りーとんぷ「そん」→「そん」がんほ
90年代以降の韓国映画の躍進、
その背景にこの俳優ソン・ガンホ(송강호)が絡んでいるのは間違いないし、
なにを観ようか迷っているとき、とりあえずこのひとが出ている映画を選んでおけば間違いはない。
映画ファンにはお馴染みだった人懐っこい顔も、今年初め、「1年にいちどくらいしか映画館に行かないであろうひと」が「今年の映画」として『パラサイト』を選んだことにより、一般層にまで浸透した感がある。
(個人的に『半地下の家族』という副題は要らないと思うのでカット)
※コロナショックがなかったとしたら、興行成績もっと伸ばしていただろうね
少し前まで韓国映画は「韓流」(はんりゅう)と呼ばれていた。
映画マニアのあいだでは「恨流」(はんりゅう)というのもあって、
スマッシュヒットを飛ばす明るい韓国映画が前者、ミニシアターで人気を博す暗い韓国映画が後者を指していた。
ガンホが出演する映画のほとんどは後者であり、そのガタイとともに強烈なインパクトを残した。
以下、観て「間違いのない」代表作を。
99年…『シュリ』
このときは、まだ助演扱いだった。
2000年…『JSA』
自分が「お、この俳優いいぞ」と思ったのはこの映画から。
2003年…『殺人の追憶』
阪本順治「黒澤の孫が日本で生まれず、韓国で生まれた。まいった」
2004年…『大統領の理髪師』
コミカルな仕上がりなので、ガンホ入門編としては最適かも。
2006年…『グエムル―漢江の怪物―』
ダメ男を演じたら、天下一品。
2009年…『渇き』
鬼才パク・チャヌクと組んだホラー。
2013年…『スノーピアサー』
『パラサイト』のポン・ジュノが演出した、米・仏・韓合作映画。
2017年…『タクシー運転手 約束は海を越えて』
キャリアにおける最高作と評するひとも多い。
次回のしりとりは・・・
そんがん「ほ」→「ほ」らー。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『外国女優別キャリア10傑(17)グウィネス・パルトロー』
90年代以降の韓国映画の躍進、
その背景にこの俳優ソン・ガンホ(송강호)が絡んでいるのは間違いないし、
なにを観ようか迷っているとき、とりあえずこのひとが出ている映画を選んでおけば間違いはない。
映画ファンにはお馴染みだった人懐っこい顔も、今年初め、「1年にいちどくらいしか映画館に行かないであろうひと」が「今年の映画」として『パラサイト』を選んだことにより、一般層にまで浸透した感がある。
(個人的に『半地下の家族』という副題は要らないと思うのでカット)
※コロナショックがなかったとしたら、興行成績もっと伸ばしていただろうね
少し前まで韓国映画は「韓流」(はんりゅう)と呼ばれていた。
映画マニアのあいだでは「恨流」(はんりゅう)というのもあって、
スマッシュヒットを飛ばす明るい韓国映画が前者、ミニシアターで人気を博す暗い韓国映画が後者を指していた。
ガンホが出演する映画のほとんどは後者であり、そのガタイとともに強烈なインパクトを残した。
以下、観て「間違いのない」代表作を。
99年…『シュリ』
このときは、まだ助演扱いだった。
2000年…『JSA』
自分が「お、この俳優いいぞ」と思ったのはこの映画から。
2003年…『殺人の追憶』
阪本順治「黒澤の孫が日本で生まれず、韓国で生まれた。まいった」
2004年…『大統領の理髪師』
コミカルな仕上がりなので、ガンホ入門編としては最適かも。
2006年…『グエムル―漢江の怪物―』
ダメ男を演じたら、天下一品。
2009年…『渇き』
鬼才パク・チャヌクと組んだホラー。
2013年…『スノーピアサー』
『パラサイト』のポン・ジュノが演出した、米・仏・韓合作映画。
2017年…『タクシー運転手 約束は海を越えて』
キャリアにおける最高作と評するひとも多い。
次回のしりとりは・・・
そんがん「ほ」→「ほ」らー。
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明日のコラムは・・・
『外国女優別キャリア10傑(17)グウィネス・パルトロー』