1988年10月10日(月・祝)、午後6時。南新宿駅近くの長屋風の平屋玄関を開け、靴を脱ぎ畳の床に上がる。
そこにあるのは折り畳み式の長机が2本、くっつけてある。小さな黒板もあり、壁には印刷・コピーされたチラシ?
ポスター?決してスマートではない6畳・4畳の二間に2畳の台所。そんな狭い壁には古い本箱。日本人の先生、
世話人と我ら3人の5人で始まる授業。『現代語学塾』韓国語初級クラス(月曜日)。10年か、15年は学んだと
思う。最後は広報関係の仕事もした。10年前程までに約80回は韓国へ行ったが、…。ニュースを見ると寂しい。