ストーブに灯油を入れるのに、電動のポンプを使っている。
ときどきどこかから、ぽとぽとたれるのはまあいいとして、
こんどはスイッチを入れても動かない。
接触が悪いみたいで、電池を入れるふたの部分を、
ぐーってけっこうな力で押さえつけないと動かない。
なおかつどっかからもれる。
新しいの買った方がいいのかな。
まあ、いつももれるわけでもないし、
きのうはもらなかったし、ポンプも普通に動いてたし。
電動はわりと高いけど、
もう楽するのに慣れてしまったら、
手動に戻るのもなあ。
図書館の本、あと2冊になった。
図書館行くのはいいんだけど、
読むのに一生懸命になってペースがくるう。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
村上春樹さんの本はほとんど読んでるはず。
古本か図書館だけど。
本屋さんで買ったのは、一番初めに買った、
「ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック」だけ。
それも「ティファニーで朝食を」を見て、
たまたま本屋で見つけて買った。
そこから古本屋さんでこつこつ集めるようにはなってしまったけど。
正直「アフターダーク」以降はよくわからない。
それまでのものはわからなくても、
最後までわからないなりに読めたのに。
でも、この本は最初の2章くらいは、
ほんとにとっつきにくくて、
そこだけで2日くらいかかったけど、
そのあとは一日で一気に読めた。
ところが。
たしか、三田誠広さんがなんかで村上さんのことを、
けなしてるわけではなく、
「行きて帰りし物語」が書けない作家って書いてて、
それが村上春樹作品を文学にしてるっていう結論だったと思うけど、
ほんとにそうなのかも。
「ノルウェイの森」と同じもののように感じたし。
「ねじまき鳥」の「壁抜け」とか、
「海辺のカフカ」のさくらさんみたいなことなのかと思ったけど、
いろいろネットの感想とか漁ってみると、
そう単純なものでもないみたい。
(沙羅の素性にかんする深読みはおもしろい、
それが正しいかどうかはわからないけど)
ただ、やっぱりストレートな結末にできない何かがあるのかも。
誰かの心の平穏のためにあえて別の誰かに罪を着させる。
それもなにかの隠喩だったりするのかな。
読んだあとでもういっかい「村上春樹はむずかしい」の、
この本の部分を読んでみたけど…
あと読んだのは「短歌の作り方、教えてください」
一青窈さんが俵万智さんに短歌を手直ししてもらう本。
最初の頃の歌は、ものすごく破調な感じ。
ちらっと耳に入るくらいで真剣に聴いたことはあまりないのだけど、
独特な詩を書く方っていうイメージなので、
わざとやってるのかと思ったら、
進むうちにどんどん上手になって普通の短歌になった。
ホットミロの歌が好き。
「迷った時には自己判断を先に出さない」っていうのがいいと思った。
グチというか、世間にいらいらしてる感じも。
役所のボールペンがひも付きなのは、
市民を疑ってるんじゃなくて、
持っていく不届きものがいるってふつうは考える。
人によって見えるもの、感じるものが違うのって、
あたりまえだけどおもしろい。
いまはどうかわからないけど、
むかしの予測変換ってその人となりが現れてたような気がするし。
一青さんではないけれど、吟行のところで、
マンホールのふたに書いてある「東京帝國大学」の、
「帝國」の部分に反応してしまう人って、息苦しくないかなと思う。
「観覧車回れよ回れ」結局見られなかったな。
最初の方、見逃して「やべっちFC」かと思ったら違ってた。
清武選手と原口選手、大迫選手、
このインタビューを見てたら、
彼らがひっぱってベテランが支えれば、
ワールドカップはだいじょうぶかなって思える内容。
名波さんのインタビューは前からうまいなと思ってたけど、
直弟子、小林選手のインタビューもおもしろかった。
いい監督になるかも、俊輔選手も来ることだし。
あと「SUPER GT+」のカート対決がおもしろった。
慣れてるコースとはいえ中尾さんが速くてびっくり。
あと岩崎名美さんの動くシケイン。