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自然科学大好き!「自然」は地球、宇宙、人、社会、宗教...あらゆるものを含みます.さあ、あらゆる不思議を探検しよう!

木星は太陽系を行ったり来たり?複雑な太陽系形成過程「グランドタック・シナリオ」

2015年04月13日 | サイエンスジャーナル

 木星を加熱するケルビン・ヘルムホルツ機構

 木星は太陽系にある惑星で、内側から5番目の公転軌道を周回している第5惑星である。太陽系惑星の中で大きさ、質量ともに最大のものである。

 地球との比較では質量は318倍、直径は11倍、体積は1,321倍ほどある。半径は太陽の0.1倍に等しく、質量は0.001倍である。密度は両者でほとんど差はない。

 理論モデルが明らかにしたところによると、もし木星質量が現在の質量よりもある程度大きかったならば、木星はより強まった重力のために現在の大きさよりも逆に縮んでいたと考えられる。少々の差異では半径に影響を及ぼさないが、地球質量の500倍、木星質量の1.6倍程度重かったとすると、重力の増加による内部の圧縮が強まり、物質量の増加に反して惑星の体積が小さくなると考えられる。もし木星が星形成の際に現在の50倍程度の質量を獲得していれば褐色矮星になったとされている。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 National Geographic news: 木星は「壊し屋」だった、太陽系形成過程に新説

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「制御性T細胞(Tレグ)」を増やせば、アレルギーを克服できる?NHK“新アレルギー治療”

2015年04月12日 | サイエンスジャーナル

 アレルギーの多い現代人

 最近アレルギーを持っている人が多い。私も花粉アレルギーだ。一緒に食事するときに、小麦は大丈夫?牛乳は大丈夫?と聞かれるのは当たり前のようになってきた。アレルギーになる食品とは何だろう?

 卵、乳製品、小麦、甲殻類(エビ、カニ)、果物類、そば、魚類、ピーナッツ、魚卵(いくら)、大豆、木の実…。ずいぶん多いものである。中には命にかかわる場合もある。

 4月5日、NHKスペシャルの「新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~」を見て、アレルギーを持っているヒトは確かに最近増えていることが理解できた。その原因は周囲がきれいすぎるから…という、驚きの調査結果だった。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 NHKスペシャル: 新アレルギー治療~鍵を握る免疫細胞~

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私たちは歴史的、新大陸創造を目撃する?噴火後の西之島火山を初観測

2015年04月10日 | サイエンスジャーナル

 旧大陸は沈み、新大陸が形成される?

 世界の古代史上に残された謎の一つに伝説の古代大陸がある。伝説上の大陸とは、今日では一般的に伝説と見なされている過去の記録に登場する大陸、およびかつては仮説として提案されていたが今日の科学知見によって否定された架空の大陸のことである。

 伝説上の大陸には、さまざまなタイプがあり、また、さまざまな物語が付与されている。伝説上の大陸の上に、古代四大文明の以前にあった高度な超古代文明が栄えていたとする物語が典型的なタイプである。 伝説上の大陸を信じる者には、伝説などを手がかりに実在の証拠を見つけようと試みている者や、考古学・地質学、地球科学的な成果により既知の文明や文化に比定しようとする者もいる。

 しかし、これまで科学的実証に成功した人は誰もいない。確かに、プレートテクトニクスによって大陸は分裂し、移動することは述べられているが、新大陸ができることは述べられていない。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 Wikipedia: 西之島 サイエンスポータル: 調査船で噴火後の西之島火山を初観測

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超古代大陸文明の謎―アトランティス、ムー、レムリア、「幻の大陸」は実在したか (PHP文庫)
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筋肉を落としてはダメ!「アミノ酸ダイエット」とは何か?必須アミノ酸“BCAA”

2015年04月08日 | サイエンスジャーナル

 アミノ酸ダイエットは何か?

 3月28日、日本テレビで放送した「世界一受けたい授業」では、“アミノ酸ダイエット”が紹介されていた。どんなダイエットだろうか?

 5年前までアミノ酸を飲んでもダイエット効果はないと言われていたのだが、最新の研究では20種類あるアミノ酸のうち5種類のダイエット効果があることが分かったという。

 アミノ酸ダイエットについて紹介してくれたのは、東京大学大学院の大谷勝教授。アミノ酸を摂取すると痩せる効果だけでなくリバウンドしにくい体になるという。では、なぜそういう効果が期待できるのか?

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 世界一受けたい授業: 三食しっかり食べても健康的にやせられる!アミノ酸ダイエット Wikipedia: アミノ酸 

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抗毒血清はもういらない?“オポッサム”にヘビ毒の万能解毒剤を発見か?

2015年04月06日 | サイエンスジャーナル

 抗毒血清は蛇毒に効く抗体を含む

 暖かくなると、外へ出たくなるのは、人だけではない。冬眠している動物達も同じである。もし、野山で毒蛇に噛まれたらどうしたらよいだろうか?

 蛇毒に対しては、抗毒血清を打つことが大切である。この血清は馬から造ることが多い。馬に蛇毒を希釈したものを血管内注射する。そして、まず馬に抗体を造らせる。抗体がてきたら全血を抜いて、血清だけにする(抗体だけ除かない)。

 血液はおいておくと、赤い赤血球の部分と、透明に近い部分に分かれる。この、透明に視界部分が血漿である。血漿を放置して、遠心分離にかけて、上澄みの部分が血清になる。(固まった部分は血餅という)。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 National Geographic news: 蛇毒の万能解毒剤を発見か?

毒ヘビのやさしいサイエンス:咬まれるとアブナイ話
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エボラ熱の脅威は継続中…東大第4の新ワクチン開発!対策が遅れる理由とは?

2015年04月05日 | サイエンスジャーナル

 「闘いは終わっていない」国境なき医師団会長、来日会見

 WHO世界保健機関は、3月中旬、「エボラは西アフリカで、1万人以上の命を奪った」と発表した。ギニア、リベリア、シエラレオネのアフリカ3カ国で概して、2万4350人以上がこの病気に感染している。

 来日した国際医療援助団体「国境なき医師団」(MSF)のジョアンヌ・リュー会長は3月20日、都内の日本記者クラブで記者会見し、西アフリカで感染が広がったエボラ出血熱について「患者数は減っているが、まだ闘いは終わっていない。最終的に患者ゼロを目指す」と強調し、国境を越えた情報交換や感染者の追跡調査の強化を訴えた。

 リュー氏は、感染地域ではエボラ熱に対応するための負担が大きく医療体制が崩壊していると指摘。医療関係者の死亡などによって下痢やマラリアといった治療可能な病気で子どもらが命を落としていると述べた。「今、勝利宣言をするのは時期尚早だ」とも語り、支援の継続を求めた。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 サイエンスポータル: エボラ新ワクチン開発、サルで効果確認

ホット・ゾーン――「エボラ出血熱」制圧に命を懸けた人々
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地球以外でもオーロラを観測?木星は高速自転、火星は太陽嵐により直接発生

2015年04月04日 | 太陽系

 オーロラが観測できる惑星

 先日、日本でオーロラが観測された。北海道の北の夜空がうっすらと赤く染めた。オーロラは、太陽から飛来する磁気と電気を帯びた粒子が大気中の粒子と100㎞以上の上空で衝突し、美しく輝いて躍動するのが見える幻想的な現象である。

 北極や南極に近い高緯度でよく出現するが、日本のような中低緯度では珍しい。今回は名寄市で観測され、国内では2004年11月の北海道下川町以来11年ぶりだった。写真の撮影に成功した、今回のオーロラはひじょうに淡く、人間の眼では見えなかったようだ。

 今回のオーロラの原因は、活発化していた太陽の活動領域で、15日10時ごろにコロナ質量放出(CME:太陽ガスの放出現象)が起こり、プラズマ粒子が地球に到達して、3月18日に発生した磁気嵐による。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 大いなる地球、磁石: 惑星磁気学 サイエンスポータル: 高速自転で起きる木星のオーロラ

太陽地球系物理学 -変動するジオスペース-
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2015年4月4日、夜桜とともに今後3年ない皆既月食が見逃せない!

2015年04月03日 | サイエンスジャーナル

 4月の夜空、桜と皆既月食

 3月も終わりいよいよ4月。桜が各地で開花、見ごろを迎えている。気象庁は3月23日、都内の桜の開花宣言し、3月29日には満開宣言をした。

 そして、4月4日には、皆既月食がある。昨年10月8日の皆既月食は、比較的好天に恵まれたこともあって大きな話題となったが、再び4月4日に皆既月食が全国的に見られる。この頃、桜満開のしらせは北関東付近まで北上している予想。

 桜の枝の向こうに欠け始める月が見えるというシチュエーションが見られるかもしれない。皆既月食は月さえ見えていれば楽しめるので、都会でもどこでも場所を選ばないのが良い。月食の始まりは東京で19時15分、お花見で盛り上がり始めたころ。ただ、欠け始めの高度は20度以下なので街中では見えにくいかもしれない。

続きはこちら → http://blog.livedoor.jp/liberty7japan/ 

参考 国立天文台:皆既月食 2015年4月4日 マイナビニュース:2015年4月4日9時、むこう3年ない皆既月食を見逃すな アストロアーツ:2015.4.4皆既月食

藤井旭の月食観察ガイド: 2014年10月8日&2015年4月4日、日本で皆既月食が見られる!
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ゲノム解読が困難な6倍体サツマイモ!まず2倍体近縁野生種のゲノム解読に成功

2015年04月02日 | サイエンスジャーナル

 植物の倍数性

 倍数体とは何だろう?倍数体とは1つの細胞に2組以上の染色体をもつ個体。通常、染色体は母親由来の1組と父親由来の1組とがセットになっているが(ニ倍体,2n)、まれに受精や分裂時の異常により染色体のセットが一組だけの個体(半数体,n)や3組(三倍体,3n)・4組(四倍体,4n)になった個体が生じる場合があり、3組以上の染色体をもつ個体を一般に「倍数体」と呼んでいる。

 二倍体と四倍体の交配からは三倍体を生じる。 倍数体を人為的に作り出す薬品を「コルヒチン」という。(人体に対し有毒で、皮膚炎・嘔吐・下痢を起こすが、痛風の鎮痛剤として用いられる。) 倍数体は、一般に植物体が大きくなり、それとともに花の大きさや花弁の厚さも増大する反面、生育が遅い(晩生)傾向がある。

 有性生殖をする動物の多くは、両親から配偶子を通してそれぞれ1セットのゲノムを受け取り、計2セットのゲノムを持つ二倍体(ヒト, 2n = 46 など)である。 一方、植物には様々な倍数体が存在している。それらは、農業で役に立つ特性を持つことがあり、作物の品種・種として成立している。

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参考 サイエンスポータル: サツマイモの近縁野生種のゲノム解読

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遺伝子発現システムの弱みを狙って、がん細胞やウイルスの増殖を抑える新手法開発!

2015年04月01日 | ライフサイエンス

 遺伝子発現システム“セントラルドグマ”

 DNAのヌクレオチドの並び方を塩基配列と言う。本来は「ヌクレオチド配列」と言うべきだが、実際の差異はそれぞれの塩基部分のみであるためこのように呼ばれる。別な呼び方では「遺伝暗号」 (genetic code) という専門的な呼称もある。

 塩基配列はタンパク質のアミノ酸配列に対応しており、3つの塩基の組み合わせが20種類のアミノ酸1つずつに対応しており、mRNAに配列の情報を転写し、細胞内のリボソームでmRNAの3つの塩基が並ぶ情報(コドン)が翻訳されてアミノ酸が鎖状に繋がってタンパク質が合成される。この連鎖は全生物に共通の原理であるためセントラルドグマと呼ばれる。

 つまりタンパク質の合成は、DNAから転写されたmRNAの配列をもとにリボソームで行われる。tRNAはリボソームのタンパク質合成部位でmRNA上の塩基配列(コドン)を認識し、対応するアミノ酸を合成中のポリペプチド鎖に転移させるためのアダプター分子である。

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参考 サイエンスポータル: 遺伝子発現の弱点を狙い、増殖抑制に成功

利己的な遺伝子
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やわらかな遺伝子 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
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