masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

仕入値が安ければ、安値販売しても、採販です。

2016年06月03日 | ガソリンスタンド2

6月3日 燃料油脂新聞より


「社説」大幅値上げに理解求めよう

販社に採販厳守指示 出光

※(運営費を元売から支給されている)CA方式のお店には“仕入れ”の概念すらないのでは?



仕切り上昇し強い危機感
セルフ125円に底上げ 
フル掛け売り130円台視野




軽油価格差30円以上




事業承継 ピンチでなくチャンス
油の仕事に将来見出す 第2創業に挑む若手経営者に期待大

※私もまだまだこの商売は捨てたもんじゃないと思います。


それで何か変わりますか?

2016年06月03日 | ガソリンスタンド2

6月1日 ぜんせきより (※青系文字がmasumi)




(コストコの攻勢で)羽島市では地元の2業者がこのほど相次いでSSを閉じた。
こうした事態に組合側は
「資本力を背景にした不当廉売の横暴を許してはならない。地域社会を守るために公正な判断を何十回でも公取委に求め、我々の業界を守っていく」と対抗姿勢を鮮明にしている。


※masumiさんが公取委ならこう言います。

組合の一番偉い方が「我々には業転以外生きる術がない」「業転は命綱」「系列でも5割業転許容を」とエネ庁に訴えたでしょ。
だから公取委としても「系列店でも業転を仕入れて良い」と見解を出してあげたし、今もその方針です。

エネ庁も「協業化して共同仕入れで安値仕入れを勝ち取りなさい」とおっしゃっているじゃないですか。


まぁ場合によっては注意や警告は出しますが、


それで何か変わるんですか?

***

注)苦しい経営を強いられている同業地場業者の方々には不謹慎な発言で申し訳ありません。
しかし、コストコが元凶ではないということは、賢明な方であれば分かっていらっしゃると思います。


>「資本力を背景にした不当廉売の横暴を許してはならない。地域社会を守るために公正な判断を何十回でも公取委に求め、我々の業界を守っていく」

不当廉売まがいの横暴は、コストコ(異業種)だけではないでしょ?

規制緩和直後、資本力&優位な仕入れ値を武器に不当廉売まがいの安売りを行い、地場零細店を廃業へと追いやったのは、
同業者仲間であったはずの、同じ組合員であったはずの、特約店クラスの方々ではありませんか。
それに業転で追随した、同じ地場仲間ではありませんか。

そしてそれを可能にしたのは、元売の出鱈目で恣意的な格差のある卸ではありませんか。


だから

当ブログはコストコセルフSSを応援します!



コストコの出店計画の中に当店の商圏も入っていることを強く願っています。
それも「市内」で!!






追記

元売だけが元凶でもないと思っています。
“エネルギー”という 国の骨幹に係ることだもの。
国が絡んでいないわけがない。と思います。





6月7日追記
6月7日 燃料油脂新聞より

不当廉売“注意”341件 27年度
昨年比15件増 2年ぶりに上回る

ただ申告事案が「警告」や法的措置の「排除措置命令」に至る例は極めて少ないのが実情。
公取委が迅速処理に傾注しているため「注意」にとどまる例が多いことに周辺業者が落胆し、異常な廉売で深刻な影響を受けていながら申告を見送っているとの指摘もある。

最近ではプライベートブランドに加え、JA全農のSSの安値販売が各地で波紋を広げており、不当廉売事案として浮上。
元売の大幅仕切り上げによる販売業者のコスト転嫁の阻害要因になっているとして、独占禁止法上の措置を求める機運が高まっている。




※一般の消費者はこのようなことも知らないし、例え知ったとしても“ミタニ”のときと同じで、公取委に訴えた方が悪者にされるのがオチ。
・・・
でもこの業界の問題、「仕切り格差」や「灯油難民」のことを知れば、それを知った人の中から“理解者”が増える可能性はあると思う。