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夏休み恒例の行事
今年も、広島の原爆の日(8月6日)、長崎の原爆の日(8月9日)があり、乗客・乗員520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故の日(8月12日)、お盆(8月13日~16日)、終戦記念日(8月15日)と、この時期の恒例となっている。さらに今年は、韓国併合100年(8月26日)を迎える。あれから私たちはどれだけかしこくなったのか?
事故や戦争の起きない地球を誰もが望んでいるはずだが、事故については、科学技術の改善により克服できる。しかし、戦争の問題は如何ともしがたい結果が、未来永劫に残る。そして最近、戦争の危機が近づいていると感じるのは、私だけだろうか?
たしかに今回、広島の「原爆死没者慰霊式」と「平和記念式典」に、世界で初めて日本に原爆を投下した米国からルース駐日大使が初参列。さらに海外から核保有国の英国やフランスなど過去最多の74カ国、それに国連の藩基文事務総長が初めて参列、「核なき世界」への流れが一段と加速したように見受けられる。
北方領土問題
一方で、魚雷で韓国船を攻撃。46名の命を奪った、北朝鮮問題がある。また、中国には領土拡大の軍事的野心があり、日本近海で軍事演習を行っている。これだけではない、先日、テレビで池上彰氏が説明してくれた「北方領土問題」もある。何とロシアと日本は、未だに平和条約を締結していないそうだ。なぜ日本とロシアは平和条約を結んでいないのだろうか?
正解は、北方領土問題が解決していないからだ。第二次世界大戦末期の1945年8月9日、ロシア(ソ連)は日ソ中立条約を一方的に破棄、我が国に宣戦布告した。我が国は8月15日にポツダム宣言を受諾。終戦を迎えた。ところが、ロシアはその後も戦争を止めず南樺太、北方4島を占領、9月2日に終戦と定めている。当時、まだロシアはポツダム宣言に署名していなかった...というのがその根拠だった。
ヤルタ協定では、ロシアに対して日本の領土であった南樺太、クリル諸島、満州の旅順と東清鉄道の領有が認められていた。「クリル諸島」とは、日本名では「千島列島」。しかし、どこまでを「クリル諸島」というかどうかは、今も議論がある。ロシアは当時、北方4島を1つずつ占領するたびに、米国兵はいないかどうか住民に聞いて回ったという。
その後、日本は日米安保条約を結び、国内に米軍基地ができた。現在、ロシアが北方4島を返還しないのは、返還して米軍基地をつくられる恐れがあること、ロシアが太平洋に進出するために、冬場に凍結しない領海を確保したいこと...などの軍事的な意味が大きい。
シベリア抑留問題
ロシアとの関係は、シベリア抑留の問題もある。調べてみると、当時のロシアに捕らえられた日本人捕虜は、シベリアやモンゴルなどの各地に抑留し、強制労働に使役させられた。しかし、武装解除した日本兵は家庭へ復帰させる保証をした「ポツダム宣言」に背いた違法行為であった。
厳寒環境下で満足な食事や休養も与えられず、苛烈な労働に従事させられたことにより、数多くの抑留者の命が失われた。日本人捕虜は65万人(定説)のうち、抑留者全体の1割にあたる、約6万人の死亡者を出した(厚生労働省調べ)。
問題はそれだけではない。兵卒や下士官を中心に、抑留中の教育によって共産主義に感化された者が多数おり、帰国した元兵士達の中には、革命を伴う共産主義運動を主張する者達が多くいた。彼らの存在を危惧した占領軍は、1950年(昭和25)からレッドパージを行っている。
日韓併合100年
一方政府は、日韓併合百年に当たって首相談話「菅談話」を閣議決定し、発表した。「菅談話」の内容は「植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛」を認め、「痛切な反省と心からのおわびの気持ち」を表明、「村山談話」と比べても大きく踏み込んだ内容となっている。
そもそも、昭和40年に日韓両国の合意において締結された「日本と大韓民国との間の基本関係に関する条約」によって、日韓の戦後補償の問題は「完全かつ最終的に解決」されているはずなのに、なぜ、謝罪し続けなければならないのか?よくわからない。
同様に植民地支配をした、英国、ロシア、米国など他の国はそんなにあやまり続けているのだろうか?
我が国の自虐的報道・教育
こうした、日本を囲む国際情勢に対し、ちゃんとした説明をしてくれる大人やマスコミ、教育者がこの国には少ないのが問題である。今日の番組でも、バカな芸能人やマスコミが、靖国神社の参拝問題について「私たちは政治家の犠牲で、戦争に巻き込まれた。悪い政治家の祀られている靖国神社を参拝するなんてとんでもない」というようないい方をしていたが、日本人が過去の日本人を卑下するような、自虐史観が感じられる。だいたい教育者でも同じ考え方をする人が90%というところだろう。
こういう人達に対して、日本を守るのは誰なのか?あなた達は本当に日本人か?と問うてみたい。自分はやりたいことをして、「国を守ることは知らない」というつもりなのだろうか?政治家は自分の私利私欲で、戦争をしたとでもいうのだろうか?
確かに太平洋戦争の後半は、人間魚雷「回天」、神風「特攻」といった、これは勝てる国のすることではない...というような悲惨な作戦もあった。また、ポツダム宣言にも、悪いのは政治的指導者と軍指導者であり、民間は犠牲者であると記述されている。
たしかに、行き過ぎた作戦もあった。しかし、過ちは未来に生かせばよい。少なくとも日本国は日本人が守るべきだと思うし、選挙で政治家を選んでいるわけだから、戦争の全責任を自分の国の政治家や軍人の責任にする、卑怯な姿勢、自虐的な姿勢だけはやめたいと思う。
今、大切なのは国を思う教育
現在、テレビでも少しずつであるが、過去の戦争責任を日本人の政治家や軍人だけの責任にする姿勢を変えつつある。ある番組で戦争経験のある女優さんが言った。「戦争中はみんなが1つになって、助け合って生きていた...終戦後は互いの距離が離れて、よそよそしくなってしまった」
池上彰氏の解説はすばらしい。過去の戦争や、現在の世界情勢を的確にわかりやすく解説してくれる。現在、日本は中国、北朝鮮、ロシア、米国の4つの核兵器保有国に囲まれているのが現状だ。しかも、中国、北朝鮮、ロシアの核弾頭ミサイルはほぼ100%我が国の都市部に向けられている。
こうして、世界の戦争危機はまったく去っていないのに、その事実をうやむやにしてきた、現在の日本のマスコミや教育者の態度とは一線を画し、しっかりと事実を伝えている。
これからは、自分の国は自分で守る国民を育てたい。平和をつくるのには努力を要することを伝えたい。戦争を起こさないためには、自分に何ができるのか考える国民を育てたい。我々が子供達に残せるのは自虐史ではなく、国を大切に思う心だけだと思う。
参考HP 戦争の原点「ポツダム宣言」・戦争を語り継ぐ「ソ連の対日参戦・スターリンの焦燥」
「自虐史観」の病理 藤岡 信勝 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る |
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