~ニーノ・ロータ~のキャリア10傑~
ヴァンゲリスとか、まだまだ取り上げたいひとは多いけれど、映画音楽家篇は今回でとりあえずのラスト。
最後を締めくくるのは、フェリーニの相棒として有名なニーノ・ロータでいきましょう。
67歳で永眠、
「本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味にすぎない」と本人は申しています、
けれど以下のリストをご覧ください、映画史とワンセットで語られる曲も多く、映画ファンは敬意をこめつつ「そんなこと、いっちゃってくれるな」と突っ込むべきでしょう。
(1)『太陽がいっぱい』(60)
完璧な脚本と完璧なキャスティングと完璧な映像、ここに完璧な音楽が加わって最強。
(2)『8 1/2』(63)
人生は祭りだ、ともに生きよう。
(3)『ゴッドファーザー』(72)
サーガを永遠にした要因のひとつは、まちがいなくテーマ曲にあった。
(4)『道』(54)
フェリーニ×ロータの代表作。
寓話性を強調するロータの旋律、お見事。
(5)『甘い生活』(59)
退廃とはこういうことをいうのか―中学生のころ、背伸びして観てガツンときました。
(6)『山猫』(63)
ビスコンティの高貴な映像世界、ロータの音楽は当然相性バツグン。
(7)『ロミオとジュリエット』(68)
レオくん×クレアちゃんの「かぶいた」ロミジュリのサントラも騒々しくて面白いけれど、あの映画から本家のこちらに辿り着かない若いひとも多く、じつにもったいない気がする。
(8)『サテリコン』(69)
悪趣味を力技でアートにしてしまうフェリーニ、ロータもまた、その共犯者だったということね。
(9)『ハリケーン』(79)
内容そのものは評価されなかったスペクタクルだが、ロータの音楽だけは一流で、最も印象に残るスタッフワークだったともいえる。
(10)『戦争と平和』(56)
オードリー版の文芸映画で、映画化は3度目。
しかし『ハリケーン』もそうだが・・・
大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスに頼まれると、ロータはオファーを断れない感じなのかな笑
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『「マスク取って( ゚д゚)ハッ!」現象、たしかにある。』
ヴァンゲリスとか、まだまだ取り上げたいひとは多いけれど、映画音楽家篇は今回でとりあえずのラスト。
最後を締めくくるのは、フェリーニの相棒として有名なニーノ・ロータでいきましょう。
67歳で永眠、
「本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味にすぎない」と本人は申しています、
けれど以下のリストをご覧ください、映画史とワンセットで語られる曲も多く、映画ファンは敬意をこめつつ「そんなこと、いっちゃってくれるな」と突っ込むべきでしょう。
(1)『太陽がいっぱい』(60)
完璧な脚本と完璧なキャスティングと完璧な映像、ここに完璧な音楽が加わって最強。
(2)『8 1/2』(63)
人生は祭りだ、ともに生きよう。
(3)『ゴッドファーザー』(72)
サーガを永遠にした要因のひとつは、まちがいなくテーマ曲にあった。
(4)『道』(54)
フェリーニ×ロータの代表作。
寓話性を強調するロータの旋律、お見事。
(5)『甘い生活』(59)
退廃とはこういうことをいうのか―中学生のころ、背伸びして観てガツンときました。
(6)『山猫』(63)
ビスコンティの高貴な映像世界、ロータの音楽は当然相性バツグン。
(7)『ロミオとジュリエット』(68)
レオくん×クレアちゃんの「かぶいた」ロミジュリのサントラも騒々しくて面白いけれど、あの映画から本家のこちらに辿り着かない若いひとも多く、じつにもったいない気がする。
(8)『サテリコン』(69)
悪趣味を力技でアートにしてしまうフェリーニ、ロータもまた、その共犯者だったということね。
(9)『ハリケーン』(79)
内容そのものは評価されなかったスペクタクルだが、ロータの音楽だけは一流で、最も印象に残るスタッフワークだったともいえる。
(10)『戦争と平和』(56)
オードリー版の文芸映画で、映画化は3度目。
しかし『ハリケーン』もそうだが・・・
大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスに頼まれると、ロータはオファーを断れない感じなのかな笑
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明日のコラムは・・・
『「マスク取って( ゚д゚)ハッ!」現象、たしかにある。』