masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

目視出来ないから怖い

2018年02月10日 | ガソリンスタンド3

突然ですが、
消費者の皆さんはガソリンスタンドを閉鎖する場合、費用がいくら必要かご存知でしょうか?

平成15年に施行された土壌汚染対策法によって、場合によっては1000万円以上必要になることもあります。

そうです。
「儲からないから、もうやーめた」でも、
更地にして他人に譲渡するためには、それだけの多額な費用が必要なのです。


地下タンク改正消防法の工事をするにしても、廃業するにしても、大金が必要です。
同じ大金を使うのなら工事をして商売を続ければ良いのに、と思いませんか?

それなのに工事をせずに廃業を選択する事業者が多いのは何故でしょう。

「低マージンで利益がない」
「消費者の無理解による暴言に嫌気がさして」
という理由の他に、・・・




2月9日ぜんせきより




2月10日燃料油脂新聞「社説」より
施設の安全管理対策十分か
(2)
SSに限定すれば配管・地下タンクの劣化や老朽化が原因で漏えいし、近隣住宅地の川を汚染し社会問題化した事例もあった。
環境対策上も施設管理は重要との認識強まり、漏洩事例は極端に減少した。
だが小規模SSではセルフSSの台頭や販売競争の強まりなどで黒字化できるメドが立たず、やむなく撤退を強いられる事例が後を絶たない。
資金不足から埋設後40年を超えた老朽地下タンクの入れ替えや補強工事の捻出ができず、閉鎖を決断した事例は多い。


*****

マスコミがセンセーショナルに「ガソリンスタンド2月危機」と報道した、あの平成25年に40年を迎えた当店は、投資回収不能を承知の上で地下タンク改正消防法の対応工事を行いました。
当時は配管は補助の対象外でしたが、地下タンクだけでなく配管の入れ替え工事も行いました。

地下タンクも配管も地中にあるため、腐食具合など目視できません。

老朽化で水道管から水が溢れ、それが老朽化した地下タンク配管の腐食部分から侵入。
昨年も水分混入のガソリンを販売したという事故が9月と12月に千葉と新潟で発生しています。




ガソリンスタンドのリスクは地下タンクだけではありません。

一つ一つ数えれば・・・

気の小さい私はやはり「早く店を畳んでほしい」と思ってしまうのです。


こうちゃんは、
それよりも“やりがい”が勝っているようですが・・・


PS
定休日の明日、こうちゃんはまた灯油配達のため出勤します。
3週連続です。

店をやっている以上は、
大切な顧客の、油を切らせるわけにはいかないので。






燃料油は命綱

2018年02月10日 | ガソリンスタンド3

2月10日燃料油脂新聞より


在庫切れ続出で特別供給体制 
JXTG中部支店 9日配送から移行 中核SSなどへ優先供給

※災害対応型SSは全石連のHP、住民拠点SSは資源エネルギー庁のHPでそれぞれ確認できます。





・大雪影響残る北陸地区 対応に追われる業者 元売ローリー追加増車へ 富山県

・北部在庫切れ相次ぐ 福井県

・灯油在庫尽き 調達に奔走 福井県業者

・臨時休業3SS 8日時点 石川県 (営業していても油種制限や数量限定で)

・ローリー入荷も在庫切れ(軽油が入荷した日にガソリンが在庫切れ) 福井県

・県からの軽油配送依頼対応できず(手一杯で断らざるを得ない) 石川県業者



st31掲示板より










※市長同士のつながりで、岡山県総社市が福井県勝山市へ軽油4千リットルを提供









阪神淡路大震災時には当店も他府県の同業者のお世話になりました。

皆、一生懸命です。



2月12日追記

皆さんご苦労様ですm(_ _)m







***


※ ↓ 福井県だけの問題ではないと思うので、各県のそれぞれの関係者の皆さんも対策の見直しをお願いします。

燃料補給路の除雪後手、計画ずさん 福井県、最重点路線指定せず
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/292516 より

記録的な大雪の影響により福井県嶺北の多くの給油所で深刻な燃料不足が起きている問題で、福井県坂井市三国町の油槽所と各幹線道路をつなぐ県道が、県の道路雪対策基本計画で最重点除雪路線に指定されていなかったことが9日分かった。除雪車の燃料となる軽油や暖房用灯油は県民生活に直結する。燃料油の補給路を最優先にしない県の除雪計画のずさんさが浮き彫りとなった。
 坂井市三国町山岸と同市春江町西長田を結ぶ県道三国春江線は、テクノポート福井と北陸自動車道丸岡インターチェンジを結ぶ物流の動脈だ。県内の給油所でつくる組合によると、嶺北の約9割の給油所はテクノポート福井の油槽所から仕入れており、タンクローリーが頻繁に行き交う。それにもかかわらず、最重点除雪路線に指定されていなかった。
 なぜなのか。県の除雪計画では、最重点除雪路線の目安を▽1日交通量1万5千台以上▽大病院にアクセスする幹線道路▽原発と国道27号を結ぶ幹線道路―などと設定しており、燃料油の補給路を指定対象としていなかった。
 このため県は、県道三国春江線を一つ格下の第1種路線に位置付け、今回のような異常降雪時には降雪後5日以内の2車線確保を目標に掲げている。しかし、給油所はおおむね3~4日のペースで在庫を補給する必要があるため、除雪に5日かかると在庫切れにつながる恐れがあった。
 不安は現実となった。組合の担当者は「6日の夕方に給油所から在庫切れを懸念する声が相次ぎ、すぐに補給路の優先的な除雪を県に申し入れた」と話す。ところが、沿線の店舗従業員は「その時点ですでに大型車の立ち往生が多発し、車両の除去は7日朝まで続いていた」と証言する。給油所関係者の多くも7日午前、「三国方面の除雪が悪いようでタンクローリーを出せない」と訴えていた。結局、県の大雪災害対策本部会議で報告された除雪の完了時間は7日午後2時だった。
 県の対応が後手に回り、各給油所では在庫切れが続発した。勝山市では7日午後、市関係の車両を使った除雪を断念。9日には永平寺町の給油所に補給するため県が自衛隊に災害派遣要請をする事態となった。関係者の一人は「県は最優先で除雪すべき路線をもっと考えるべきではないか。あまりにも無計画だ」と苦言を呈した。
 除雪を担当する県道路保全課と、組合との連絡窓口の県産業政策課は「燃料の輸送まで考慮していなかった」と認識の甘さを認め「除雪路線の考え方を見直す必要がある」と語った。


3才の孫に説教されるmasumiさん

2018年02月10日 | 日記

「灯油入れてくださーい」
車から降りてきた孫のHが可愛らしい声で言う。

昨日、こうちゃん娘のRちゃんが孫3人とやってきた。

真ん中のM3才がよくしゃべるよくしゃべる(笑)
一人でしゃべっている(^^)

事務机に引っ付いている磁石を取っては又引っ付けるという遊びをした。

強力なものがあったみたいで、

「おばあちゃん、取って」

「はいよ」

「ありがとう」

「はいはい」

「はいはいちがうでしょ、どういたしましてでしょ」


恐れ入ります(笑)



いっちょまえなコトいうMはズボン後ろ前なところが可愛い。

「おばあちゃんだけが好き」

Rちゃん、イイ躾、してるね~~~~☆♪