市況165円の離島に、128円でPB出店@ガソリンリッター37円差
(2017年5月25日)
この、「続き(その後)」です。
7月21日燃料油脂新聞より
離島に量販店進出 地場SS経営悪化も
長崎県の離島に、量販姿勢が強いSSの進出が目立っており、県内外から非難の声があがっている。
また、その原資に離党補助金が使用されていることに対して、市場内から困惑する声もあがっている。
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壱岐や対馬に展開している県外業者が価格破壊を行っている。
こうしたSSが進出することで、島内だけにSSを持つところは大きく経営悪化している。
島内SSの平均月間ガソリンボリュームは十数キロリットルがほとんど。
しかし量販店の出店による市況破壊が行われており、壱岐市場では補助金込みでリットル160円を割り込んでいる。
無論、採算ベースではない。そのため周辺SSは15円以上の格差をもって販売している。
市場内では業界の良識が問われている。
自由競争とはいえ、市場内の価格破壊が行われた結果、島内のSSは経営悪化に陥っている。
将来、SSが衰退し島民の生活水準を陥れかねない危機感もある。
また離党ガソリン流通コスト支援事業が量販店の原資となっていることにも不満の声があがる。
対馬市内に14日オープンしたセルフSSは、一般価格が補助金込みで192円のところ、160円を割り込んでいる。
長崎県内販売業者は「これでは離島SSは次第に撤退することになるだろう」と語る。
たしかに島民にとって瞬間的な恩恵はあるかもしれないが、結果的には離島からSSがなくなる事態を招き、SS難民となる可能性を秘めている。
出店に関しては、自由競争下ではまったく問題はない。
しかし県内では、玉の供給業者への非難も次第に高まっている。
対馬市内では価格に追随できないため静観するSSがほとんどだ。
市場内のSS経営者たちは唇を噛むことしかできないのだろうか。
7月25日ぜんせきより
対馬に「あぶらや」開店 ガソリン約30円安 不安募らす島内SS
長崎県の離島、対馬に、「あぶらや」が新しいSS(PB)を開店した。
島内の平均的なガソリン価格を30円前後も下回る価格で販売しており、多くのSSが市場にどのような影響が出るか不安視している。
「あぶらや」は木原社長が創業し、灯油の宅配で急成長した「あぶらや」グループとして、福岡、佐賀、大分などにSSを展開し、ガソリン、軽油、潤滑油などを販売している。
昨年壱岐市に新SSを開店し、続いて対馬に新店舗をオープンさせた。
販売価格はガソリンがリットル148円
***以下masumi***
20年前と今では業界の様相も様変わりしているけど、
それでもあの時こうちゃんに言ったのと同じことを言います。
「早く一抜けたってした方が賢いよ」
月間ガソリン販売量が十数キロリットルで運営できている(いた)?
離島の事情や、離島に対する流通コスト補助の仕組みは知りませんが、
本土の激戦地の経営者からすれば、「あり得ない」と思うのではないでしょうか?
>30円も安い
SS業者は不安でも、島民は安値を歓迎しているでしょう。
SS難民なんて先のコト(不安)を言っても、危機感は持たないでしょう。
「早く一抜けたってした方が賢いよ」
でもこうちゃんは、私がいくらそう進言してもやり続けてー
否定形歯痛(仮面鬱)になって、「お願いだから店を畳んで」と泣いて頼んでもやり続けてー
今もまだ現役バリバリでいますけどね(笑)
で、
私は私で「あの時店を畳んでいなくて、本当に良かった」と思っています。