Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

外国女優別キャリア10傑(23)ジョディ・フォスター

2020-06-22 00:10:00 | コラム
~ジョディ・フォスターのキャリア10傑~

日本のCMにも出てくれたこともあって親しみをこめてジョディ、ジョディと呼び捨てにしているけれど、もう57歳。

同性婚を果たした現在は、前世紀ほどには活動的ではなくなったが、このひとが出ている・監督していると聞けば、必ずチェックしますよやっぱり。

意味のないものは、絶対に撮らないし出演しないからね。


(1)『タクシードライバー』(76)

20世紀米映画を代表する傑作に、10代の娼婦として出演。

大人っぽさと、あどけなさと。
見事というほかない。




(2)『ホテル・ニューハンプシャー』(84)

ジョン・アーヴィングの傑作小説を映画化。
ロブ・ロウ、ナスターシャ・キンスキー、そしてジョディ。みんな輝いている。




(3)『羊たちの沈黙』(91)

一般的なアンケートを取れば、これが1位かもしれない。

アンチヒーローの系譜としては、トラビスの子どもに当たるんですよレクター博士は。
そんなレクターと対峙するクラリスは、始終緊張している。

そのカチカチ感を、ジョディは見事に表現。
オスカー2度目の主演賞も納得でしょう。


(4)『ネル』(94)

野生児として育った女性ネルが、文明社会と出会う。

独特な「ネル語」が話題になりましたね。


(5)『告発の行方』(88)

集団レイプの被害に遭ったヒロインを熱演し、最初のオスカー主演賞受賞。




(6)『白い家の少女』(76)

地味な小品だが、味わい深いホラー。
演技の巧さは、『タクシードライバー』より、こっちを観たほうが分かるんじゃないかな。


(7)『シェスタ』(87)

エレン・バーキン主演のミステリー。


バーキンにジョディだからね、助平な男にとっては一粒で二度美味しい佳作。


(8)『ハートに火をつけて』(90)

デニス・ホッパーが(*´Д`)ハァハァいいながら、ジョディの肢体を舐めるように捉える犯罪映画。

編集で揉めて監督がアラン・スミシー名義になったり完全版『バックトラック』が発表されたり、いろいろあるが、とにかくジョディが艶っぽくて素敵。


(9)『リトルマン・テイト』(91)

天才少年とシングルマザーの関係性を見つめる、初監督作品。


皆がいうことだけれど、この題材、ジョディらしい。


(10)『コンタクト』(97)

ロバート・ゼメキスが監督したSF大作。

オチには賛否があり、自分も、え? と思ったが、観返してみたらそれほど違和感はなかった。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『MASK耐性ありません。』
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする