Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

隣人は静かに笑う。

2021-11-06 04:04:19 | コラム
先日―。

隣人さんが引っ越していった。
本人からのあいさつはなく、なぜかご両親のほうから丁寧なあいさつが。

ま、それはよいんだけど。
7年くらい暮らしていたのではないかしら、その前が未亡人風のひとで5年。
先日記したように自分は17年だから、隣人さんふたりのほうが東京の団地で独り暮らししているヒトっぽいというかね、やっぱりこの場は「つなぎ」であり、終の棲家というわけではないのだな…とかなんとか思ったり思わなかったり。

同じ棟にも沢山の階段があって、各階に二部屋ずつ―これが一般的な団地の構造ゆえ、隣人は左右に居るわけではなく(厳密にいうとちがうけど)いっぽうにしか居ない。
だから、いまは隣人なし状態。

気楽といえばそうだけど、寂しいっちゃあ寂しい。
居たとしたって、べつに深い交流があるわけでもなし。

そんなことは分からんか、すごく気の合う隣人の可能性だってあるからね。


「引っ越し」「隣人」で真っ先に想起する映画は、『隣人は静かに笑う』(99)。
ほんとうによく出来たスリラーで、「観終えたあとに鬱確定映画」の上位にランクインされている。


映画としては最高だけど、イヤだねぇ苦笑

『花様年華』(2000)のほうだよね、憧れたりするのは。
切ない映画ではあるけれども。。。


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明日のコラムは・・・

『映画2倍速』
コメント (5)
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