生まれたて?(なりたて?)の蛙の子。
尻尾は体内に吸収されるんだって。知ってました?
8月1日ぜんせきより
セルフ解禁21年間で1万ヵ所突破 全国シェア33.6%に
※まだ30%台なのに多くのお客さんが「セルフばっかりになってしまったね」と言います。
顧客に選ばれる拠点へ新ビジネス JXTG販売トップインタビュー
SSでの新サービス、SS以外の事業進出などに取り組む必要性が高まっているので、多様な“手札”を提供して支援したい。
セルフ解禁以降の総出店数は1万1664ヵ所に上った一方、1564ヵ所が撤退に追い込まれるなど、撤退数は13.4%に達した。
各地で出店は確実に進んでいる
都市部などの過当競争地域ではセルフの増加でセルフ間の価格競争・量販競争が激化しており、セルフの生存競争にも発展している。
都道府県別でセルフ比率が一番低いのは山梨の20.4%。
反対に一番高いのは神奈川県の50.0%。次いで埼玉が49.4%。
兵庫県は42.7%ですが、当市はセルフ解禁とほぼ同時に50%を超えています。
大阪府枚方市や寝屋川市などでは70%を超えているのではないでしょうか?
自店の商圏の状態から想像するに
市町村別の住民拠点SSのアリナシ(数)に、セルフ比率は大きく関係しているのでは?
(特にセルフが販社や広域大手ばかりの商圏)
>顧客に選ばれる拠点へ新ビジネス
>>顧客に選ばれる
セルフ比率が50%を超えた地域では「フルのガソリンスタンド側が顧客を選別」、と書くと語弊があるかも知れませんが、
私はそうしなければ店頭に出ることが出来なかったので、当店は結果としてそのようになりました。
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今日の業界紙でガソリン携行缶販売について、“個人情報を出すことに抵抗する消費者が増えるなか、一人一人への徹底した対応は困難「義務化と周知徹底が必要」明確なルール求める”という記事がありました。
当店は田園地帯にありますので携行缶へ小分け販売する機会が多いです。
先月22日から住所氏名等の記入(協力)を求めていますが拒否された方はいらっしゃいません。
もし拒否されたらー
「では他店へ」と言うだけのことです。
価格競争が激化した20年以上前から、そのようにして営業を続けてきたのですから。
8月2日燃料油脂新聞より
消防法改正後10年控え「地下タンク補助の継続を」
名古屋市内セルフ フリ140円が中心
25日時点の特約店(2者店)向けガソリン仕切りは約126円で会員137円だとマージンは11円程度となる。
※3者店の仕入れ値には特約店の中間マージンが+されます。
岐阜県大垣市セルフ ガソリン120円台看板も散見
>137円だとマージンは11円程度
再投資可能なマージンは20円~30円と言われているのに、120円台なんてとんでもない話ですね。
でも消費者にとっては「安値は善」です。
st31掲示板より
※
もしも、系列店の仕入れ値が会社の規模に関係なく同一で、PBとの仕入れ値の差はブランド料だけであったならー
今生き残っているのは、ポリ容器1つでも配達をしてきた地場店だったろうと思います。
「顧客を選ぶ」などという発想もなく、
「全てのお客様は業界のお客様」という思いでサービスの提供に努めていたことでしょう。
だって、規制緩和以前から大手特約店との仕入れ値の格差は10円あったし、業転玉もあったのです。
系列を基にした市況で利幅を得ていた彼ら。
取引先から値引き要求された時、それに応えることが困難だった地場3者店に対して容易に応えることができたのは彼ら。
これは規制緩和以前からのこと。
その土台の上で、し烈な価格競争が始まった。
ガソリンスタンド2万店計画
数減らしのための「10円以上もの卸格差があることを消費者が知らない中での熾烈な価格競争」
今、
「早く一抜けたってした方が賢い」という考えは変わっていないけれど、
「続けてきて良かった」と思います。
当店の優良顧客のお蔭です。
追記
今朝給油して替えられた常連のHさんが午後に店の向かい側に車を停めて降りて来られた。
何かな?と思ったら
「暑いでしょ。これ首に巻いといたら涼しいよ」と手渡してくれた。
恐縮してお礼を言うと
「100円やん(笑)ピンクがあったら良かったんやけど勝手なことしてごめんやで」って。
有難いことです。