度が高く、
いろいろな発想で展開していて、オシャレ。
もちろん基礎があっての崩しやアバンギャルドですが、
日本茶道のほうが決まりごとが多くて窮屈、なんて思っていたのは全くの先入観でした。
中国茶席に携わる私たちも大いに刺激になりました。
久しぶりに茶道の茶会にも参加してみたくなりました。
さてさて、うらりんさんと珮如さんのお茶席。
テーマは白居易の五言絶句から「寄與愛茶人」。
~被災地で心を傷めているあなたへ、それでも頑張ろうとしているあなたへ、
私たちから温かい一杯のお茶を、その心に届けたい~
今はまだ被災地へ直接お茶を届ける術はないけれど、
茶会の収益金の一部を義援金としましょう、という主旨と詩を掛け合わせているそうです。
茶室には書家鈴木猛利さんの「愛茶人」の書が。
(イベント会場のスタッフの皆さんがイケメンだったと騒いでいたそうな・・・)
うらりんさんの茶席では東方美人と木柵鉄観音を、
珮如さんのお席では文山包種茶と紅水烏龍茶をいただきました。
美味しいお茶を飲みながら、心地よい、ゆったりした時間が流れていきました。
茶席はうらりんさんと珮如さんのお道具を持ち寄って作り上げたそうです。
色合いはまさにうらりんワールド、
そこに珮如さんが台湾から持ち帰った新しくクールな台湾茶器が彩りを添えています。
お茶請けはwanokasi89さんの白餡とフルーツを使った羊羹。
木柵鉄観音や紅水烏龍茶ととってもマッチしていました。
珮如さんの茶席は初めてだったのですが、
その流れるような茶藝動作は
お客様に美味しく飲んでもらうという心がこもっていて
お茶をいつくしんでいる気持ちが伝わるものでした。
日本でもとても綺麗な茶藝をされる方は何人も存じていますが、
自分を表現するための茶藝が多い気がしていました。
珮如さんの茶藝は「見せる」という意識を超えて、
まずお茶を美味しく入れる、目の前のお客様に楽しんでもらうということが大前提にあり、
その延長線上に美しさがある気がします。
うらりんさん、珮如さん、素敵なお茶席をありがとうございました。
今回は日本茶と中国茶の世界の違いを垣間見ることができたのが、いちばんの面白さでした。
そしてまた、中国茶の茶席空間のよさも再認識。
また今月のお茶会でも、よろしくお願いいたします。
中国茶の茶席空間のよさ、私もそれは実感します。
やっぱりお茶が美味しい♪ですしね!
お茶会、頑張りましょー