東京都渋谷区代々木に事務局を置き、内視鏡医学に関する研究を奨励助成するなどの事業を行う公益財団法人・内視鏡医学研究振興財団が2006年(平成18年)に制定。
日付は「な(7)い(1)し(4)きょう」(内視鏡)と読む語呂合わせから。1950年(昭和25年)、内視鏡は日本において世界で初めて胃カメラによる胃内撮影に成功した。それ以来、医学の各分野で高く評価され、診断・治療に役立てられてきた。その内視鏡医学のさらなる発展と普及を願って記念日とした。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
内視鏡について
内視鏡(endoscope)は、主に人体内部を観察することを目的とした医療機器である。本体に光学系を内蔵し、先端を体内に挿入することによって内部の映像を手元で見ることができる。
内視鏡検診では、がんをはじめとする多くの病気を早めに発見することができる。早期発見し、治療すれば治癒する可能性が高くなる。例えば胃がんでは、早期に発見されたがん(ステージⅠ)は、治療の目安となる「5年生存率」が90%以上と非常に良好である。
内視鏡は、消化器科だけでなく、泌尿器科、呼吸器科、耳鼻咽喉科、産婦人科、脳神経外科、整形外科など、幅広く用いられ、進化発展している。近年では、口から飲み込み、腸内の撮影を行うカプセル型の内視鏡も開発され、使用されている。
リンク:内視鏡医学研究振興財団、Wikipedia
「月の沙漠」作詞:加藤まさを 作曲:佐々木すぐる【懐かし名曲アルバム】
1962年(昭和37年)のこの日、イギリスのロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)がロンドンのクラブに初出演した。
ザ・ローリング・ストーンズはロックの代名詞的な存在であり、1度も解散することなく第一線で創作を続け、2012年(平成24年)に結成50周年を迎えた。50周年記念コンサートのチケットは全公演がものの数分で完売したという。また、50周年を記念してサントリーでは限定150本・価格50万円のウイスキーを発売した。50年ものの原酒を使ったウイスキーで、団塊世代のファンや高級飲食店を中心に完売したという。
東京都豊島区巣鴨に事務局を置く一般財団法人・日本データ通信協会(Japan Data Communications Association:JADAC)の「迷惑メール相談センター」が制定。
日付は「迷惑メール相談センター」が開設された2002年(平成14年)7月10日から。近年、架空請求メール・詐欺メールなどの迷惑メールが増加し犯罪被害が拡大していることから、その予防のために利用者のリテラシーの向上と、防止技術の普及と促進を図ることが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
パソコンで迷惑メールをブロックするためには、主に3つの対策があり、①プロバイダの提供するフィルタリングサービスを利用する、②セキュリティソフトの迷惑メール対策機能を利用する、③迷惑メールブロック機能を持ったメールソフト・アドインソフトを利用する、ことが有効的である。
また、スマートフォンを守るためには、①OSを最新版に更新する、②迷惑メールフィルターを利用する、③ウイルス対策ソフト(アプリ)を利用する、④Androidアプリを入手する時には安全性について慎重に検討する、などの対策が挙げられる。
「迷惑メール相談センター」では、迷惑メールを受信してお困りの方からの相談を受けて、その対策などのアドバイスを行うとともに、皆さまから提供いただいた違反メールの情報を基に、総務省へ報告し、違反送信者に対する改善命令、ISPによる迷惑メールの送信停止措置に役立てるなど、「違反メールを送信させない、受信しない」環境作りに取り組んでいる。
日本データ通信協会について
日本データ通信協会は、データ通信の健全な発展を図り、日本の経済社会への貢献を目的として、ユーザー団体・コンピュータメーカ・電気通信事業者などにより1973年(昭和48年)12月に設立された。1985年(昭和60年)度からは、国家試験として制度化された「電気通信主任技術者試験」及び「工事担任者試験」を実施し、現在は「情報セキュリティの確保」と「情報通信に関する人材育成」を大きな2本の柱に、各種事業を展開している。
「情報セキュリティの確保」に関しては、迷惑メール・個人情報保護問題などに対し、「迷惑メール相談センター」「電気通信個人情報保護推進センター」を開設するなど、情報収集・調査・分析を行い、安全・快適な利用環境作りに邁進している。
リンク:日本データ通信協会
NHKアニメワールド おじゃる丸 | おじゃる丸となかまたち
<ここまで完成したエンマ界の面々>
1939年(昭和14年)のこの日、零式艦上戦闘機(れいしきかんじょうせんとうき)の試作機の試験飛行が始まった。
零式艦上戦闘機は、零戦(ぜろせん、れいせん)、ゼロ戦の略称で知られている。連合国側の米英の戦闘機に対し優勢に戦ったことから敵パイロットから「ゼロファイター(Zero Fighter)」と呼ばれた。
「小回りが利き、飛行距離の長い戦闘機を」という海軍の要求で堀越二郎が設計した。零戦は日本最後の艦上戦闘機であり、時速533km、航続距離3,500kmであった。1年後の中国戦線から実戦に投入され、第二次大戦中に1万機以上が生産された。
当時の日本の軍用機は、採用年次の皇紀下2桁を名称に冠する規定になっていた。零戦の「零式」との名称は、制式採用された1940年(昭和15年)は皇紀2600年にあたり、その下2桁が「00」であるためである。
零戦の設計者である堀越二郎をモデルにした作品として、スタジオジブリの映画『風立ちぬ』がある。宮崎駿の漫画『風立ちぬ』を原作としたアニメーション映画で、2013年(平成25年)7月20日に公開された。原作・脚本・監督は宮崎駿で、堀越の声はアニメーション監督の庵野秀明が声優として起用された。
岡山県岡山市北区に本社を置き、岡山県・香川県を主な放送エリアとしてテレビジョン放送事業を行う岡山放送株式会社(略称:OHK)が制定。
日付は「な(7)んし(4)ょん」と読む語呂合わせから。月曜日から土曜日まで生放送している同局の人気情報テレビ番組『なんしょん?』を、さらに多くの人に知ってもらうことが目的。
記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同協会の記念日において、テレビ番組のタイトルがそのまま記念日登録されたのは初めてのことである。
「なんしょん?」について
岡山放送(OHK)は、2014年(平成26年)12月5日に一般開業したショッピングセンター「イオンモール岡山」5階・6階へスタジオや番組制作機能を移転した。『なんしょん?』は、その5階に設けた「OHKまちなかスタジオ ミルン」における、最初のレギュラー・バラエティー番組である。
これを控え、平日午後に放送されていた『エブリのまち』が同年11月に終了し、同番組はその後継番組として、移転翌日の12月6日(土)に放送が開始された。
番組の正式名称は『ミルンへカモン! なんしょん?』だが、新聞の番組表や電子番組表においては『なんしょん?』と表記されている。2020年(令和2年)7月時点で、放送時間は月曜日~金曜日が17:13~17:53(40分)、土曜日が12:00~13:00(60分)で、週6日放送の番組である。
1912年(明治45年)のこの日、大阪府大阪市浪速区に通天閣が完成した。
1903年(明治36年)の第5回内国勧業博覧会の会場跡地に娯楽地「新世界」を開発した際、その中心にフランス・パリのエッフェル塔と凱旋門を模して作られた。第二次世界大戦中に金属回収のため撤去されたが、1956年(昭和31年)に再建された。そのため、現在の通天閣は二代目となる。
通天閣は大阪の観光名所として知られ、2007年(平成19年)に国の登録有形文化財となった。公式キャラクターは幸運の神「ビリケン」。「通天閣」の名前は「天に通じる高い建物」という意味で、命名したのは明治時代の儒学者・藤沢南岳(ふじさわ なんがく、1842~1920年)である。