~レイモンド・チョウのキャリア10傑~
常に中国の影が見え隠れしてしまう香港、
それでも香港映画が煌びやかに見えるのは、返還前を知っているからか。
そのころに隆盛した香港映画を愛していたから、、、だろうか。
ショウ・ブラザーズで頭角を現し、ゴールデン・ハーベストを設立。
ブルース・リーやジャッキー・チェンを世に送り出したチョウこそ、香港映画黄金期の立役者なのでありました。
91歳で亡くなったのは、割と最近のこと。
このひとのようなプロデューサーが出てこないと、香港映画はいずれ個性をなくし、まるっきりの中国映画になってしまう……のかなぁ。
(1)『燃えよドラゴン』(73)
物語や技術ではなく、俳優を売り出すための映画であり、こういうものをプロデュースするのは一種の賭けでしょう。
演じ切ったリー、彼の可能性を信じたチョウ、両者ともえらい!!
(2)『プロジェクトA』(83)
師弟の関係性を主軸とする拳法シリーズのままでは、ファンの取り込みに限界があったはずで。
ジャッキーの身体性が無限の可能性を宿していくのは、方向転換をした本作からだといっていい。
(3)『スパルタンX』(84)
いつ、だれが、どんな状況で観ても面白いと感じる。
香港映画の醍醐味が詰まった、大好きな娯楽大作。
ちゃんと色気もあるし!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/96/405fbe2c3a74053cc4f35ac325cec24e.jpg)
(4)『孔雀王』(88)
日本の人気コミックを映画化したSFアクション。
よく分からない物語だが(^^;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/27/0fb5c7580ef5373a19c98ba2d10c7e26.jpg)
グロリア・イップが可憐だから、ぞれでも楽しめるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/2e/4a1155835c01a05611075677ca61764d.jpg)
(5)『Mr.BOO!ミスター・ブー』(76)
ホイ三兄弟によるコメディ。
笑いのツボ、日本とあまり変わらないよね?
かなり爆笑出来るんだけど、いまの若いひとはどうなんでしょう。
(6)『霊幻道士』(85)
怖さではなく、キッチュな可愛さを狙ったキョンシーが日本でもウケてスマッシュヒットを記録。
でもキョンシーって、そもそもなんだっけ? というひと多し(^^;)
(7)『キャノンボール』(81)
オールスター出演で自動車レースを描く大味な作品、、、ではあるものの、
チョウの狙いのひとつがジャッキーのハリウッド進出だったわけで、それをこれほどのスケールでやってしまえる度胸は、やっぱりすげぇ!と思う。
(8)『ブレード/刀』(95)
香港にはもうひとり名物プロデューサーが居て、その名は監督業もこなすツイ・ハーク。
(ハークのキャリアも、いずれ取り上げたいと思ってます)
この映画は監督としてのハークの代表作であり、日本ではそれほど…かもしれないが、香港映画史に残るであろう傑作。
(9)『シティーハンター』(93)
人気コミックをジャッキーが映画化、
もういろいろと困ってしまう出来ではあるが、ゴクミやジョイ・ウォンが最も輝いていたころにふたりを起用したところ、分かってるじゃん、ジャッキーもチョウも!と思ったものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/0f/c5fcd60d161ff647b0bd7e161cf15f0f.jpg)
(10)『プロテクター』(85)
ジャッキー×ハリウッド。
しかし成功とはいえなかったのは、ユーモアの足りなさかなぁ。
共演のダニー・アイエロも、好きだったんだけど…。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『何度でも打ちますよ。』
常に中国の影が見え隠れしてしまう香港、
それでも香港映画が煌びやかに見えるのは、返還前を知っているからか。
そのころに隆盛した香港映画を愛していたから、、、だろうか。
ショウ・ブラザーズで頭角を現し、ゴールデン・ハーベストを設立。
ブルース・リーやジャッキー・チェンを世に送り出したチョウこそ、香港映画黄金期の立役者なのでありました。
91歳で亡くなったのは、割と最近のこと。
このひとのようなプロデューサーが出てこないと、香港映画はいずれ個性をなくし、まるっきりの中国映画になってしまう……のかなぁ。
(1)『燃えよドラゴン』(73)
物語や技術ではなく、俳優を売り出すための映画であり、こういうものをプロデュースするのは一種の賭けでしょう。
演じ切ったリー、彼の可能性を信じたチョウ、両者ともえらい!!
(2)『プロジェクトA』(83)
師弟の関係性を主軸とする拳法シリーズのままでは、ファンの取り込みに限界があったはずで。
ジャッキーの身体性が無限の可能性を宿していくのは、方向転換をした本作からだといっていい。
(3)『スパルタンX』(84)
いつ、だれが、どんな状況で観ても面白いと感じる。
香港映画の醍醐味が詰まった、大好きな娯楽大作。
ちゃんと色気もあるし!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/96/405fbe2c3a74053cc4f35ac325cec24e.jpg)
(4)『孔雀王』(88)
日本の人気コミックを映画化したSFアクション。
よく分からない物語だが(^^;)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/27/0fb5c7580ef5373a19c98ba2d10c7e26.jpg)
グロリア・イップが可憐だから、ぞれでも楽しめるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/2e/4a1155835c01a05611075677ca61764d.jpg)
(5)『Mr.BOO!ミスター・ブー』(76)
ホイ三兄弟によるコメディ。
笑いのツボ、日本とあまり変わらないよね?
かなり爆笑出来るんだけど、いまの若いひとはどうなんでしょう。
(6)『霊幻道士』(85)
怖さではなく、キッチュな可愛さを狙ったキョンシーが日本でもウケてスマッシュヒットを記録。
でもキョンシーって、そもそもなんだっけ? というひと多し(^^;)
(7)『キャノンボール』(81)
オールスター出演で自動車レースを描く大味な作品、、、ではあるものの、
チョウの狙いのひとつがジャッキーのハリウッド進出だったわけで、それをこれほどのスケールでやってしまえる度胸は、やっぱりすげぇ!と思う。
(8)『ブレード/刀』(95)
香港にはもうひとり名物プロデューサーが居て、その名は監督業もこなすツイ・ハーク。
(ハークのキャリアも、いずれ取り上げたいと思ってます)
この映画は監督としてのハークの代表作であり、日本ではそれほど…かもしれないが、香港映画史に残るであろう傑作。
(9)『シティーハンター』(93)
人気コミックをジャッキーが映画化、
もういろいろと困ってしまう出来ではあるが、ゴクミやジョイ・ウォンが最も輝いていたころにふたりを起用したところ、分かってるじゃん、ジャッキーもチョウも!と思ったものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/0f/c5fcd60d161ff647b0bd7e161cf15f0f.jpg)
(10)『プロテクター』(85)
ジャッキー×ハリウッド。
しかし成功とはいえなかったのは、ユーモアの足りなさかなぁ。
共演のダニー・アイエロも、好きだったんだけど…。
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明日のコラムは・・・
『何度でも打ちますよ。』