向って左の「努力報われる業界へ」
税込みで1リッター143円の仕切り
なのに、周辺には140円の売値看板が掲げられ、地域の客をさらっていく。
「努力が報われないのは、努力の仕方が悪いから」と揶揄されるが、
この仕切り格差では太刀打ちできない。
人の2倍、3倍も働く努力を続けているが、努力は殆ど成果を結ばず
「努力の甲斐がある正常な業界になってほしい」と切に願っている。
・・・・・
この記事の三者店さんの仕切り価格、殆どうちと同じです。
向って右の「業界見通しが存廃基準に」の記事では、
地下タンク改修義務付けの猶予期限の平成25年1月末を、
存続、もしくは廃業の決断時期と捉えるが、
どちらにするか決めるのは
「地下タンク改修にかかるコストの問題よりも、業界の将来性が判断基準になる」
・・・・・
その通りですよ。
適正マージンが得られる健全な業界であれば、融資(借金)を受けてでも営業を続けようと思えるけど、
仕切り格差・業転・発券店値付けカードなど問題が山積みの病んだ業界で今でも持ち出しなのに、
借金してまで誰が営業を続けようと思うのでしょう。
2者店なら残り福を狙えるかも知れないけど、三者店では余程でない限りそれも無理だと思う。
「今こそ非常事態」
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/7ae97b8e66e78c2b528f5bff13937331
と宣言され、その後に起こった東日本大震災でもガソリンスタンドの重要性が認識されたハズなのに・・・
ほとぼりが冷めたら、又、一緒。
同じ事の繰り返し。
考えてみれば、
10年も前からずーーーーーーっと変わってないんだな。
業界の新聞に書かれているコトって。
でも、それは消費者がこの業界の現実を知らないからで
ガソリンスタンド過疎などの問題をキッカケに
消費者がこの業界に興味を持ってくれれば、現状を変えることが出きるかも知れないと思っているけど・・・
間に合わなかったのかも知れない。
私はずっと「早く店を畳んだ方が良い」という考えだから、まぁ良いんだけど
でも、やっぱり悔しい思いはあるよね。
最近、複数の職種の取引先の個人事業主さんから
「何の為に、誰の為に(会社・店)をやっているのか分からない」
「持ち出しばかりで、今の従業員が定年まではなんとか頑張ろうと思ってやってきたが、あと○年も続けられない」
という声を聞きます。
やはりどの経営者の方も「規制緩和が悪い」とおっしゃいます。
規制緩和も必要なこともあったのでしょうが、緩和するとしても規制を残さなければならなかった部分もあったと思うのです。
でも、日本の規制緩和は“後先考えずにやっちゃった”って感じ。
商品にもよりますが、もうチェーン店のような形態でないと存続できないのかも知れませんね。
規制緩和は大企業の為のものだったのでしょうね。
元売の経常利益から計算すると、元売はリッター当たり15円の粗利になるらしい。
系列販売店は一桁の粗利だというのに・・・
悔しい思いはあるけど、
私自身は、「もうええわ」と思っています。