今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり151.8円と、6週連続で150円を超えています。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、2日の時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットル当たり151.8円となりました。

前の週と比べると0.1円値下がりしたものの、ガソリン価格が150円を超えるのは6週連続です。

これは、アメリカのイランに対する経済制裁で原油の供給が減るという懸念が広がり、国際的な原油価格が高止まりしているためです。

石油情報センターは「アメリカがイランからの原油の輸入を完全に停止するよう各国に求めたことや、産油国のリビアの政情不安で、直近の原油価格は一段と上昇している。このため、ガソリン価格は今後も高い水準が続きそうだ」と話しています。





ガソリン価格2週連続下げ(7月5日読売新聞より)


資源エネルギー庁が4日発表した全国のレギュラー平均価格は2週連続で値下がりし、前週から0.1円安い151.8円だった。(税込)






週仕切り 6週ぶり値上げ(7月5日燃料油脂新聞より)


JXTG・出光・昭和シェル 全油種2円値上げ
元売系列仕切りは週決めです)

※7月5日からのJXTG指標価格はレギュラー121.8円、灯軽油は69.0円になります。(消費税別)
業転玉と違い、系列玉はこれにブランド料(3円)が加算されます。
さらに中間マージン(特約店により異なる)が加算されたものが3者店の仕入れ値になります。

系列玉は週決めですが、業転玉にそうした決まりや、縛りはありません。
売れなくて余れば値崩れを起こし、
市況に影響を与えます。(結果、系列店は低マージン経営を強いられます)


規制緩和以降、揮発油であるガソリンにまで他社買いが横行しましたが、
規制緩和以前から「灯油・軽油は他社買いが常識」という系列店の存在がありました。


このような業界のなかで、全量系列仕入れを貫く地場3者店が大口のインタンクものの灯油・軽油の入札に参加できたでしょうか?
また相見積もりで契約を勝ち取ることは可能だったでしょうか?


2012年08月22日 軽減分析措置の更新問題 

2017年03月24日 元売(担当者)の言い分に理があります。






さいたま市販売業者 レギュラー130円台に憤る


とりわけ地元業者が注視するのは一部元売子会社が運営するセルフSSの値動きだ
フリ価格にくらべて事実上8円引きとなる
次なる元売再編が具体的となる一方、マークをかけたシェア争いが地元販売業者を苦しめている



全国レギュラーガソリン平均価格は151.8円

地場3者店の仕入値は(JXTGの場合)
先週の指標は119.8円+ブランド料3円+中間マージン(2~6円)=?

地場3者店の仕入れ値は税込みなら約135~139円です。

地場3者店の多くは、安売り店が不採算だと切り捨てた小口配達、それもポリ容器1つ2つの配達を、不採算を承知で担い続けています。

安値に憤る、その理由をご理解頂けるでしょうか?





7月4日ぜんせきより



JXTGエネルギー新社長「採算販売に徹す」と決意

JA問題で磯崎副大臣に陳情

コストコ問題等訴え 自民党県議団に業界現状説明

「論説」建値仕切り終焉から早一年
小売市場の健全化は道半ばとの声が多い。





5月SS倒産件数は5件 負債総額は2億6500万円
1~5月の累計では15件、負債総額が32億7100万円で前年同期比で7件増、負債総額も5.1倍に膨らんでいる。