masumiノート

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米原油輸出解禁 調達で日本第1号はコスモ石油

2016年01月19日 | 切り抜き

米原油輸出解禁 調達で日本第1号はコスモ石油

アメリカが1970年代の石油危機から40年ぶりに原油輸出を解禁したことを受けて、日本で第1号となるアメリカ産原油の調達を、石油元売り大手のコスモ石油が行うことになりました。中東情勢が緊迫するなか、安定した調達先として期待が高まりそうです。
アメリカは、石油危機をきっかけに自国のエネルギーを確保するために、1975年から原油の輸出を原則禁止してきましたが、シェールオイルの生産拡大を受けて先月法律を改正し、40年ぶりに輸出を解禁しました。
経済産業省は2年前からアメリカ政府と水面下で交渉し、輸出が解禁された場合には日本にも原油を供給するよう働きかけてきました。
関係者によりますと、こうした交渉もあって、石油元売り大手の「コスモ石油」がこのほど日本で第1号となるアメリカ産原油の調達を行うことになりました。具体的には、コスモ石油がアメリカ国内で石油事業を行っている会社と売買契約を結び、30万バレルを購入して、来月下旬に南部テキサス州ヒューストンから日本に向けてタンカーで輸出される計画です。
経済産業省は、今後もアメリカからの原油の輸入をさらに拡大させたい方針です。原油の8割を中東諸国に依存してきた日本にとっては、政治経済的につながりが深いアメリカが調達先に加わることで、エネルギーの安定供給や価格交渉力の強化につながることが期待されます。




5月10日 追記

43年ぶり アメリカ産原油 日本へ

43年ぶりにアメリカ産原油が日本に到着すると伝えた。日本からすると原油調達先が分散できるメリットがあると伝えた。アメリカはシェールオイルの技術改革で原油生産量が増えていると伝えた。ただ原油価格が下落してシェールオイル企業の倒産も多いと伝えた。アメリカではシェール企業の再編が進んで長期戦にも備えていると伝えた。ジョー・バートン下院議員はロシアやOPECの一部のメンバーに自由市場で対抗すると語った。日本の消費者にはメリットがあると伝えた。

2016年5月9日放送 22:24 - 22:30 テレビ朝日 報道ステーション (ニュース)

 

 


元売にしか説明できない。

2016年01月19日 | ガソリンスタンド2

原油安の報道でー
「来週になったらもっと安くなる?」とお客さん。
「何とも言えない」とこうちゃん。
「灯油、まだもう少しあるから、安くなったら配達して」とお客さん。

これが先週末の午前中の店頭での出来事。
午後、st31掲示板で“最大手元売、灯油値上げするらしい”投稿を目にし、月曜日に特約店担当者からも報告を受けました。

*****(※青系文字がmasumi)

今日の燃料油脂新聞の一面

灯油スポット市況独歩安
需要不振で続落

最大手元売さん、本当に本気ですか?

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σ(^_^;)アセアセ... さて、この「安くなったら配達して」のご注文には何時応えれば良いのかな?...と言ってたのですが、この寒さです。

「やっぱり行ってくるわ」byこうちゃん。

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同じく本日の燃料油脂新聞より

(元売所有物件で外資系のマークの)地場フルが会員95円表示
「不当廉売に該当する」
※全量業転玉だとしてもSS届け価格は税込みで97円程度だそうです。

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超安値PB報道で消費者からクレーム 元売に説明責任は


1月18日 ぜんせきより

近畿地方の石油販売業者からは「あまりにも実態とかけ離れている」との批判が相次いでいる。
(ガソリンの値下がりを報道する一般ニュースに対して)

全国最安値ともいわれるプライベート業者が取材され、一方でマージン圧縮に苦しむSSの実態は報道されていないということへの不満や、原油安がSS売価に直結するような報道に対し、
「供給元である元売を含め、正確に報道してほしい」との声が上がっている。

(略)

大勢のSSが仕切変動以上の安値が横行していることに苦しみ、経営環境が悪化していることを広く知ってもらいたいというのが本音だ。

奈良県の地場業者は
「愛知県や岐阜県のことは耳にするが、これまではその極端な価格は影響ないと思ってきた。ところがニュースに流れるようになり、ユーザーの価格へのクレームが増えている」と明かす。

実態とかけ離れた安値報道に対し
「元売がもっと報道に関与すべき。我々は通知されるまま売価を決めている。原油市場と国内石油製品価格の整合性は元売が説明すべき」と指摘、メーカー責任を果たしてほしいという。

大阪府の業者も
「このまま年度末を迎えれば、相当SSが閉鎖することも予測される。元売再編前にSS数が変わってしまう」と危機感を強めている。

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>奈良県の地場業者は「愛知県や岐阜県のことは耳にするが、これまではその極端な価格は影響ないと思ってきた。ところがニュースに流れるようになり、ユーザーの価格へのクレームが増えている」

セルフが出来るより早く近隣SSが自店の仕切り並の安売りを始めた当地域とは対照的な地域だと思います。
売り値の違いを説明する術の無かった当時と違って、今は「公取委の見解」という印籠があります。
※「系列でも業転OK」の印籠ではなく、「流通ルートが2つあり、価格差がある」、その“証明”としての印籠です。

価格に対するクレームはそれである程度回避できますが、店を選ぶ権利は消費者にあります。

「原油安だから値下がりする」と思っている消費者に対して、一方的にFAXで仕切り通知を受け取るだけの私たち販売店はどう答えれば良いのでしょうか。

説明することは元売にしか不可能です。

おまけ
系列103円表示も
PB業者からは「業転より安い系列仕入れがある」との声も上がっている
(画像向かって右、赤線で囲っている部分)


事業主が悪質だからでしょうか?

2016年01月19日 | ニュースから一言二言

厚生年金、悪質加入逃れの基準策定…告発も視野

厚生労働省と日本年金機構は、保険料を払いたくないなどの理由で厚生年金への加入を逃れている悪質な事業主について、刑事告発するかどうかを判断するための新たな基準を策定する方針を固めた。

 すでに機構と警察庁が基準作りに向けた協議を始めた。本来は厚生年金の対象なのに国民年金に入っている従業員は推計で約200万人に上り、政府として厳しい対応が必要と判断した。

 国民年金の場合、保険料(月額約1万5000円)は加入者のみが負担する。一方、厚生年金の場合は、給与に応じた保険料を、加入者と事業所(企業)が折半して払う仕組みで、加入者が将来受け取る年金額は国民年金より多くなる。

 国税庁による企業の税関連情報と、厚生年金の加入記録をつきあわせた結果、厚生年金の加入対象となる可能性がある事業所は現在全国に約79万あるという。全国の機構職員を中心として、2017年度末までに79万事業所の実態を調査する方針だ。


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2010年10月の記事、「
社員の社会保険料、正直に払えない

このページには毎日何件かのアクセスがあります。
検索キーワードは、社会保険が払えない キツイ 抜け道 等々です。


当店も正社員が辞めたあとに雇用したのはアルバイトでした。
社会保険等、福利厚生のある正社員として雇用したくても出来ない現実がありました。


行き過ぎた価格競争。


系列店が正規仕入れではない業転玉を仕入れる
レギュラーをハイオクと偽って売る
灯油をレギュラーに混ぜて売る
油外収益を上げるために無茶をする


廃棄食材の横流し品の流通
ツアーバスの事故


背景には、“価格競争”。


PS
ガソリンスタンド業界で言えば、価格競争だけではなく“仕入れ値の格差”という問題があります。
他の業界でも何らかの歪みがあるのでしょうか。