73年4月6日生まれ・48歳。
東京出身。
「すったもんだ」のあった宮沢りえ(みやざわ・りえ)さんに、「過去を消せる消しゴム、ないかしら」という台詞を用意したのは『北の国から'95 秘密』(95、フジテレビ)でした。
過去にAV出演したことを疑われる小沼シュウ役をりえさんに演じさせた倉本聰先生、さすがっす。
と同時に、CMでもドラマでも「すったもんだ」をネタに出来るりえさん本人も、さすが。
生きていればみんな、大なり小なり、すったもんだがあるわけじゃないですか。
「ふんどしカレンダー」や『Santa Fe』に歓喜した同世代としては、婚約解消や拒食症、ママ問題などなどなどなど、すべてを肯定して生きるりえさんは格好いいと思います。
※代表作、でしょうね!
<経歴>
日本とオランダ(父親)のハーフ。
『三井のリハウス』初代リハウスガール。
夫は元V6で俳優の森田剛。
11歳でモデルとして芸能界入りを果たす。
映画俳優デビュー作は、88年の『ぼくらの七日間戦争』。
「みんなに一泡吹かせてやろうよ!」
『どっちにするの。』(89)、『豪姫』(92)、
内田裕也やビートたけしと共演、やりたいことは分かるが壮大にスベッた感もあった『エロティックな関係』(92)。
このころに歌手デビューしていますが、初披露は『ミュージックステーション』(テレビ朝日)でしたか、父親も注目していて家族で観ていたんです、しかし出だしの歌唱で父親は頭を抱えて風呂に入ってしまいました(^^;)
まぁ、すべてうまくいく、、、なんてことは稀ですから。
『螢の光』(94)、『四十七人の刺客』(94)、『天守物語』(95)、
台湾映画『運転手の恋 The Cabbie』(2000)、香港映画『華の愛~遊園驚夢~』(2000)、『釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇』(2001)、『うつつ』(2002)。
映画俳優としての可能性を感じさせてくれたのは、10代ではなく、じつはこのあたりから。
それまではどうしても、「話題先行型」でしたからね…。
『たそがれ清兵衛』(2002)、『父と暮せば』(2004)、二役をこなした『トニー滝谷』(2005)、『阿修羅城の瞳』(2005)、『花よりもなほ』(2006)、『オリヲン座からの招待状』(2007)、『夢のまにまに』(2008)、『ゼラチンシルバーLOVE』(2009)。
…うん、10代のころのキャリアとは差異のあり過ぎる作品選びといったらいいのでしょうか、選んだというよりは、ぜひともりえさんで撮ってみたい!と監督のほうから選んでくれたというか、急激に作品に恵まれ始めたのです。
『謎解きはディナーのあとで』(2013)、実写化は結果的に悪くなかったと思う『魔女の宅急便』(2014)、
そして「すったもんだ」が最高に活きた傑作『紙の月』(2014)、
『トイレのピエタ』(2015)、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)、『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019)。
近作に『日本独立』(2020)の白洲正子、来年公開の『決戦は日曜日』(2022)。
超然とさえしている最近のりえさん、この10年でさらなる代表作が生まれそうです。
次回のにっぽん女優列伝は、宮下順子さんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『Trainspotting』
東京出身。
「すったもんだ」のあった宮沢りえ(みやざわ・りえ)さんに、「過去を消せる消しゴム、ないかしら」という台詞を用意したのは『北の国から'95 秘密』(95、フジテレビ)でした。
過去にAV出演したことを疑われる小沼シュウ役をりえさんに演じさせた倉本聰先生、さすがっす。
と同時に、CMでもドラマでも「すったもんだ」をネタに出来るりえさん本人も、さすが。
生きていればみんな、大なり小なり、すったもんだがあるわけじゃないですか。
「ふんどしカレンダー」や『Santa Fe』に歓喜した同世代としては、婚約解消や拒食症、ママ問題などなどなどなど、すべてを肯定して生きるりえさんは格好いいと思います。
※代表作、でしょうね!
<経歴>
日本とオランダ(父親)のハーフ。
『三井のリハウス』初代リハウスガール。
夫は元V6で俳優の森田剛。
11歳でモデルとして芸能界入りを果たす。
映画俳優デビュー作は、88年の『ぼくらの七日間戦争』。
「みんなに一泡吹かせてやろうよ!」
『どっちにするの。』(89)、『豪姫』(92)、
内田裕也やビートたけしと共演、やりたいことは分かるが壮大にスベッた感もあった『エロティックな関係』(92)。
このころに歌手デビューしていますが、初披露は『ミュージックステーション』(テレビ朝日)でしたか、父親も注目していて家族で観ていたんです、しかし出だしの歌唱で父親は頭を抱えて風呂に入ってしまいました(^^;)
まぁ、すべてうまくいく、、、なんてことは稀ですから。
『螢の光』(94)、『四十七人の刺客』(94)、『天守物語』(95)、
台湾映画『運転手の恋 The Cabbie』(2000)、香港映画『華の愛~遊園驚夢~』(2000)、『釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇』(2001)、『うつつ』(2002)。
映画俳優としての可能性を感じさせてくれたのは、10代ではなく、じつはこのあたりから。
それまではどうしても、「話題先行型」でしたからね…。
『たそがれ清兵衛』(2002)、『父と暮せば』(2004)、二役をこなした『トニー滝谷』(2005)、『阿修羅城の瞳』(2005)、『花よりもなほ』(2006)、『オリヲン座からの招待状』(2007)、『夢のまにまに』(2008)、『ゼラチンシルバーLOVE』(2009)。
…うん、10代のころのキャリアとは差異のあり過ぎる作品選びといったらいいのでしょうか、選んだというよりは、ぜひともりえさんで撮ってみたい!と監督のほうから選んでくれたというか、急激に作品に恵まれ始めたのです。
『謎解きはディナーのあとで』(2013)、実写化は結果的に悪くなかったと思う『魔女の宅急便』(2014)、
そして「すったもんだ」が最高に活きた傑作『紙の月』(2014)、
『トイレのピエタ』(2015)、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016)、『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019)。
近作に『日本独立』(2020)の白洲正子、来年公開の『決戦は日曜日』(2022)。
超然とさえしている最近のりえさん、この10年でさらなる代表作が生まれそうです。
次回のにっぽん女優列伝は、宮下順子さんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『Trainspotting』