~グレース・ケリーのキャリア10傑~
クールビューティーの代名詞だが、俳優としてのキャリアは5年程度。
だから数ある出演作から10本選ぶとかではなく、すべての出演作を好きな順に並べているに過ぎない。
モナコ王妃、交通事故という劇的な最期までを含めて、同じヒトとは思えない人生だな、ほんとうの意味でのスターだったんだなぁ、、、と思う。
(1)『真昼の決闘』(52)
劇中で流れる時間と上映時間が「ほぼほぼ同じ」というリアルタイム西部劇。
フレッド・ジンネマンによる、リアリズム演出にしびれた。
ケリーはもちろん可憐で魅力的だが、この作品にかぎっては、映画史的な価値からベストワンに選出。
(2)『泥棒成金』(55)
天才ヒッチコック×伊達男ケーリー・グラント×美女ケリー。
ほかに、なにも足さなくてもいいし引かなくてもいい。
花火とキスのモンタージュが有名ですね物語よりも。
(3)『裏窓』(54)
身動き取れなくたって、恋人がケリーなら、スチュアートはぜんぜん不運なんかじゃない。
(4)『ダイヤルMを廻せ!』(54)
最も美しく捉えられているという点では、個人的にはこれがいちばんかと思ってる。
ヒッチコック、短期間でこんなに起用しているのだから、ほんとうに惚れていたのだろうね。
(5)『上流社会』(56)
引退作であり遺作。
ビング・クロスビーやフランク・シナトラと組んだミュージカル。
本人役で、ルイ・アームストロングも出演しています。
(6)『モガンボ』(53)
クラーク・ゲーブルが主演、ジョン・フォードが監督し『紅塵』(32)をリメイク。
じつはケリーは、出演予定だった女優が降板したことによる「代役」だった。
そんな時代もあったのね・・・って、短い活動期間なんだけど。
(7)『喝采』(54)
オスカー主演賞受賞。
かつてミュージカルスターだった主人公(ビング・クロスビー)を支える妻を熱演している。
(8)『トコリの橋』(54)
朝鮮戦争を舞台にした戦争映画。
ウィリアム・ホールデンと共演、日本からは淡路恵子が出演している。
(9)『緑の火 エメラルド』(54)
「緑の火」と呼ばれるエメラルドをめぐるアドベンチャー。
(10)『白鳥』(56)
アレック・ギネスがアルバート殿下を、ケリーがアレクサンドラ姫を演じた、1910年が舞台のコスチューム劇。
「引退記念作」として制作されたというところ、ケリーの「特別感」が現代人にも分かるよねぇ。。。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『灰とダイヤモンド』
クールビューティーの代名詞だが、俳優としてのキャリアは5年程度。
だから数ある出演作から10本選ぶとかではなく、すべての出演作を好きな順に並べているに過ぎない。
モナコ王妃、交通事故という劇的な最期までを含めて、同じヒトとは思えない人生だな、ほんとうの意味でのスターだったんだなぁ、、、と思う。
(1)『真昼の決闘』(52)
劇中で流れる時間と上映時間が「ほぼほぼ同じ」というリアルタイム西部劇。
フレッド・ジンネマンによる、リアリズム演出にしびれた。
ケリーはもちろん可憐で魅力的だが、この作品にかぎっては、映画史的な価値からベストワンに選出。
(2)『泥棒成金』(55)
天才ヒッチコック×伊達男ケーリー・グラント×美女ケリー。
ほかに、なにも足さなくてもいいし引かなくてもいい。
花火とキスのモンタージュが有名ですね物語よりも。
(3)『裏窓』(54)
身動き取れなくたって、恋人がケリーなら、スチュアートはぜんぜん不運なんかじゃない。
(4)『ダイヤルMを廻せ!』(54)
最も美しく捉えられているという点では、個人的にはこれがいちばんかと思ってる。
ヒッチコック、短期間でこんなに起用しているのだから、ほんとうに惚れていたのだろうね。
(5)『上流社会』(56)
引退作であり遺作。
ビング・クロスビーやフランク・シナトラと組んだミュージカル。
本人役で、ルイ・アームストロングも出演しています。
(6)『モガンボ』(53)
クラーク・ゲーブルが主演、ジョン・フォードが監督し『紅塵』(32)をリメイク。
じつはケリーは、出演予定だった女優が降板したことによる「代役」だった。
そんな時代もあったのね・・・って、短い活動期間なんだけど。
(7)『喝采』(54)
オスカー主演賞受賞。
かつてミュージカルスターだった主人公(ビング・クロスビー)を支える妻を熱演している。
(8)『トコリの橋』(54)
朝鮮戦争を舞台にした戦争映画。
ウィリアム・ホールデンと共演、日本からは淡路恵子が出演している。
(9)『緑の火 エメラルド』(54)
「緑の火」と呼ばれるエメラルドをめぐるアドベンチャー。
(10)『白鳥』(56)
アレック・ギネスがアルバート殿下を、ケリーがアレクサンドラ姫を演じた、1910年が舞台のコスチューム劇。
「引退記念作」として制作されたというところ、ケリーの「特別感」が現代人にも分かるよねぇ。。。
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明日のコラムは・・・
『灰とダイヤモンド』