LUSTYHOUSE

まだ、もう少し作ること、動くこと、想像すること、楽しむこと。気ままに、思うことを書いてます。

菜箸

2012年03月22日 | 工作

天ぷらなどに使う菜箸を作ってみる。天ぷら職人が使う菜箸は先が太い。「がってん」によると、ころもを傷つけないためらしい。天ぷらは蒸し料理だという、衣に傷をつけて、油が衣の中に入り込むのは避けたい。従って使用する箸は先が丸く太くなっているらしい。確かに天ぷら屋の菜箸は太い。
樫木(カシ)を切ってストーブ用の薪作りを手伝った際、良さそうな材を持ち帰り乾燥(1年くらい室内で放置)。ナタで適当に割る。割ることで繊維に逆らわない角材が出来る。箸に使えそうな材をバンドソウでさらにカット、整える。手押し鉋、テーブルソーに通し、厚みが12mm程度になったら、治具の出番。適当な太さに削って形になったらドリルにセット、回転させながらベルトサンダーで箸先を丸く整える。電動ドリルのチャックに入れば、回転をかけながら手に持ったペーパーだけで箸先を丸くすることが出来る。さらにサンドペーパー#400で磨きをかける。塗装はなし。硬く白い材なので、なかなかいいと思う。
割れが入り完成出来たのは2善だけになった。次回はもう少し改善しよう。ということでまたカシを伐採した。バンドソーに乗せるため一部をチェーンソーでカット。木口にボンドを塗って1年乾燥させる。報告は1年後だ。
 Photo Img_1198 Img_1200 Img_1201 Img_1202 Img_1258