masumiノート

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隠し切れない先行き不安

2018年01月22日 | ガソリンスタンド3

1月20日燃料油脂新聞より


2年目迎えた業界大変革 これまでの3~5年の変化が1年で起きる

コスト連動型市況

EV対応へ舵切る

SSは課題が山積み

森会長は人手不足解消や消防法の規制緩和などの必要性を示し、「SSのビジネスチャンスを広げるためにも新たなSSのモデルを考えていきたい」と語った。




セルフ ガソリン実売140円に乗る 4円超す値上がり




計画段階で足踏み 大幅に遅れるSS代替建設

人口減少など「先行き不安隠し切れない」




1月22日燃料油脂新聞より



昭和シェル石油 12月末系列SS数 3060ヵ所
前年同期比 82ヵ所減
セルフは15か所増の1011ヵ所





灯油出荷 前年上回る 元売在庫低下、輸入検討も






“強引な営業報道”懸念 改めて過剰販売禁止通達






SS過疎地支援協調 「生活に欠かせない施設」


でもまだ減りますよ。













>消防法の規制緩和

先日の業界紙で目にした活字
“完全無人化”etc.






もしかすると昨年のこれ、





これは、布石だったのかも.....












値上げを阻むもの

2018年01月22日 | ニュースから一言二言

#くいもんみんな小さくなってませんか日本

SNSで話題の投稿「#くいもんみんな小さくなってませんか日本」。菓子や缶詰、乳製品など、値段は変わらず容量が小さくなっていたり、中身が減っていたり…知らぬ間に小型化=スモールチェンジしているという報告が相次いでいる。原因を探ると、円安による原料高騰や、世界的な需要の高まりによって食材の奪い合いで苦しむメーカーの姿が見えてきた。中には廃業に追い込まれるケースまで。スモールチェンジの行き着く先には何があるのか?

クローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4087/index.html より



なぜ、ストレートに値上げせずに、スモールチェンジということになってしまうのか?


流通・マーケティングが専門の野口さん
やはり、20年間続いたデフレ不況、深刻なデフレ不況がありましたので、やはり
安くなるのが当たり前というのが消費者のイメージ
なんですね。



※スモールチェンジもできなくなると・・・







水で薄めた豆腐を作り、1個当たりの原価を下げるというものです。

>野口さん:なかなか難しいですね。価格を変えられず、それから数量も小さくできない、質を変えるしかないというようなことですね。ですから、逆にいえば質の部分に対して、こだわりを持って、例えばブランド化を図る、あるいは高級化を図る、そういうような選択もあります。例えばイチゴなんか1個、桐箱に入って5万円とか、そういうので結構売れているというのはある。卵だって、わずか6個で7,500円、こんな値段をつけて、これで売れてるんですよ。そういうような形にすれば、いわゆる価格競争、この厳しい状況から脱却することができるということが言えます。


※野口さん、結構な無茶をおっしゃいますね(苦笑)
私たち一般大衆はそんな高価なモノ、お財布と相談するまでもなく手が出ませんし、また、「口が腫れる」といってよう食べません。


ガソリンスタンド業界では「そのブランドでは集客できない」と悟った系列店が業転玉で薄めて安売りしたり、或は原価率を下げて粗利を保持するーという戦略をとる販売店が急増しました。

そして更には、
レギュラーをハイオクとして売ったり、灯油をレギュラーに混ぜて売ったり、脱税したり、油外商品の詐欺まがいの押し売りをするなど...
このブログを始めてからも色々ニュースになっていました。




でも消費者の皆さん、安心してください。

ガソリンスタンドのこれ以上の減少は社会インフラの崩壊だとして、「適正利益」を通り越して「再投資可能な業界」を目指しています。
ガソリンスタンド業界は価格競争から脱却しつつあります。

それを反映してか、燃料油の試買分析での規格不適合が減少している模様です。


1月22日燃料油脂新聞より