Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

外国女優別キャリア10傑(19)ケイト・ブランシェット

2020-05-30 00:10:00 | コラム
~ケイト・ブランシェットのキャリア10傑~

「ふつうでない」感じ。

俳優さんは、なにかしらどこかしら「ふつうでない」とは思うけれど、ティルダ・スウィントンとケイトさんは特別。

性別だって超えるし、
宇宙人だって浮浪者だって演じられるだろうし、なおかつ、ここ、ここが重要なんだが、それでも気品は「少しも」失われないっていう。

ヒトを超えた、ヒト。ですよ。

ガンダムでいうニュータイプみたいなものかな。


英国のイメージが強いけど、実際は豪州出身。
そしてまだ51歳、これからの10年でいくつもの「新たな」代表作を生み出してくれるでしょう。。。


(1)『キャロル』(2015)

パトリシア・ハイスミスの早過ぎた名作を、俊英トッド・ヘインズが完全映画化。

共演ルーニー・マーラとともに、狂おしい同性愛の関係を表現した。





(2)『ブルージャスミン』(2013)

ウディ・アレンが窮地に陥る前に放った大傑作。

社交界の名士が没落していくさまを熱演し、オスカー主演賞に輝いた。



(3)『アビエイター』(2004)

スコセッシ×レオ組に参加、
主人公ハワード・ヒューズと恋愛関係を築くキャサリン・ヘプバーンを演じた。


(4)『アイム・ノット・ゼア』(2007)

ボブ・ディランの半生を6人の男女俳優―クリスチャン・ベール、マーカス・カール・フランクリン、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィショー、そしてケイトが演じるという、一風変わった「フィクションかなり多め」の伝記映画。




(5)『エリザベス』(98)

エリザベス1世を好演、ケイトの躍進はここから始まった。

シェーカル・カプールの演出は「先走り」傾向が強いが、それを補って余りあるケイトの存在感。


(6)『シッピング・ニュース』(2001)

ケヴィン・スペイシーの奔放な妻を怪演、
スペイシー、ジュリアン・ムーア、ジュディ・デンチなど名優たちと演技合戦を繰り広げ、一歩も引けを取っていない。


(7)『ロード・オブ・ザ・リング』(2001~2003)

エルフ国ロリアンを統率するガラドリエル役。



(8)『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)

デヴィッド・フィンチャー×ブラピ組に参加、異色のファンタジーにリアリティを与える演技を披露。




(9)『あるスキャンダルの覚え書き』(2006)

メアリー・ケイ・ルトーノー事件(未成年の生徒と肉体関係を持ち娘を出産、児童レイプの罪に問われた教師にまつわる事件)をもとにした小説を映画化。

しかし代表作と呼ばれるもので、「ことごとく」その年の演技賞総なめしまくっているんだよなぁ、すごい!!


(10)『コーヒー&シガレッツ』(2003)

ジム・ジャームッシュによる11の短編をまとめたオムニバス。

ケイトは、『いとこ同士』に出演。

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明日のコラムは・・・

『MASK』
コメント
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