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第36回生理学・医学賞 レーヴィ・デール「神経刺激の化学的伝達(神経伝達物質)に関する発見」

2012年08月11日 | ノーベル賞

 神経伝達物質
 私たちの身体は、どのようにして動いているのだろう?それは刺激に対して反応することで動いている。例えばバッターはボールをしっかりと見ることで、身体を動かして、正確にバットにあてることを練習する。この場合ボールが刺激であり、身体を動かすことが反応である。

 そして具体的に反応を起こすのは、身体にある筋肉である。脳からの信号が筋肉に伝わり筋肉は動く。それではどのようにして、神経は信号を筋肉に伝えるのだろう?1771年、イタリアのルイージ・ガルヴァーニが、電気火花を当てると死んだカエルの筋肉がけいれんすることを発見。筋肉は電気で動くと言うことが分かった。これを生体電気という。

 ところで、神経の末端部分は、こぶ状に膨らんだ形をしており、「シナプス」と呼ばれる。この神経と神経を繋ぐ「シナプス」における情報伝達が、化学的なものか電気的なものか分かっていなかった。シナプスは次の神経細胞と密着しているのではなく、数万分の1mmほどのすき間「シナプス間隙」がある。軸索を伝わってきた電気信号は、シナプス間隙を飛び越えることができないのだ。

参考HP Wikipedia:オットー・レーヴィ ヘンリー・ハレット・デール 理化学研究所:シナプスでは化学物質によって信号を伝える きくな湯田眼科院長のブログ:アセチルコリンの発見 

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

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第36回ノーベル化学賞ピーター・デバイ「双極子モーメントおよびX線、電子線回折による分子構造の研究」 

2012年08月11日 | ノーベル賞

 水の分子構造
 1936年のノーベル化学賞の受賞理由は、「双極子モーメントおよびX線、電子線回折による分子構造の研究」である。受賞したのは、オランダ・マーストリヒト出身の物理学者・化学者でピーター・デバイ(1884年~1966年)である。

 今日、水の分子構造、二酸化炭素の分子構造というと、図のようなおなじみの分子モデルをイメージする人が多いだろう。だが、どうして二酸化炭素分子(CO2)の酸素分子(O)2個は、炭素原子(C)1個に結合すると、ほぼ一直線になるのに、水分子(H2O)の水素原子(H)2個は、酸素原子(O)1個に結合すると直線にならないのだろう?

 デバイは、分子内に電気的な極性ができるからだと考えた。すなわち、水分子(H2O)の場合は、水素原子(H)2個と、酸素原子(O)1個が結合すると水素原子(H)側が+電気を持ち、酸素原子(O)側が、-の電気を持つようになる。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考HP Wikipedia:ピーター・デバイ デバイ 電気双極子モーメント X線回折 電子線回折 OKWave:双極子モーメント

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第36回ノーベル物理学賞 ヘスとアンダーソン「宇宙線と陽電子の発見」現代量子論の確立

2012年08月11日 | ノーベル賞

 現代量子論の確立
 1936年のノーベル物理学賞受賞者は誰だろう?オーストリアのヴィクトール・フランツ・ヘスと米国のカール・デイヴィッド・アンダーソンである。1936年というと、現代から見るとずいぶん昔のように感じられる。第二次世界大戦前、ナチスが台頭し、不景気で暗い時代のような印象を受けるが、調べてみると、現代に通じる新しい研究が受賞しているのに驚かされた。

 ヘスは、気球に乗り1912年「宇宙線を発見」。宇宙線は宇宙から飛来する放射線である。最近の「ヒッグス粒子」発見も、この宇宙線の発見なくしてはありえなかった。宇宙線を地球上でつくり出す、加速器が発明されて「ヒッグス粒子」も発見される。ちょうど今から100年前のこの発見によって、人類は“神の粒子”まで発見してしまう。
 アンダーソンは、1932年、この宇宙線の中から、それまで考えられることのなかった、マイナスのエネルギーを持つ反粒子「陽電子」を発見する。今では「反物質」といっても驚かないが、最初の反物質の発見は、この「陽電子」であった。

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参考HP Wikipedia:フランツ・ヘス カール・アンダーソン アインシュタインの科学と生涯:ディラック方程式と陽電子 何はさておき量子論:ディラックの海

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