ウロコのつぶやき

昭和生まれの深海魚が海の底からお送りします。

F1イケメンGP

2006-07-09 22:50:54 | F1
久しぶりにニック・ハイドフェルドの顔を見たので、ついアホなタイトルにしてしまいました。今のF1界で一番顔が良いのはニックだと信じている私。

それにしても恐いクラッシュでしたねアメリカGP。
構造上、たとえ車体がバキバキに壊れているように見えても、モノコック自体はそう簡単には壊れないとは分かってるんですが。それでも空中で横転しながら吹っ飛んで行く光景を見ると背中が寒くなります。
直後に割と平然と歩いてたのでひと安心ですが。

ところで。
どんな人間のどんな趣味でも、人は自分のハマった時期を黄金時代と信じるものです。
F1にもいます。
いつまで経っても「セナ・プロスト・ピケ・マンセル・中嶋のいたあの頃は良かった。それに比べて最近のF1は……」とか言い続けてる人。
そうやって愚痴ってる間にも、時間はどんどん過ぎて行くわけです。過去の幻影にしがみついていると、気持ちがどんどん年老いて行きそうで、自分はまだそんな風にはなりたくないなあ、と思います。
思い出はいつも美しい。でも、思い出に浸っているよりも、リアルタイムで進んでいるものを追いかける方が、多分楽しい。

そうは言っても、私にとってミカ・ハッキネン以上のドライバーは出て来ないだろう、とも思いますけどね。
だからって、今のドライバーがみんなミカ以下だ、ということでは決してないのです。
ただミカは、私自身が一番感受性が強かった十代の頃に出会って、新人時代からずっと追いかけて来て、苦労しているのも大きな事故を乗り越えるのもずっと見て来て、ようやく手にした二度のタイトル獲得を、二度共目の前で生で見ることができた。そういう経験は、もう私には多分できないだろう、ということなのです。
あの日の鈴鹿の記憶は、私にとっては一生の宝物のようなもの。
でもだからこそ、今の若い人たちは、あの頃私がミカに夢中になったのと同じように、今の若いドライバーたちに夢中になって欲しい、とも思ってます。

……ところで山本左近なんですが、前からどこかで見た事があるなと思ってたんですが、思いっきり目を見開いた状態の高木虎之介に似てると思うのは私だけでしょうか。

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