TBA

(仮)

好きな中華まん…

2017-01-25 | 日記

551の豚まん。

たまに食べたい。

後味で舌にピリッとしたのが残るのが、

ちょっといやだけど、

それでもあの皮とじゅーしーな餡には勝てない。


まあ、ふだんから食べるのは、

スーパーで買ってくる、

リーズナブルなヤマザキのやつ。

肉まんもあんまんもピザまんもおいしい。

「特撰肉まん」っていうのもあるんだけど、

そっちはなんかたけのこかなにかの主張が強すぎるような…




きょうは午前中の予定が飛んでしまったので、

お墓参り。

去年の暮れから全然行けてなかったので、

月命日でもなんでもないけど、

まあ、気は心というやつで。




『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く』を読んだ。

けっこうおもしろいと思った。

身近に有効活用できるものがあるのに、

それを捨ててまでお金を出して買うことのバカらしさ。

ただ、いっぺんに日本の社会を変えてしまうのは難しいし、

いろいろ問題も出てくると思う。

だから、0か100かではなくて、

本流もあれば傍流もあったほうがいいし、

こういうのもあっていいよねっていうことなら賛成。


ただ、途中がなんか突っ走りすぎてて、

あやしげなビジネスやら健康食品やらの宣伝みたいな、

うさんくささまで漂わせてるのはもったいないと思う。


で、すごくいい考え方なのに、

この本が書かれてけっこう時間がたつのに、

あまり成功例を聞かないのはなんでだろう。

なにかここに書かれてない問題点があるのかも。


でも、考え方としてはきらいじゃない。

地方自治って本来はこういうふうに考えていくものなんだろうと思うし。

権限が増えただけで物事が急に変えられるわけでもない。

なんでも国のせいにするだけではなくて、

その地方にしかできないことを見つけることが大事なのかも。

知事が外交をするとか論外だけど。




「とっぴんぱらりの風太郎」も読んだ。

なんか「バベル九朔」の主人公が、

もがきながら書いた小説を読んだような気分。


本格的な超大作を書こうっていう意気込みで、

この人本来の持ち味を見失ってるような気がした。

作者は登場人物の運命を握った神ではあるけど、

読者の予想外の非情な結末を書きたい考えに酔ってしまって、

その権限を好きに使ってはしまうのはどうかと。


すごく長い小説なんだけど長くなってるのは、

なにも起こらない話かと思うくらい、

話が転がりだすまでが遅いからな気がするし、

ほんわかした部分とシリアスな部分の

バランスが悪いっていうのもある。

実は〇〇は〇〇でした的なものも多すぎるような気がして、

焦点がぼやけてる感じも。


いろんな結末にできたところを、

あえてこういう形に書いたのだろうけど、

登場人物が運命に流されていく過程で、

その必然性があんまり見えないような。

家族のためだったり、自分のためだったり、

いろんなものを抱えて生きてきた人たちは、

それらを捨てて命をかけるのなら、

やっぱり報われてほしいと思う。


作者がこう書きたかったから、

こう書いたって感じ。


ほんとうに読まされてしまう本って、

読者の願う結末ではなくても、

それが自然に受け入れられるものだと思う。



この本を読んでから「猫忍」を見た。

こっちの3人がそういう結末になったら、

まあ違和感ばりばりだし、ならないはずだけど、

序盤は大差ないもん。

アナログな光学迷彩と、

悪魔的な世を忍ぶ仮の姿。


なんでナレーションが森本レオさんなのかと思ったけど、

「ショムニ」でネコ飼ってたからなのかな。


そういえば、坪井さん。

女優からバラエティに転身して、

いいポジションにいたはずなんだけど、

どのあたりからうまくいかなくなってしまったんだろうな…
コメント
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