46年11月22日生まれ・74歳。
茨城出身。
公式サイト
倍賞美津子(ばいしょう・みつこ)さんといえば・・・
アントンの元嫁であり、
※しかし劇画的なショットだよなぁ!
アマゾネス先生ですね、やっぱり。
映画の代表作も多いのに、イメージは「映画以外」でまとまっちゃいます。
そのくらい、アントンや金八が鮮烈だったということでしょう。
あのひとの嫁やるの「どう考えても」大変でしょうし笑、愛の授業はすごいインパクトありましたし。
※意表をつくキャスティングで、そーとー面白かったです
<経歴>
姉は倍賞千恵子。
前述したとおり、元旦那はアントニオ猪木。
13期生の姉を追い、18期生として松竹歌劇団に入団。
映画俳優デビュー作は、67年の『純情二重奏』。
姉との共演作でした。
『人斬り』(69)、『喜劇 女は度胸』(69)、『蝦夷館の決闘』(70)、『喜劇 男は愛敬』(70)、『喜劇 冠婚葬祭入門』(70)。
71年、アントンと結婚。
それでもまったく俳優活動を休むことなく、また、旦那も現役バリバリであるからして、一般的な夫婦生活というものは無いに等しかったのかもしれません。
『喜劇 猪突猛進せよ!!』(71)、『冠婚葬祭入門 新婚心得の巻』(71)、『喜劇 女は男のふるさとヨ』(71)、『暁の挑戦』(71)、『喜劇 夜光族』(71)、『追いつめる』(72)、『喜劇 男の子守唄』(72)、
『人生劇場』(72)の「青春篇」「愛欲篇」「残侠篇」、
『喜劇 快感旅行』(72)、
『花と龍』(73)の「青雲篇」「愛憎篇」「怒濤篇」、
『宮本武蔵』(73)、『ダメおやじ』(73)、『君よ憤怒の河を渉れ』(76)、『あいつと私』(76)、『竹山ひとり旅』(77)、『江戸川乱歩の陰獣』(77)、『黒木太郎の愛と冒険』(77)、『冬の華』(78)、『雲霧仁左衛門』(78)。
俳優としての「格」が一気に上がるのは、79年のこと。
のちに人気シリーズとなるTBSの『3年B組金八先生』(79~80)で保健の天路里美先生を大熱演、ふつう保健の先生がこんなに目立つことはないと思いますが、妊娠し、なおかつ出産を決意した生徒・杉田かおるを全面的にサポートする情熱的なキャラクターを演じました。
これが縁となって、金八は天路先生と結婚するのでした。
個人的には、美術の悦子先生(名取裕子)と一緒になってほしかったですけどね。
そして映画ではイマヘイ入魂の『復讐するは我にあり』(79)に出演、緒形拳・三國連太郎という濃過ぎる俳優と対峙し一歩も引けを取らない度胸を見せつけ、その年の映画賞のほとんどをかっさらいました。
うん、映画の代表作は、やっぱりこれになると思います。
『翔べイカロスの翼』(80)、『影武者』(80)、『ええじゃないか』(81)、『炎のごとく』(81)、『ションベン・ライダー』(83)、『楢山節考』(83)、『陽暉楼』(83)、『逆噴射家族』(84)、『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』(85)、『友よ、静かに瞑れ』(85)、『恋文』(85)、『キャバレー』(86)、『離婚しない女』(86)、『あいつに恋して』(87)、『女衒 ZEGEN』(87)、『童謡物語』(88)、『せんせい』(89)、『マイフェニックス』(89)、『夢』(90)。
『ラストソング』(94)、『午後の遺言状』(95)、『うなぎ』(97)、『東京夜曲』(97)、『時をかける少女』(97)、『ユキエ』(97)、『ラブ・レター』(98)、『秘祭』(98)。
『三文役者』(2000)、『大河の一滴』(2001)、『ターン』(2001)、『赤い橋の下のぬるい水』(2001)、『田園のユーウツ』(2001)、『陽はまた昇る』(2002)、4人の演技巧者のなかで最も迫力があった『OUT』(2002)、『機関車先生』(2004)、『ニワトリはハダシだ』(2004)、『星になった少年』(2005)、『ぐるりのこと。』(2008)、『ニセ札』(2009)。
『大奥』(2010)、『あしたのジョー』(2011)、『デンデラ』(2011)、『一枚のハガキ』(2011)、『莫逆家族―バクギャクファミーリアー』(2012)、
フランス・カナダが合作、共演に西島秀俊や阿部寛など、もうちょっと話題になってもよかった佳作『メモリーズ・コーナー』(2013)、
『あやしい彼女』(2016)、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(2019)、『糸』(2020)。
そして最新作が、本年公開予定の『護られなかった者たちへ』。
最も活躍したのは80年代ですが、円熟期に入った現在も精力的で、応援もなにもないですよね。
このまま、ずっと突っ走っていってください。
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(238)芳賀優里亜』
茨城出身。
公式サイト
倍賞美津子(ばいしょう・みつこ)さんといえば・・・
アントンの元嫁であり、
※しかし劇画的なショットだよなぁ!
アマゾネス先生ですね、やっぱり。
映画の代表作も多いのに、イメージは「映画以外」でまとまっちゃいます。
そのくらい、アントンや金八が鮮烈だったということでしょう。
あのひとの嫁やるの「どう考えても」大変でしょうし笑、愛の授業はすごいインパクトありましたし。
※意表をつくキャスティングで、そーとー面白かったです
<経歴>
姉は倍賞千恵子。
前述したとおり、元旦那はアントニオ猪木。
13期生の姉を追い、18期生として松竹歌劇団に入団。
映画俳優デビュー作は、67年の『純情二重奏』。
姉との共演作でした。
『人斬り』(69)、『喜劇 女は度胸』(69)、『蝦夷館の決闘』(70)、『喜劇 男は愛敬』(70)、『喜劇 冠婚葬祭入門』(70)。
71年、アントンと結婚。
それでもまったく俳優活動を休むことなく、また、旦那も現役バリバリであるからして、一般的な夫婦生活というものは無いに等しかったのかもしれません。
『喜劇 猪突猛進せよ!!』(71)、『冠婚葬祭入門 新婚心得の巻』(71)、『喜劇 女は男のふるさとヨ』(71)、『暁の挑戦』(71)、『喜劇 夜光族』(71)、『追いつめる』(72)、『喜劇 男の子守唄』(72)、
『人生劇場』(72)の「青春篇」「愛欲篇」「残侠篇」、
『喜劇 快感旅行』(72)、
『花と龍』(73)の「青雲篇」「愛憎篇」「怒濤篇」、
『宮本武蔵』(73)、『ダメおやじ』(73)、『君よ憤怒の河を渉れ』(76)、『あいつと私』(76)、『竹山ひとり旅』(77)、『江戸川乱歩の陰獣』(77)、『黒木太郎の愛と冒険』(77)、『冬の華』(78)、『雲霧仁左衛門』(78)。
俳優としての「格」が一気に上がるのは、79年のこと。
のちに人気シリーズとなるTBSの『3年B組金八先生』(79~80)で保健の天路里美先生を大熱演、ふつう保健の先生がこんなに目立つことはないと思いますが、妊娠し、なおかつ出産を決意した生徒・杉田かおるを全面的にサポートする情熱的なキャラクターを演じました。
これが縁となって、金八は天路先生と結婚するのでした。
個人的には、美術の悦子先生(名取裕子)と一緒になってほしかったですけどね。
そして映画ではイマヘイ入魂の『復讐するは我にあり』(79)に出演、緒形拳・三國連太郎という濃過ぎる俳優と対峙し一歩も引けを取らない度胸を見せつけ、その年の映画賞のほとんどをかっさらいました。
うん、映画の代表作は、やっぱりこれになると思います。
『翔べイカロスの翼』(80)、『影武者』(80)、『ええじゃないか』(81)、『炎のごとく』(81)、『ションベン・ライダー』(83)、『楢山節考』(83)、『陽暉楼』(83)、『逆噴射家族』(84)、『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』(85)、『友よ、静かに瞑れ』(85)、『恋文』(85)、『キャバレー』(86)、『離婚しない女』(86)、『あいつに恋して』(87)、『女衒 ZEGEN』(87)、『童謡物語』(88)、『せんせい』(89)、『マイフェニックス』(89)、『夢』(90)。
『ラストソング』(94)、『午後の遺言状』(95)、『うなぎ』(97)、『東京夜曲』(97)、『時をかける少女』(97)、『ユキエ』(97)、『ラブ・レター』(98)、『秘祭』(98)。
『三文役者』(2000)、『大河の一滴』(2001)、『ターン』(2001)、『赤い橋の下のぬるい水』(2001)、『田園のユーウツ』(2001)、『陽はまた昇る』(2002)、4人の演技巧者のなかで最も迫力があった『OUT』(2002)、『機関車先生』(2004)、『ニワトリはハダシだ』(2004)、『星になった少年』(2005)、『ぐるりのこと。』(2008)、『ニセ札』(2009)。
『大奥』(2010)、『あしたのジョー』(2011)、『デンデラ』(2011)、『一枚のハガキ』(2011)、『莫逆家族―バクギャクファミーリアー』(2012)、
フランス・カナダが合作、共演に西島秀俊や阿部寛など、もうちょっと話題になってもよかった佳作『メモリーズ・コーナー』(2013)、
『あやしい彼女』(2016)、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(2019)、『糸』(2020)。
そして最新作が、本年公開予定の『護られなかった者たちへ』。
最も活躍したのは80年代ですが、円熟期に入った現在も精力的で、応援もなにもないですよね。
このまま、ずっと突っ走っていってください。
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(238)芳賀優里亜』