~ロバート・リチャードソンのキャリア10傑~
あらゆる映像技術にとてもうるさい感じがする(笑)オリバー・ストーンに見いだされてデビュー、
これまでにオスカー3回受賞、QTからの熱烈なラブコールも受けつづける65歳のカメラマン。
カメラマンはもちろん、カメラを置いて撮影すればいいってわけじゃない。
現場によって異なるけれど、ライティングなども一任されている存在であって、だから映像に個性が出る。
修行も大事、しかし、なかなか鍛えられそうにない「センス」がいちばん大事ってことなのかな。
(1)『JFK』(91)
カラー、モノクロ、実際の8mm映像を組み合わせた大変な労作。
ある意味でストーンより、カメラマンと編集マンがいちばん偉いよ。
(2)『ヘイトフル・エイト』(2015)
希少となった65mmフィルムで撮られたQTの大作西部劇。
任せられるのは、リチャードソンしか居なかったのかもね。
(3)『カジノ』(95)
スコセッシに初起用された。
金の流れを追った長回しや、砂漠でのデ・ニーロとペシの対峙シーンなど、見るべきところ沢山。
(4)『7月4日に生まれて』(89)
これ!
中学生のころ、このショットに触れて、あぁこの撮影監督はたぶんすごいひとだ! と思った。
(5)『ヒューゴの不思議な発明』(2011)
スコセッシのキャリアで、おそらく唯一「家族連れ」で観ることの出来るファンタジー。
映像も柔らかめだが、なんといっても駅構内を縦横無尽に移動するカメラワークでしょう。
(6)『プラトーン』(86)
初期作品でこのクオリティだもの、やっぱりセンスが問われる職業だよな~。
(7)『ワールド・ウォーZ』(2013)
雪崩のように押し寄せるゾンビ、これ撮りたいがために創ったような映画だけど、たしかに壮観。
(8)『アビエイター』(2004)
偏執的な主人公なので、映像は、美しくはあるけれど、と同時に少し歪んでもいて。
スコセッシの要求は、ストーンと同じくらいかそれ以上だったのではないかな。
(9)『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)
キラキラとした時代のハリウッドを活写。ひたすら楽しい。
(10)『シャッターアイランド』(2010)
暗めの映像が、この物語の雰囲気作りに貢献。
というか、この映像こそ主役、、、みたいなもの?
※リチャードソンの仕事をまとめた動画
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『金欠の場合の喫煙者は―』
あらゆる映像技術にとてもうるさい感じがする(笑)オリバー・ストーンに見いだされてデビュー、
これまでにオスカー3回受賞、QTからの熱烈なラブコールも受けつづける65歳のカメラマン。
カメラマンはもちろん、カメラを置いて撮影すればいいってわけじゃない。
現場によって異なるけれど、ライティングなども一任されている存在であって、だから映像に個性が出る。
修行も大事、しかし、なかなか鍛えられそうにない「センス」がいちばん大事ってことなのかな。
(1)『JFK』(91)
カラー、モノクロ、実際の8mm映像を組み合わせた大変な労作。
ある意味でストーンより、カメラマンと編集マンがいちばん偉いよ。
(2)『ヘイトフル・エイト』(2015)
希少となった65mmフィルムで撮られたQTの大作西部劇。
任せられるのは、リチャードソンしか居なかったのかもね。
(3)『カジノ』(95)
スコセッシに初起用された。
金の流れを追った長回しや、砂漠でのデ・ニーロとペシの対峙シーンなど、見るべきところ沢山。
(4)『7月4日に生まれて』(89)
これ!
中学生のころ、このショットに触れて、あぁこの撮影監督はたぶんすごいひとだ! と思った。
(5)『ヒューゴの不思議な発明』(2011)
スコセッシのキャリアで、おそらく唯一「家族連れ」で観ることの出来るファンタジー。
映像も柔らかめだが、なんといっても駅構内を縦横無尽に移動するカメラワークでしょう。
(6)『プラトーン』(86)
初期作品でこのクオリティだもの、やっぱりセンスが問われる職業だよな~。
(7)『ワールド・ウォーZ』(2013)
雪崩のように押し寄せるゾンビ、これ撮りたいがために創ったような映画だけど、たしかに壮観。
(8)『アビエイター』(2004)
偏執的な主人公なので、映像は、美しくはあるけれど、と同時に少し歪んでもいて。
スコセッシの要求は、ストーンと同じくらいかそれ以上だったのではないかな。
(9)『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)
キラキラとした時代のハリウッドを活写。ひたすら楽しい。
(10)『シャッターアイランド』(2010)
暗めの映像が、この物語の雰囲気作りに貢献。
というか、この映像こそ主役、、、みたいなもの?
※リチャードソンの仕事をまとめた動画
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明日のコラムは・・・
『金欠の場合の喫煙者は―』