やられたー
前金でローリー十数台分注文したら倒産されました。
http://n-seikei.jp/i/2018/01/safety-corporation-tousan.html
1630万円の損失です
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↑ 初めてご訪問くださった方へに頂いたコメントです。
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ガソリンスタンド経営の(有)セフティーコーポレーション(福島県郡山市久留米2-43-1,代表:加藤勝巳)は1月22日、事後処理を本田哲夫弁護士(電話024-939-4211)に一任して、事業を停止した。
負債額は約5億円。
同社は平成17年8月設立のガソリンスタンド。一時は安値販売で10億円以上の売上高を計上していたが、省エネ者の増加により需要低迷、競争激化により採算性の悪化状態が続いていた。
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平成17年というと系列玉と業転玉の大きな価格差が “揺るぎないもの” のように思われていた時期ですね。
>一時は安値販売で10億円以上の売上高を計上
安売りすれば、販売数量が伸びて利益につながった。
gogo.gsも盛況で、多くの消費者が安値店に流れついた時期でもあります。
地場系列3者店より10円以上も安い仕入れ値で安売りが可能だった彼らは、安値集客で販売数量を伸ばしました。
PB-SSは業界内で「天国」と形容され、
系列販売店は消費者から「暴利を貪る悪徳業者」と形容されながら減少し続けました。
(ベストプライスベストプライス、ガソリンスタンド経営業者としては過去最大の倒産しかり)
PB-SSはその安い業転玉で市況を陥没させ、周辺の地場系列店を疲弊させた。
疲弊の末に廃業に至ったところも多い。
その挙句が、倒産?
傍迷惑も甚だしい。
元祖はれのひ@石油販売業者版は、プリペイドカード問題に発展した2008年の柿本石油でしょうか?
安値で市況を陥没させ、地場店を疲弊させたのはPB-SSだけではありません。
全石連の執行幹部役員(大手特約店=2者店)も、PB-SSや元売販社と同じように安値を競い合い、
仕入値で不利な3者店をスケープゴートにしてきた。
全石連は“会員制”のコストコに脅威を感じて「コストコ進出でSSが30店舗潰れる可能性」「看過できない」と、公取委に不当廉売で訴えまくっていますが、
コストコセルフSSが出来たのは3年前です。
「給油所数の推移」(表)を見てください。
地場の中小零細系列販売店が卸格差によって廃業に追い込まれ出したのは、コストコセルフSSが出現するよりずっとずっと以前からです。
あの頃、元売も特約店も全石連も、「経営は自己責任」という言葉をよく使っていました。
あの頃、廃業した販売店の多くは地域への小口配達を担ってきた地場の中小零細店でした。
大手特約店の多くは店舗をセルフ化する際、不採算で非効率だと小口配達は切り捨てた。
今、地場中小零細3者店が営業を続けていられるのはそうした“配達があるから”と知った彼らは、その“配達”に触手を伸ばし始めたところもある。
そして今でも
2者店と3者店では3~6円の卸格差(中間マージン)があります。
追記
1月31日ぜんせきより