~ケイト・ブランシェットのキャリア10傑~
「ふつうでない」感じ。
俳優さんは、なにかしらどこかしら「ふつうでない」とは思うけれど、ティルダ・スウィントンとケイトさんは特別。
性別だって超えるし、
宇宙人だって浮浪者だって演じられるだろうし、なおかつ、ここ、ここが重要なんだが、それでも気品は「少しも」失われないっていう。
ヒトを超えた、ヒト。ですよ。
ガンダムでいうニュータイプみたいなものかな。
英国のイメージが強いけど、実際は豪州出身。
そしてまだ51歳、これからの10年でいくつもの「新たな」代表作を生み出してくれるでしょう。。。
(1)『キャロル』(2015)
パトリシア・ハイスミスの早過ぎた名作を、俊英トッド・ヘインズが完全映画化。
共演ルーニー・マーラとともに、狂おしい同性愛の関係を表現した。
(2)『ブルージャスミン』(2013)
ウディ・アレンが窮地に陥る前に放った大傑作。
社交界の名士が没落していくさまを熱演し、オスカー主演賞に輝いた。
(3)『アビエイター』(2004)
スコセッシ×レオ組に参加、
主人公ハワード・ヒューズと恋愛関係を築くキャサリン・ヘプバーンを演じた。
(4)『アイム・ノット・ゼア』(2007)
ボブ・ディランの半生を6人の男女俳優―クリスチャン・ベール、マーカス・カール・フランクリン、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィショー、そしてケイトが演じるという、一風変わった「フィクションかなり多め」の伝記映画。
(5)『エリザベス』(98)
エリザベス1世を好演、ケイトの躍進はここから始まった。
シェーカル・カプールの演出は「先走り」傾向が強いが、それを補って余りあるケイトの存在感。
(6)『シッピング・ニュース』(2001)
ケヴィン・スペイシーの奔放な妻を怪演、
スペイシー、ジュリアン・ムーア、ジュディ・デンチなど名優たちと演技合戦を繰り広げ、一歩も引けを取っていない。
(7)『ロード・オブ・ザ・リング』(2001~2003)
エルフ国ロリアンを統率するガラドリエル役。
(8)『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)
デヴィッド・フィンチャー×ブラピ組に参加、異色のファンタジーにリアリティを与える演技を披露。
(9)『あるスキャンダルの覚え書き』(2006)
メアリー・ケイ・ルトーノー事件(未成年の生徒と肉体関係を持ち娘を出産、児童レイプの罪に問われた教師にまつわる事件)をもとにした小説を映画化。
しかし代表作と呼ばれるもので、「ことごとく」その年の演技賞総なめしまくっているんだよなぁ、すごい!!
(10)『コーヒー&シガレッツ』(2003)
ジム・ジャームッシュによる11の短編をまとめたオムニバス。
ケイトは、『いとこ同士』に出演。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『MASK』
「ふつうでない」感じ。
俳優さんは、なにかしらどこかしら「ふつうでない」とは思うけれど、ティルダ・スウィントンとケイトさんは特別。
性別だって超えるし、
宇宙人だって浮浪者だって演じられるだろうし、なおかつ、ここ、ここが重要なんだが、それでも気品は「少しも」失われないっていう。
ヒトを超えた、ヒト。ですよ。
ガンダムでいうニュータイプみたいなものかな。
英国のイメージが強いけど、実際は豪州出身。
そしてまだ51歳、これからの10年でいくつもの「新たな」代表作を生み出してくれるでしょう。。。
(1)『キャロル』(2015)
パトリシア・ハイスミスの早過ぎた名作を、俊英トッド・ヘインズが完全映画化。
共演ルーニー・マーラとともに、狂おしい同性愛の関係を表現した。
(2)『ブルージャスミン』(2013)
ウディ・アレンが窮地に陥る前に放った大傑作。
社交界の名士が没落していくさまを熱演し、オスカー主演賞に輝いた。
(3)『アビエイター』(2004)
スコセッシ×レオ組に参加、
主人公ハワード・ヒューズと恋愛関係を築くキャサリン・ヘプバーンを演じた。
(4)『アイム・ノット・ゼア』(2007)
ボブ・ディランの半生を6人の男女俳優―クリスチャン・ベール、マーカス・カール・フランクリン、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィショー、そしてケイトが演じるという、一風変わった「フィクションかなり多め」の伝記映画。
(5)『エリザベス』(98)
エリザベス1世を好演、ケイトの躍進はここから始まった。
シェーカル・カプールの演出は「先走り」傾向が強いが、それを補って余りあるケイトの存在感。
(6)『シッピング・ニュース』(2001)
ケヴィン・スペイシーの奔放な妻を怪演、
スペイシー、ジュリアン・ムーア、ジュディ・デンチなど名優たちと演技合戦を繰り広げ、一歩も引けを取っていない。
(7)『ロード・オブ・ザ・リング』(2001~2003)
エルフ国ロリアンを統率するガラドリエル役。
(8)『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)
デヴィッド・フィンチャー×ブラピ組に参加、異色のファンタジーにリアリティを与える演技を披露。
(9)『あるスキャンダルの覚え書き』(2006)
メアリー・ケイ・ルトーノー事件(未成年の生徒と肉体関係を持ち娘を出産、児童レイプの罪に問われた教師にまつわる事件)をもとにした小説を映画化。
しかし代表作と呼ばれるもので、「ことごとく」その年の演技賞総なめしまくっているんだよなぁ、すごい!!
(10)『コーヒー&シガレッツ』(2003)
ジム・ジャームッシュによる11の短編をまとめたオムニバス。
ケイトは、『いとこ同士』に出演。
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明日のコラムは・・・
『MASK』