火山の大噴火で気温は下がる
タンボラ山(Mount Tambora)はインドネシア中南部、スンバワ島にある成層火山である。島の北側に突き出たサンガル半島の大部分を占めており、標高2,851メートル。山頂には直径約6キロメートル、深さ約600メートルのカルデラがある。
1815年の大噴火は、過去2世紀に世界で記録されたもののうち最大規模である。VEI(火山爆発指数)=7。1812年から火山活動が始まり、1815年4月10日から同年4月12日にかけての大爆発音は1,750キロメートル先まで聞こえ、500キロメートル離れたマドゥラ島では火山灰によって3日間も暗闇が続いた。
高さ3,900メートルあった山頂は2,851メートルに減じ、面積約30平方キロメートル、深さ1,300メートルの火口が生じた。この大噴火による噴出物の総量は150立方キロメートルにおよび、半径約1,000キロメートルの範囲に火山灰が降り注いだ。
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参考 National Geographic news: 史上最大の噴火は世界をこれだけ変えた
歴史を変えた火山噴火―自然災害の環境史 (世界史の鏡 環境) | |
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刀水書房 |
富士山噴火と巨大カルデラ噴火 (Newton別冊) | |
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ニュートンプレス |