Cape Fear、in JAPAN

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映画スタッフ別10傑(14)ヤヌス・カミンスキー

2021-05-18 01:00:53 | コラム
~ヤヌス・カミンスキーのキャリア10傑~

こちら、スピルバーグによる新版『ウエストサイド物語』の予告編。



格好いい!
期待しかねぇ!!

そして、映像のシャープさと深みが予告編だけで感じられて、さすがカミンスキーだなぁ!と。


映画の神に愛されたスピルバーグは若いころから次々に傑作を放っていたけれど、カメラマンのカミンスキーと組んで以降は映像の「強度」が格段に増している。

極端なことをいえば。
事実上の失敗作といえるインディ・ジョーンズの4作目、あれにしてみても、映像だけで「まるで傑作であるかのような錯覚」を覚えさせることに成功している、
そのくらい、カミンスキーが創りだす映像って力強いのだった。

ポーランド出身の61歳、まだまだ映像史に革命を起こしてくれそう。


(1)『プライベート・ライアン』(98)

地獄の戦場のリアリティは、戦場を知るオリバー・ストーンでさえ驚いたとか。



(2)『シンドラーのリスト』(93)

スピルバーグとの初タッグ作。

カミンスキーにとってのデビュー作というわけではないが、彼の才能を引き出したスピルバーグもやっぱりすごい、、、ってことなのだろう。




(3)『潜水服は蝶の夢を見る』(2007)

非・スピルバーグ作品。

全身麻痺状態に陥る主人公の回顧録を映像化した佳作。


(4)『ザ・エージェント』(96)

非・スピルバーグ作品。

どんな場面でもシャープで、いちいち格好いいんだよね。


(5)『戦火の馬』(2011)

スピルバーグ物としては弱いと思う、そこを補う、カミンスキーの詩情溢れる映像。



(6)『レディ・プレイヤー1』(2018)

相棒の映画とはいえ、遊び心に満ち満ちたこういう映像も創りだせることにいたく感心。


(7)『宇宙戦争』(2005)

でもやっぱり、最も得意としているのは「有事」を描くことなんじゃないかな~。




(8)『キルトに綴る愛』(95)

非・スピルバーグ作品。

本稿を編集するにあたって再見してみたが、クレジットなしでは気づかないほどカミンスキー印は封印、繊細さの塊のような映像だった。


(9)『アミスタッド』(97)

台詞なしで展開される「あのシーン」の衝撃度といったらない。


(10)『ミュンヘン』(2005)

徹底したリアリズム、映像も寒々しくて(精神的に)凍えるよう。

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明日のコラムは・・・

『BOSS』
コメント (1)
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