Cape Fear、in JAPAN

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にっぽん女優列伝(182)武田久美子

2020-05-09 06:41:21 | コラム
68年8月12日生まれ・51歳。
静岡出身。

公式ブログ


武田久美子(たけだ・くみこ)さんといえば、なにをどうしたって、最初に貝殻水着を想起してしまいます。



話題性では宮沢りえでしょうけれど、見た目のインパクトという点では、りえちゃんの遥か先を行く爆発力がありました。
21世紀になっても「それ」をいわれつづけるのは、本人にとっては、あるいは不本意なのかもしれません。

けれども久美子さんの場合、あくまでもイメージですけど、そういうことを気にしていなさそうな感じがするのですね。
それはたぶん、久美子さんから漂う「姉御感」によるもの、、、なのではないでしょうか。

その証拠に2014年、北海道紋別市のホタテキャンペーンガールに就任しているのですもの!!

なんか、こういうの、すげーかっけー!! …っくないですか?

※すごいスタイル、観月ありさっぽい感じがするね


<経歴>

堀越高等学校卒業。

オシャマだった中学生のころ、東大駒場祭「第2回東大生が選ぶアイドルコンテスト'81」に応募し見事グランプリに輝く。
少女クミコに魅了された石井聰亙(現・石井岳龍)に口説かれ、短編映画『シャッフル』でヒロインを演じる。

実質的な映画俳優デビュー作は、82年の『ハイティーン・ブギ』。

近藤マッチの相手役を好演、男子人気を獲得しましたが、同時に熱狂的なマッチファンから大変なブーイングを浴びたそうです。

♪ お前が望むならツッパリもやめていいぜ ♪ の、「お前」の役ですからね。


初々しい真田広之が拝める『伊賀野カバ丸』(83)、
タイトルだけでご飯おかわり出来る『パンツの穴』(84)、
『トロピカルミステリー 青春共和国』(84)、『ビッグマグナム 黒岩先生』(85)、『人間の約束』(86)、『アイドルを探せ』(87)、
雇われたとはいえ崔洋一が監督したことが未だ信じられない『花のあすか組!』(88)。

そして89年、繰り返しになりますが貝殻水着を披露した写真集を発表、「ときのひと」になる。

『愛と平成の色男』(89)、『テクニカル・ヴァージン』(90)、『紅蓮華』(93)、『熱血ゴルフ倶楽部』(94)、『目を閉じて抱いて』(96)、『ビッグ・ショー! ハワイに唄えば』(99)。

2019年、しばらく映画の世界からは遠ざかっていましたが、『翔んで埼玉』で壇ノ浦恵子(=二階堂ふみの母親)を好演、まだまだぜんぜんいけることを証明してくれています。

これを機に、映画にどんどん出てほしいですね。
年齢的には若い主演女優の母親役なのでしょうが、久美子さんは、それだけでは収まらない「姉御感」がありますので期待しちゃいます。

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明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(183)田中絹代』
コメント (1)
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