そんがん「ほ」→「ほ」ら
小さな「ほんとう」を積み重ね、大きな「ウソ」をつく―これが映画のキモだとするならば、登場人物にホラ吹きが混じっているのは「むしろ自然」な構成で。
自分もガキのころはしょっちゅうホラを吹き、「嘘つきみっちゃん」と呼ばれたこともあった。
しかし以下に挙げるホラ吹きたちの技術に比べれば、自分なんて、もう・・・。
『スティング』(73)
愉快痛快。
主人公ふたりは、悪玉だけじゃなく観客全員を騙しやがったコノヤロー。
『ライフ・イズ・ビューティフル』(97)
世界でいちばん、やさしいホラだよね。
『氷の微笑』(92)
最新の噓発見器というものは、どのくらいあてになるのだろう。
『ユージュアル・サスペクツ』(95)
オチが分かったうえで観直してみても、語り口の鮮やかさに感心してしまう。
いろいろあって自由に映画が撮れなくなったブライアン・シンガーではあるものの、自分はこれ1本だけで映画史に名を刻める才人だと評価してます。
『ヘイトフルエイト』(2015)
登場人物の誰もがクセモノで、小さなウソも含めると、みんな100%の正直者とはいえない。
こんな環境に身を置くのはしんどいが、観ているだけの身としては最高。
『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』(88)
マイケル・ケインとスティーブ・マーティンが共演。
あまり観られていないが、そーとー面白い。
『パラサイト 半地下の家族』(2019)
そんなにうまくはいかないだろう・・・というところがないではないが、「あり得るかも。」と思わせてくれるのもまた、俳優と監督の巧妙なウソだよね。
『街の灯』(31)
ウソがばれた、残酷な結末。
『ライアー』(97)
ティム・ロス、クリス・ペン、マイケル・ルーカ―、ロザンナ・アークウェット共演。
ジョナス・ペイト監督って期待の新鋭のはずで、だからこれだけの演者を集められた・・・のに、最近振るわないのだよね残念。
『人間蒸発』(67)
映画そのものの構造が、じつは…。
あすのしりとりは・・・
ほ「ら」→「ら」いだー。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(316)』
小さな「ほんとう」を積み重ね、大きな「ウソ」をつく―これが映画のキモだとするならば、登場人物にホラ吹きが混じっているのは「むしろ自然」な構成で。
自分もガキのころはしょっちゅうホラを吹き、「嘘つきみっちゃん」と呼ばれたこともあった。
しかし以下に挙げるホラ吹きたちの技術に比べれば、自分なんて、もう・・・。
『スティング』(73)
愉快痛快。
主人公ふたりは、悪玉だけじゃなく観客全員を騙しやがったコノヤロー。
『ライフ・イズ・ビューティフル』(97)
世界でいちばん、やさしいホラだよね。
『氷の微笑』(92)
最新の噓発見器というものは、どのくらいあてになるのだろう。
『ユージュアル・サスペクツ』(95)
オチが分かったうえで観直してみても、語り口の鮮やかさに感心してしまう。
いろいろあって自由に映画が撮れなくなったブライアン・シンガーではあるものの、自分はこれ1本だけで映画史に名を刻める才人だと評価してます。
『ヘイトフルエイト』(2015)
登場人物の誰もがクセモノで、小さなウソも含めると、みんな100%の正直者とはいえない。
こんな環境に身を置くのはしんどいが、観ているだけの身としては最高。
『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』(88)
マイケル・ケインとスティーブ・マーティンが共演。
あまり観られていないが、そーとー面白い。
『パラサイト 半地下の家族』(2019)
そんなにうまくはいかないだろう・・・というところがないではないが、「あり得るかも。」と思わせてくれるのもまた、俳優と監督の巧妙なウソだよね。
『街の灯』(31)
ウソがばれた、残酷な結末。
『ライアー』(97)
ティム・ロス、クリス・ペン、マイケル・ルーカ―、ロザンナ・アークウェット共演。
ジョナス・ペイト監督って期待の新鋭のはずで、だからこれだけの演者を集められた・・・のに、最近振るわないのだよね残念。
『人間蒸発』(67)
映画そのものの構造が、じつは…。
あすのしりとりは・・・
ほ「ら」→「ら」いだー。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(316)』