Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(509)

2024-08-15 00:10:00 | コラム
まら「そん」→「そん」ぐふぉー

「song for」とは、「〇〇に向けて歌う、〇〇への曲」みたいな意味。
「for」のあとに名称がくるわけですね。

すぐに想起するのは「あゆ」のヒット曲、
あとは『母に捧げるバラード』とか、
自分の世代ならチェッカーズの、曲はともかく映画は酷かった(^^;)『チェッカーズSONG FOR U.S.A.』(86)とか?

なんとなく想像するのは、結婚式での歌唱みたいな、そういう感じのものかな。


現時点では、誰かが自分にだけ向けて歌ってくれたみたいな、そんなシチュエーションはないけれど、どうなんだろう感動するのかな。照れくさいのかな。


『コーダ あいのうた』(2021)

耳の聞こえないひとたちは、音楽に触れたとき・あるいは触れられないとき、どんな反応を示すのか―その描写がとても繊細で、健常者にもそのつらさが伝わってくる創りになっていて、なるほど、そのあたりが高評価につながったのだろうなと。



『陽のあたる教室』(95)

リチャード・ドレイファス主演、音楽教師の一代記。


ここで描かれる関係性もまた、健常者と聴覚障害者なのだった。
レノンの『ビューティフル・ボーイ』を歌う場面、とてもよいですよ^^



『モダン・タイムス』(36)

チャップリンが頑なに拒否していたトーキー化、それを選択してまで描きたかったこととは?

この映画における「song for」は、誰に向けているのか。

もちろん、観客全員です。
チャップリンは、いつだってそうなのですから。

彼が歌唱する『ティティナ』、ノーカットでどうぞ!!



あすのしりとりは・・・
そんぐ「ふぉー」→「ふぉー」る。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(510)』
コメント
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