masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

あと2年、持つかな(汗)

2016年03月09日 | ガソリンスタンド2

3月9日 燃料油脂新聞より (※青系文字がmasumi)


週間コスト2円規模上昇

※元売再編に向けての陣取り合戦を行っているのは販社や大手特約店等、
元売の後ろ盾があればこそ、だとか。

元売の
“(マーケットの正常化まで)あと2年くらいかかるのではないか”とか
系列価格と非系列価格との格差がかなり縮まり、将来的には系列価格が非系列価格より安くなるべきと考えている”という発言と合わせて考えれば・・・
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/d788a09a9568f683ff67a7d2bce9bc07

行きつく答えは、やはり 「われわれ地場業者は元売に潰されてしまうのではないだろうか。」






PB劣勢強まる 安値による差別化困難

※もし将来的に系列と業転の仕入れ値の格差が縮小したとしても、
地域のフルスタンドとして昔ながらの営業形態を続けてこられたようなPBは大丈夫だと思っています。

系列もPBも、地場フルで小口配達を担っているなら販社や大手のセルフに負けないし、負けちゃダメ。

(と言いながら、当店は既に負け組で、今はただ踏ん張っている状態なんですけどね^^;)



大手も存続の危機 直営SS見直しに着手

※地場業者には不可能な安値販売で市況を乱し、そのあげくに赤字になるようなSSこそ早期撤退を!!




油外増収へ軸足移す 「経費をまかないたい」


「利益は油外で」でも ( ̄_ ̄|||) どよ~ん なのに・・・
「経費を油外で」なんて ∑(_□_;)ii サカサガビーン!! って感じです。


**********

以下夫婦の会話

ま、「こうちゃん、市場が落ち着くのは2年先やねんて、元売が統合されたら落ち着くと思うけど、それまでウチ大丈夫やろか?持つやろか?」

こ、「甘いなぁ、みな何かあったら『あと何年』って、どんだけそれを繰り返して来てんねん(笑) 
販社とか大手の安いのは元売が一緒になったあともずぅーっと続くわいな。
地場が楽になることなんてないんちゃうか(笑)」


ということで、
やっぱり「やれるとこまでやる」しかないみたいです。
f(^▽^;;;


全国の地場のガソリンスタンドのために

2016年03月09日 | ガソリンスタンド2


3月7日 ぜんせきより

「論説」フォローアップ調査に期待

公正取引員会は現在、2013年7月に公表したガソリン流通実態調査をもとに元売各社に求めた改善事項の実施状況について、フォーローアップ調査を行っている。
昨年9月の石油流通問題議員連盟役員会で公取委幹部が「元売に対して具体的にどのように変わったのか、どういった対応を行っているのかなどヒアリングを行っている」と発表。
この時点で一通りヒアリングが終わり、さらに詳細な形で2回目のヒアリングを実施することを明らかにした。

公取委幹部はさらに「今後、販売子会社や商社に対してもヒアリングを行い、さらに必要があればガソリンスタンドなどにも意見を聞く」方針も示し、その言葉通り石油販売業者を対象にしたヒアリングがいま、行われている。


公取委が元売に求めた改善要請とは、
一般特約店向けの仕切価格の妥当性について、自主的、合理的な判断ができるよう仕切フォーミュラの各構成要素を開示するように指摘し、その額の決まり方についても元売が一方的に通知するのではなく、疑義が生じないようにすべきと指導したことである。

また、業転玉の取り扱いについて、現状として元売からPBSSなどに対して業転玉が安定的に供給されており、さらに系列玉と業転玉の価格差が常態化していることから、
「元売が系列特約店に対して業転玉の取り扱いを一律に制限・禁止することは、公正な競争環境の整備を進めるにあたって悪い影響を及ぼしかねない」と指摘。

さらに、「これらの行為は、一般的にみて、取引上優越した立場にある元売が、一般特約店に対し、一方的に、競争上不利な取引条件を課しているおそれがあるもので、ガソリンの流通市場における公正な競争環境を整備するという観点からみて不適切であると考えられる」と指摘した。

つまり2年半前に、公取委は元売に対して公正で透明な仕切価格の決定方式が必要不可欠だと指導し、
いま、改めてその改善がどこまで行われているのかを検証しているのだ。

市場ではこの報告書が出たあと、事後調整が復活し、価格フォーミュラなどの指標が有名無実化している。

透明性を目指したはずが、そうなっていないのが実情である。


我が石油販売業界はこのフォローアップヒアリングの結果と、そこで指摘される再指導に期待を寄せている。



***(以下masumi)


「系列でも(出荷元が同じと証明されれば)業転OK」
この見解の真意は元売への是正勧告だったとしても、この見解によって他社買いしている販売店が図に乗り、全量を正規ルートで仕入れている販売店は孤立感を深めることになりました。

しかし見解が出た後でも、他社買いがもとでマークを外すことになった販売店があります。

そして出荷元を証明するための“流通経路証明書”について販売店へ周知させるように要請があったものの、未だにそれは行われておりません。

系列特約店の既得権ゆえだと思っています。


流通経路証明書にしても、それで100%元売や特約店の優越的地位の濫用に歯止めがかかるかは定かではありません。
見解は見解でしかなく、法的に販売店を守ることにはならないからです。
議員立法化の話もあるようですが(ありましたが?)、消費者の理解は得られないだろうという意見もありました。

・・・

公取委の指導が功を奏す時、市場に残っている販売業者が販社・大手特約店・広域量販店といった面々ばかりではないことを願っています。




PS

仕切り通知(FAX)がありました。
値上げなんですが、市況は値下がりを続けています。

どうやら元売再編に向けての陣取り合戦が販社や大手特約店の間で行われているようです。
消費者には喜ばしいことだと思いますが、地場零細からしたら物凄く迷惑なことです。
1リッター当たりの粗利が、代行給油手数料と変わらなくなってきました。