「絶滅」ヨウスコウカワイルカの目撃情報、中国
ヨウスコウカワイルカ(揚子江河海豚、Lipotes vexillifer)は淡水に生息するイルカで、長江(揚子江)の固有種である。
ハクジラ亜目ヨウスコウカワイルカ科ヨウスコウカワイルカ属に分類され、本種のみでヨウスコウカワイルカ科ヨウスコウカワイルカ属を形成する。
淡水に生息するイルカは世界に4種が知られており、ヨウスコウカワイルカはその中の1種である。他の3種は、南米のアマゾン川およびラプラタ川に生息するアマゾンカワイルカとラプラタカワイルカ、インド亜大陸のガンジス川やインダス川に生息するインドカワイルカである。
中国に生息していたヨウスコウカワイルカ(Lipotes vexillifer)。2006年の調査で個体数の維持・回復能力を失った「機能的絶滅」を宣言されていた。
英紙「ガーディアン」と、中国政府出資のネットメディア「シックス・トーン」に掲載されたインタビューによれば、保護活動家のソン・チ氏は、このほど7日間にわたりヨウスコウカワイルカを捜索。10月4日にその姿を目撃したという。「長江からあんな風に跳び上がれる生物はヨウスコウカワイルカ以外にはいません。漁師も含め、目撃者全員が間違いないと感じました」と、ソン氏は語る。
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参考 National Geographic news: 「絶滅」ヨウスコウカワイルカの目撃情報
dolphin イルカ 図鑑 マグ SUNCERA 12101 | |
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人と生きるカワイルカの生態に迫る (キヤノン財団ライブラリー) | |
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