Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

外国女優別キャリア10傑(20)サリー・フィールド

2020-06-05 00:10:00 | コラム
~サリー・フィールドのキャリア10傑~

「―演技派ではない私は、みなさんに評価されたかった。(中略)今夜、私は感じます。みんな、私のこと好きなのね!?」



激情/劇場型スピーチは、良い意味でも悪い意味でも評判に。

あまりの反響に、翌年、サリー自身がパロディを展開することに。

クールなスピーチよりも「自分たちと同じなんだ」感に溢れ、好感持てるなぁ。。。


(1)『ノーマ・レイ』(79)

オスカーとカンヌで主演賞を取った出世作。


紡績工場で働くヒロインが、幹部たちの執拗な妨害にも負けず労働組合を立ち上げるまでの物語。


(2)『マグノリアの花たち』(89)

自分より将来があるはずの娘が、自分より先に逝ってしまう不条理。

この映画の女優さんたち、全員に演技賞をあげたい。




(3)『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)

ガンプの「たいへん教育熱心な」母親。


(4)『プレイス・イン・ザ・ハート』(84)

2度目のオスカー主演賞受賞。


大恐慌時代のテキサスを舞台に、突如未亡人となってしまったヒロインの波乱に満ちた「それから」を描く。

ジョン・マルコヴィッチ、エド・ハリス、エイミー・マディガン、ダニー・グローヴァーなどなど、このあと飛躍する俳優さんたちがわんさか登場。


(5)『スクープ 悪意の不在』(81)

ポール・ニューマン主演、報道における情報操作をテーマにしたサスペンス。

サリーは、主人公を窮地に追いやる新聞記者を好演。


(6)『ポセイドン・アドベンチャー2』(79)

大ヒットを記録した前作の「直後」から始まる続編だが、続編というより、ほぼ同時進行で展開されていたサブストーリー、、、をメインに持ってきたというような新種ではある。


(7)『ソープディッシュ』(91)

ソープオペラ(米産テレビドラマ)の人気俳優たちが、スキャンダルを利用し潰し合うさまを描いたコメディ。

ケビン・クラインが絶品、エリザベス・シューは儲け役かな。


(8)『パンチライン』(88)

♪スイングしなけりゃ意味がない♪

コメディアンを目指す医大生(トム・ハンクス)と競う、スタンダップコメディの世界に憧れる主婦の物語。


(9)『リンカーン』(2012)

スピルバーグ作でリンカーンの妻を熱演する。

その熱演ぶりは、デイ=ルイス様の引けを取っていない。




(10)『アメイジング・スパイダーマン』(2012)

主人公の母親メイ・パーカー役。

出番は少ないが、夫を演じたマーティン・シーンとともに、さすがの存在感。

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明日のコラムは・・・

『窓全開でタオルケット3枚』
コメント
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