久しぶりで吉田拓郎を聴く。中国新聞で連載中の物語で、ひょっこり思い出してしまった。結婚したとか再婚したとかの記事は覚えているが、興味はない。体を悪くしコンサートをキャンセルした、という記事は読んだ記憶がある。レコードはおおかた買った。世はCDに移行。買い換える気になれずにいた。レコードはもはやプレーヤーがない。
当時ボーカルキャンセラーという機械を買った。ステレオ録音で中央に定位する音を打ち消す、というもの。ボーカルはかすかに残るが、本物と同じカラオケが出来る。イントロのギターが気持ちよいので市販のカラオケは買う気がしなかった。このためにWカセットデッキが無かった時代、高価なテープデッキを2台も購入。作成したカラオケに吹き込んだテープもある。数十年は鳴らしてない。テープの寿命検査もかねて聴いてみよう。
最近吉田拓郎ベスト盤を、同世代の同僚から借りた。吉田節が蘇った。「いつも土砂降り」じゃなかった「たどり着いたらいつも雨降り」を、つい一緒にがなってしまった。彼の歌にただよう重たい空気感が何とも言えない。
最近デノンからUSBメモリに直接録音できるフルオートレコードプレーヤー「DP-200USB」が出た。標準価格:31,500円だが、実売は22000円くらい。アナログレコードを再生(は当たり前)し、音声をデジタルファイルに変換(はこれまでもあった)して接続したUSBメモリなどに直接保存できる(ところが新しい)。保存形式はMP3で、ビットレートは 192kbps。気持ちが揺らぐが、MP3というところがちょっと引っかかるのと持ってるLPが30枚程度なので、どうなんだろう。かなりレコード鳴らしてるので、雑音取るのが大変かも。
レコードの無録音部分を検知し自動的にトラック番号を記録する編集ソフト「Trans Music Manager」(Windows Vista/XP/2000対応)も付属、とあるがMACには対応しないだろうしね。