masumiノート

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増え続けるガソリンスタンド難民@セルフ派は心配ご無用

2018年02月22日 | ガソリンスタンド3

少し寒さが和らいだとはいえまだ2月、灯油の需要はまだあります。

が、・・・

いつもは灯油を2本(36リットル)で配達しているお宅の、車を持たない一人暮らしの高齢女性が徒歩でご来店。(コンビニか郵便局の帰り)

「もうちょっと暖かくなったかなと思って・・・(^^; 1本だけでいいわ、面倒やろうけど・・・」

「1本ですね、はいわかりました。ありがとうございます^^」


現在、小口の配達は店頭現金価格+10円で設定しています(以前は数円でしたが)。
1本=18リットル 、つまり180円で配達です。

車をお持ちの若い世帯なら「勘弁して」と言えますが、・・・そんなことは言えません。
顔で笑って心で泣いて、「はい、わかりました。ありがとうございます」です。



あぁ・・・だけど、まだ2月ですよ。。

「もうぼちぼち要らんかなぁ?でもまだ朝晩寒いし、もうちょっと」で少量配達(バタバタ貧乏)が始まるのは3月中旬過ぎてからでいいと思うけど..(泣)(←これも言えない^^;)



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2月21日燃料油脂新聞より


JXTG 1月末系列SS数 1万3400ヵ所
前月比、21カ所減


減ったのは販社ですか?2者店ですか?それとも3者店?
理由は不採算店舗の切り捨てですか?地下タンクの期限?後継者がいなくて?

20年以上もの過当競争が続いてきたけど、JXTG誕生でやっと市場が落ち着きそうな矢先に?
過当競争の中、ここまで生き残って来たのに、
何で?






JXTG全油種1円50銭値下げ


再投資可能な業界にするためには市況はこのままが望ましいですが、自由競争ですからね...











島根県太田市 「共存共栄は可能」地場業者、独自市況貫く
会社は従業員を養う責任がある。それはどの会社も同じだ。
「無意味な価格競争は、責任を放棄することだ。利益を出し続けてこそ会社で、地域に貢献できる」


地場以外の新設店が安値看板を掲げても地場店が一致団結して、安値に追随しなければ、独自市況を貫くことが可能。

ただしこれもやはり商圏によるのではないでしょうか。
次から次へと地場以外の大手が新規出店する商圏では遅かれ早かれ市況は崩れると思います。


当市では新設店の安値掲出に地場大手が即座に反応、安値追随したことで、“セルフがまだない時分から” 当店周辺だけ市況が崩れました。





徳島県北部 ガソリン2~3円下落 PB126~128円安値拡散
多くの系列業者はマージン1~2円での販売とみられる。


当店の仕切り(仕入値)では128円販売の場合マージンは0です。

でも13円高く売れば13円の粗利になる。

あの頃(過去)、近隣周辺の他店より13円高く売っても当店の粗利は5円しかなかった。
あの頃(過去)、業転玉は当店の仕入値より常に13円安かった。






ガソリン市況現状維持を待望 都心保つも多摩地区やや軟化




増え続けるSS難民 フル閉鎖で「行きどころがない」
セルフでセルフ給油できない人の為に、極論ではリットル10円の給油手数料を徴収する・・・(案)




「ここは入れて貰える店ですか?」「ああ良かった」「セルフは苦手で」という方が当店にも来店されます。
「頑張って続けてくださいね」と言われ、「ありがとうございます。でもあと数年かな?」と答えてしまいます。
はい、ひと言多いのです。


都会の核家庭育ちのmasumiさんは、「配達料別建てで」「携行缶だけの人は給油手数料徴収を」と言いますが、
田舎で、その地域で生まれ育ち、生業として店を営んでいるこうちゃんは「そんなことは出来ない」、と言います。

都会では、というか、
大手とか、地場ではない店なら、「灯油の配達は行っておりません」「配達料は別途」「バイクはリッター10円増し」などは既に存在しています。


当店が店を閉めたら、上記のような独居老人宅へ180円で配達してくれる店は・・・・・?



追記

現在当市のJAセルフの看板価格は上下とも144円。
当店現金会員価格146円。
外資系フル141円。
レギュラーガソリンね。


2019年12月27日追記
現在市内セルフの上看板は151円(下看板は148円)
当店現金会員価格151円。
レギュラーガソリンね。