60年10月18日生まれ・63歳。
ベルギー出身。
プロ格闘家による俳優業への挑戦、
うまくいったケースは、赤井英和・渡嘉敷勝男・ガッツ石松、船木誠勝あたりでしょうか。
朝倉未来くん?
まぁゲームの声優としてはアレといわれてますし(^^;)(^^;)
海外に視点を広げると、ランディ・クートゥアとかドウェイン・ジョンソンあたりかな。
日本人は軽量級が多いから「ヤクザ以外」を演じることは可能、しかし海外の格闘家はヘビー級メインゆえ役柄が絞られる難点があって。
ヴァン・ダムも格闘家出身、全欧プロ空手選手権のミドル級チャンピオンに輝いたことだってあるのですからー!!
とはいえ。
映画以上に、格闘技の戦績以上に有名なのは、やはりこのCMでしょう。
最後まで観てね、しかしすごいな。。。
<経歴>
ベースは10代前半から始めた松濤館流空手、もちろん黒帯。
アクション俳優としてのチャンスを掴むため単身、香港へ。
しかし役に恵まれず数年後にハリウッドへ。
チャック・ノリスの映画でスタントマンを担当したのがきっかけで、ノリスの妻が経営するレストランのウェイター兼用心棒の職にありつく。
そこに来店したプロデューサー、メナヘム・ゴーランに自分を売り込みオーディションで特技を披露、
それがこちら^^
これにより、アクション映画のニューヒーローとして売りだされることになります。
じつは同時期、シュワ氏の『プレデター』(87)でスーツアクターを担当していました。
※こちらは最終的に降板しています
ともあれゴーランに気に入られたヴァン・ダムは『ブラッド・スポーツ』(87)で、本格的な映画俳優デビューを果たします。
『サイボーグ』(89)や『キックボクサー』(89)、『ブルージーン・コップ』(90)、『ダブル・インパクト』(91)などはフレッシュな魅力全開で、「一部の」アクション映画ファンに好評を得ました。
その決定打が、ドルフ・ラングレンと共演した『ユニバーサル・ソルジャー』(92)でしょう。
肉体派×SFは相性がいいし、なにより監督は、のちにヒットメーカーとなるローランド・エメリッヒなのですから。
以降、ジョン・ウーが手がけた『ハード・ターゲット』(93)やピーター・ハイアムズによる『タイムコップ』(94)、
人気ゲームを映画化、ガイル大佐を好演した『ストリートファイター』(94)、
リンゴ・ラムが監督を担当、一人二役を熱演する『マキシマム・リスク』(96)などなど、話題性に富んだ出演作がつづく。
も、このあたりで息切れしていく…のは、ほかの肉体派と同様、CGの隆盛に乗り切れなかったところはあるのでしょうね。
2008年―そのあたりを自虐的に演じた『その男ヴァン・ダム』は、笑えるのだけれど同時に切なくもなる必見作です。
それでもヴァン・ダムは愚直にわが道を歩みつづけます。
『エクスペンダブルズ2』(2012)はともかく、
『キックボクサー リジェネレーション』(2016)、『ザ・ラスト・マーセナリー』(2021)をきちんと観ているひとは少ないでしょうが・・・!
意外なのは、『ミニオンズ フィーバー』(2022)などの声優業が好評なこと。
自分も「お、いいじゃん!」と思いましたもの。
キャリア初期のころから脚本を兼任することもあったのだから、そろそろアクション映画の監督さんをやったらよいのではないかしらん^^
次回の列伝は、ジャン=ポール・ベルモンドさんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『黙る日。』
ベルギー出身。
プロ格闘家による俳優業への挑戦、
うまくいったケースは、赤井英和・渡嘉敷勝男・ガッツ石松、船木誠勝あたりでしょうか。
朝倉未来くん?
まぁゲームの声優としてはアレといわれてますし(^^;)(^^;)
海外に視点を広げると、ランディ・クートゥアとかドウェイン・ジョンソンあたりかな。
日本人は軽量級が多いから「ヤクザ以外」を演じることは可能、しかし海外の格闘家はヘビー級メインゆえ役柄が絞られる難点があって。
ヴァン・ダムも格闘家出身、全欧プロ空手選手権のミドル級チャンピオンに輝いたことだってあるのですからー!!
とはいえ。
映画以上に、格闘技の戦績以上に有名なのは、やはりこのCMでしょう。
最後まで観てね、しかしすごいな。。。
<経歴>
ベースは10代前半から始めた松濤館流空手、もちろん黒帯。
アクション俳優としてのチャンスを掴むため単身、香港へ。
しかし役に恵まれず数年後にハリウッドへ。
チャック・ノリスの映画でスタントマンを担当したのがきっかけで、ノリスの妻が経営するレストランのウェイター兼用心棒の職にありつく。
そこに来店したプロデューサー、メナヘム・ゴーランに自分を売り込みオーディションで特技を披露、
それがこちら^^
これにより、アクション映画のニューヒーローとして売りだされることになります。
じつは同時期、シュワ氏の『プレデター』(87)でスーツアクターを担当していました。
※こちらは最終的に降板しています
ともあれゴーランに気に入られたヴァン・ダムは『ブラッド・スポーツ』(87)で、本格的な映画俳優デビューを果たします。
『サイボーグ』(89)や『キックボクサー』(89)、『ブルージーン・コップ』(90)、『ダブル・インパクト』(91)などはフレッシュな魅力全開で、「一部の」アクション映画ファンに好評を得ました。
その決定打が、ドルフ・ラングレンと共演した『ユニバーサル・ソルジャー』(92)でしょう。
肉体派×SFは相性がいいし、なにより監督は、のちにヒットメーカーとなるローランド・エメリッヒなのですから。
以降、ジョン・ウーが手がけた『ハード・ターゲット』(93)やピーター・ハイアムズによる『タイムコップ』(94)、
人気ゲームを映画化、ガイル大佐を好演した『ストリートファイター』(94)、
リンゴ・ラムが監督を担当、一人二役を熱演する『マキシマム・リスク』(96)などなど、話題性に富んだ出演作がつづく。
も、このあたりで息切れしていく…のは、ほかの肉体派と同様、CGの隆盛に乗り切れなかったところはあるのでしょうね。
2008年―そのあたりを自虐的に演じた『その男ヴァン・ダム』は、笑えるのだけれど同時に切なくもなる必見作です。
それでもヴァン・ダムは愚直にわが道を歩みつづけます。
『エクスペンダブルズ2』(2012)はともかく、
『キックボクサー リジェネレーション』(2016)、『ザ・ラスト・マーセナリー』(2021)をきちんと観ているひとは少ないでしょうが・・・!
意外なのは、『ミニオンズ フィーバー』(2022)などの声優業が好評なこと。
自分も「お、いいじゃん!」と思いましたもの。
キャリア初期のころから脚本を兼任することもあったのだから、そろそろアクション映画の監督さんをやったらよいのではないかしらん^^
次回の列伝は、ジャン=ポール・ベルモンドさんから。
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明日のコラムは・・・
『黙る日。』