masumiノート

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度を超す油外販売

2016年06月27日 | ガソリンスタンド2

先日、こうちゃんは現金会員さんからの油外注文をお断りしました。
お断りしたというより、カーディーラーでやって貰う事をお勧めしたのです。

「オイルフィルター交換のランプが点いたのでフィルターだけ交換してほしい」とのこと。
車を購入した時にオイル交換はカーディーラーで定期的に無料でしてもらえるプランにしてあるーとのことで、「フィルターだけ」。

オイル交換した時に貼るステッカーはなく、いつ交換したか尋ねると2-3か月前とのことでした。

エレメントだけ替えてもいいけどディーラーで作業しないとランプが消えない(消せない)可能性がある旨を伝えて「ディーラーでやって貰った方がいいと思いますよ」、と。


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6月24日 燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)

度を超す油外販売 SS業界の印象悪化に懸念

愛知県では県内の2SSが、このほどいわゆる不正車検による行政処分を受けたことをきっかけに「SSの油外販売が度を越しつつある」といった指摘が出ている。
不正車検は論外にしても、無理な油外販売が結果的に客の不信を買い、業界全体の不利益につながらないかーと懸念されている。

ガソリンをはじめ燃料油販売は激化する価格競争で不採算を余儀なくされ、現在のところ回復する兆しがない。
一方で「燃料油マージン減をカバーする」あるいは「燃料油の価格競争力をカバーする」などの名目で油外販売に力を入れるSSは多い。

県内のある販売業者はこうした傾向について「本末転倒だ」と指摘する。
油外販売に力を入れ過ぎるがゆえに燃料油マージンを顧みなくなる。

ある販売業者は「SSスタッフが懸命になって油外収益を上げたのに、燃料油マージン不足で赤字になり給料が上がらないーという最悪のケースを聞くこともしばしばある。燃料油マージン不足を油外でカバーするという考え方は、元売のためでしかない」と現況に警鐘を鳴らしている。



※以前特約店の方から聞いた話でも、「月に1000万円の油外収益をあげている店があるが赤字」だとか。

油外を売るための人件費と設備費が収益を上回るからだそうです。(燃料油マージンは殆どなしで安値集客)


世間の“ガソリンスタンドの押し売りイメージは、いつ頃からでしょう?

※行政処分を受けたのは元売販売子会社の店です。




HVオイル交換受注に苦戦 CD囲い込みが影響

金沢市内のあるセルフSS店長は、昨年夏にHV(ハイブリッド車)の給油客から言われた言葉が今でも忘れられないという。
オイル交換を提案した際、その客から「CD(カーディーラー)から“ディーラー以外では交換できない”と訊いている」と断られた。
同店長は「言われたときは悲しくなった。多くのCDではそこまで言っていないと思う。いくら囲い込みのためとはいえ、そんな説明を車購入者にするとは残念だ」と話す。

同セルフではHVのオイル交換受注は月に2-3台という。
CDの囲い込みが影響している。
交換受注したHVの交換履歴を見ると、CDのメンテナンスパック切れが目立つという。





ガソリン格差4円30銭 安値系列で値下がり

シェア上位5系列のうち14日時点の複数高値系列で建値修正があったため、

特約店向けは前述から一定のボリュームインセンティブが支給される。
また系列によっては事後を含めた値引き調整が実施されているもよう。


※特約店(2者店)のハナシです。
3者店への事後調整のアルナシは特約店の采配に委ねられております。