ジョイフル本田、136円に値下げ。
関東市場大きな影響力を持つ同社の値下げは、GW商戦に突入した周辺部に激震を走らせた。
圧倒的な安値に対し、
系列と非系列の格差が開きつつある。
勝負にならない。
系列業者がなぜ不利な競争条件を強いられているのか理解できない。
と、元売の仕切り施策に批判の声が高まっている。
同紙「論説」の最後も
『手っ取り早く捌く手法(業転)は、系列に対する背信行為である。』
と結ばれています。
全く、その通りだと思います。
消費者は「安ければ良い」と思っているでしょう。
だけど、「近所の系列店が廃業すれば良い」と思っているでしょうか?
ジョイフル本田の売価136円(税込み)は、うちの仕切り(税抜き)より安いのです。
仕切り単価が同じなら、ローコスト運営が出来る我々のような地場の三者店(地域の個人経営のガソリンスタンド)の方が安く販売できます。
又は、販売単価が同じなら、余程の理由が無い限り近所のお店に行くのではないでしょうか?
農家や企業にとって、地場の三者店は無くてはならないものではないでしょうか?
この度の東日本大震災でも、地場の三者店の必要性は認識されたのではなかったのですか?!
けれども、大きな仕切り格差や地下タンクの法規制で、地場の三者店の存続が危ぶまれています。
何故、
元売に対してリッター当たり4円ものブランド料を支払っている系列販売店が
仕切り格差による“不利な条件”を強いられなければならないのでしょうか?!
自社マークを掲げている系列販売店をもっと大切にしてほしいと思います。
別に保護を求めているわけではありません。
リッター当たり2円程度の「安定供給料」なら喜んで負担します。
特約店マージンもそれくらいで良いでしょう?!
仕切り単価が4,5円の格差なら、我々は充分戦えます。
(※業界の新聞に載るのは特約店仕切りなので、現在の最終的な仕切り格差は10円近くにもなります)
元売は余剰玉を非系列(業転)に安く卸すのなら、
系列玉も同じように値段を下げるべきです!
最終的に、それが真の、
元売の社会貢献になるのだと思います。