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焼肉店でユッケ食べた男児が死亡!検出された大腸菌「O111」とは何か?
福井、富山両県で同系列の焼き肉店で食事した男児2人が相次いで死亡していたことが分かった。2人からは病原性大腸菌「O111」が検出され、うち1人は生肉料理を食べたことが確認されている。死亡した2人を含め同系列の3店で食事した計48人が食中毒症状を訴え、うち19人が重症で、両県が原因を調べている。
食中毒の大腸菌としては、O157が有名だが、O111というのはあまり聞かない。どんな菌なのだろうか?
Wikipediaによると、O157のような病原性大腸菌は、「腸管出血性大腸菌(enterohemorrhagic Escherichia coli:EHEC)」とよばれ、ベロ毒素 (Verotoxin=VT) 、または志賀毒素 (Shigatoxin=Stx) と呼ばれている毒素を産生する大腸菌である。このため、VTEC (Verotoxin producing E.coli) やSTEC (Shiga toxin-producing E.coli) とも呼ばれる。
ベロ毒素を産生することのあるO抗原としては、O1、O2、O18、O26、O103、O111、O114、O115、O118、O119、O121、O128、O143、O145、O157、O165など多数存在する。そのうち、O157によるものが全体の約80%をしめる。従って、O157が一番話題になる。
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参考HP Wikipedia
腸管出血性大腸菌 大阪大学医学部溶血性尿毒症候群(HUS)
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